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皆さんこんにちは。
ベルさんの話を聞いて、オークの樹皮だけでなく、グリル・ベリーやソリック・ベリーまで怪しい感じがしてきちゃった伊達あずさです。
パイの材料となるらしいソリック・ベリーはまだしも、怪しげな薬になるグリル・ベリーはそこそこ怪しそうです。
でもやっぱり、人の皮を剥ぐという犯人の性質を考慮すれば、オークの樹皮が一番怪しい・・・というか、物語的にこれであってほしい。
では、ベルさんから譲っていただいたグリル・ベリーに似た匂いがする3つの候補を持って、ローズさんのところへ向かいましょう。
向かう・・・といっても、ベルさんの直ぐ近くに居たのですけどね。
ローズ・ブーケ「あら、また来たの?こんな変な質問をお客さんにするのは初めてだけど。私に臭いを嗅いで欲しい物を持ってきたの?」
あずさ「ええ、持ってきたわ。彼が3種類のサンプルをくれた」
ローズ・ブーケ「いいわよ、じゃあ見てみましょう。貸してちょうだい。フーン、ああ。どうしてグリル・ベリーみたいな臭いだと思ってたのを、今思い出したわ。あの男の臭いはグリル・ベリーじゃなかったのよ。守衛に笑われたのも当然ね。まあいいわ。次を」
どうやらグリル・ベリーではなかったみたいです。そりゃ、グリル・ベリーみたいな匂いといいつつ、実はグリル・ベリーでした!なんて物語的には拍子抜けですからね。当然です。
ローズ・ブーケ「んー、ソリック・ベリーね。マンブルベリー・パイでしょう?でもこの臭いじゃないわ。良かった、パイの匂いを嗅ぐたびに殺人事件を思い出すなんて嫌よ。次を」
ソリック・ベリーでもなかったみたいです。
ここまでは予想通りの展開ですね。オークの樹皮が最後っていうところもいい感じの追い風になっていますよ。
ローズ・ブーケ「ふーん、これだわ。この・・・木の皮・・・みたいなの?でも私が嗅いだ臭いは、もっと強かったわ。臭いは同じだけど、これは弱いわね。そういう臭いがするとしたら、どうしてだと思う?」
あずさ「これはオークの樹皮ね。皮をなめすのに使われるタンニンの原料よ」
ローズ・ブーケ「じゃあ皮を扱ってる人っていうこと?変なの。まあ、力になれたなら嬉しいわ。これで用は済んだでしょう。もう行って頂戴。それとも・・・ううん。何でもない」
これでオークの樹皮でもないなんて結果だったらどうしようかと思ったけど、そこまでトリッキーな話ではなかったみたいで一安心です。
じゃあ次はベルさんから教えてもらったレジークさんのお店に行ってみましょうか。
幸い、エリアマップに「皮なめし職人の店」なるマーカーがあるのです。レジークさんのお店に間違いないでしょう。
しかも、先ほどまでいた場所の直ぐ近くです。かなりの夜分だけど・・・大丈夫かな?
レジーク・ハイズマン「済みません、今、店を閉めてるんです。商品を仕入れたら、また来て下さい」
文脈的に見て、営業時間外だから閉めているという意味ではないみたいですね。
あずさ「この辺りの殺人事件について2、3質問してもいい?」
レジーク・ハイズマン「守衛なら、もうこの界隈を回ってますよ。何かあれば、彼らに話します。どこの誰だかも分からない人に、話なんか出来ません」
あずさ「話した方がいいわ。殺人犯はタンニンの臭いがしたそうよ」
レジーク・ハイズマン「何が言いたいんですか?よくある臭いでしょう。特に新しい鎧にはつきものです。毎日、何着も売れるんですよ。買った人が鎧を着て何をするかは、鍛冶屋の責任でもなければ、もちろん私の責任でもありませんよ。証拠って言うのがそれで全部なら、あなたもこれ以上、何も言えないでしょう。私は商人として信頼されています。もしあなたが良識も忘れて私につきまとうなら、私は守衛の力を借りるしかありませんね。帰って下さい」
確かにレジークさんのおっしゃる事は道理に適っているのですが、突然猟奇殺人犯の疑いをかけられたらもうちょっと動揺しそうなものです。この不気味なまでの冷静さはこういった嫌疑がかけられることを最初から覚悟していたかのようで、物凄く怪しい。
あずさ「ごめんなさい。もう邪魔はしないわ」
これがJRPGの世界であれば、証拠が揃わない限り・・・というか、逮捕のフラグが立たない限りは例えどれだけ犯人が怪しくとも何も出来ないものなのですが、自由度の高いBaldur’s Gateの世界であれば、疑わしいという理由だけで犯人を懲らしめる事もできちゃうのですよ。どうせ時が戻せるし、どうなるか試したいという欲にかられちゃったけど、幾ら時が戻せるからってそういった進め方は良くないと思い直すことにしました。
レジーク・ハイズマン「違うって分かったでしょう。さようなら」
レジークさんが犯人だった場合、無駄に警戒させちゃいましたね。本当はタンニンを扱う人に関する情報を得るだけのつもりだったのですが・・・これはちょっと失策だったかもしれません。
レジークさんが犯人であるという証拠を集めるべく、他の目撃者を探そうとブリッジ地区を歩いていると、またも揉めている集団と出くわしちゃいました。本当に夜のアスカトラは物騒です。
カルボス「お前は彼女にふさわしくない、この大馬鹿者!」
シャンク「いや、彼女に相応しくないのは、お前の方だ!彼女が愛しているのは私だ!」
カルボス「違う、彼女が愛してるのは俺だ!!俺なんだ!!」
バブル「あんた達・・・あんた達!頼むから私をめぐって喧嘩なんてしないでよ!」
カルボス「彼女を賭けて決闘する?素晴らしいアイデアだな!いいとも、最愛のバブルをめぐって戦おう!」
シャンク「ああ、それしかないらしいな。じゃあ始めるか?」
カルボス「いいとも、お前がそう望むなら」
シャンク「かかってこい!」
バブル「(フゥ)わかったわ。勝手にやりなさい。そうしなければならないのだったら」
物騒・・・なことに違いはないのですが、私が想像していたようなものではなかったみたいです。
でも、Baldur’s Gateの世界の場合、ただの喧嘩もほぼ確実に命のやり取りになっちゃうからなぁ・・・物騒なんですよ?実際はかなり。
ほら、物騒な結果になった・・・シャンクさんが勝ったみたいです。
シャンク「やった!忌々しいカルボスを倒したぞ!さあ、愛しいバブルよ・・・行こう!」
バブル「私の服に血を浴びせたわね、このマヌケ!もうあんたとは一緒に歩かないわ!!」
シャンク「バブル!だが・・・だが、バブルよ!だが、お前を愛している、可愛い子!戻ってきておくれ!」
そして後にはカルボスさんの遺体だけが残されました。ちなみに1ゴールドしか持ってなかったよ!
しかし、本当に殺伐とした世界ですよね。Baldur’s Gateの世界って。
そんな殺伐とした出来事を経て、2人目の目撃者ランパーさんを発見しました。
ランパー「誰だ?ランパーに話すのは誰だ?何だよ?行けよ!アイギスフィールドの手先か?俺は何も盗んじゃいないぞ」
あずさ「落ち着いて、爺さん。この辺りの殺人事件について、聞きたいだけなの」
ランパー「俺はやってない!俺じゃない!誓うよ。俺を守衛の留置所に連れて行かないでくれ!あそこはヘドが出る!」
あずさ「私は守衛じゃないわ。2、3聞きたい事があるだけなの」
ランパー「守衛じゃないんだな?よし、じゃあ話すよ。奴らは時々、俺を邪険に扱うんだ。ただ眠りたいだけなのに。何だったかな?」
あずさ「ここの殺人事件について知っている事を話して頂戴」
ランパー「ないよ。何も知らない」
あずさ「ない?知らない?守衛はそうは言ってなかったわ」
ランパー「何も知らないよ。守衛は俺達を近付けない。俺が知ってることは、守衛も全部知ってる。それだけだ。でも・・・へっへっ・・・でも・・・でも奴らが知らない事もある。奴らは知らない。奴らは見なかったけど、俺は見た。だから今は俺だけのものだ」
あずさ「何を見たの、ランパー?何を見つけた?」
ランパー「言わないよ。言って欲しいか?じゃあ買ってくれ。見つけたんだ、死体のすぐ近くで。俺の物だ。だから金を払ってくれ。払うのは・・・100ゴールドだ。ああ、100だよ」
100ゴールドですか。そりゃ私からすればはした金ですが、500ゴールドで家が買えたり、衛兵の給料100年分以上だったりするこの世界で100ゴールドって気軽に要求してよいレベルの金額ではないと思うのですが・・・でも、面倒くさいからお支払いします。
あずさ「分かったわ、さあ100ゴールドよ。一体何を見つけたというの?」
ランパー「人間の肉じゃないよ!そんな事は考えないでくれよ、だって違うから!皮なんだ。でも本当に人間の肉じゃないよ!死体は皮を剥がされて丸裸だけど、人間の皮じゃないんだ!」
お金を払ったのにレジークさんを犯人と断定するに至るような証言や証拠じゃなかった・・・
あずさ「ありがとう、ランパー。もう行くから」
ランパー「あんた、もう行くのか。その皮を持って行けよ、人間の肉じゃないからさ!それは違うね!さあ、行って踊れよ!皮を買う商人と話すんだ!」
100ゴールドで物凄く不気味な皮をもらっちゃったよ・・・
ランパーさんは皮を買う商人と話してみろっていってたけど、それってベルさんのこと?それともレジークさんのこと?
レジークさんが犯人だった場合、これ以上、警戒させたくないので、試すのであればベルさんからにしたいですね。
でもまあ・・・次回かな。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。