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皆さんこんにちは。
タクティクスオウガの世界でレベル上げをするたびに、(ゲームの中の)私が回復魔法を使えたらどれほど楽だっただろうかと考えてしまう伊達あずさです。
レベル上げの時は必ず回復役が必要ですし、実戦でレベルを上げるとなれば私を外すことはできません。つまり、私が回復役になれればレベル上げ時の操作キャラを1人減らせることになるのです。
このゲームは何もせずにただ待機するだけでも、そこそこ操作の手間がかかりますからね。レベル上げ時のような繰り返し作業の最中ともなれば、無視できない操作量となるわけです。
でも、アライメントがカオスとなってしまった今の私では回復魔法が使えるクラスになることができません。悲しいことですね。
グリムスビーで沈没船の引き上げを指揮していたロスローリアンを撃破し、更にニムラハバの森の盗賊退治にも成功した私達は、クァドリガ砦を占拠しているという海賊を退治すべくクァドリガ砦に進路をとりました。
しかし、その移動中、経路上にあったコリタニ城で謎のイベントに巻き込まれます。
あずさ「モルーバ様、お聞きしたいことが・・・」
大神官モルーバ「なんだね?」
あずさ「バンハムーバの神殿でシェリーさんが言っていた『禁呪』のことですが・・・」
大神官モルーバ「・・・儂は知らん」
あずさ「暗黒騎士団は強敵です。彼らと対峙するにはそれなりの武器が必要なんです。『禁呪』と呼ばれる呪文書が手に入ればこれほど心強いことはないでしょう。お願いです、モルーバ様。どうか、その在処をお教えください」
いい子ぶるのが得意な私っぽくない発言ですね。禁呪なんて呼ばれているぐらいですから、ろくな魔法ではない可能性が高そうなのに。
ロスローリアンの実力が不明瞭だった時であればまだしも、既にロスローリアン相手に何度も勝利している今の段階で、ロスローリアンの強さを理由に更なる力を求めようとするのは非常に危ない傾向ですね。
大神官モルーバ「何故『禁呪』と呼ばれるか、分かるか?強大過ぎるのだ・・・その威力があまりに強力なのだ。かつて、『統一戦争』の時、ブリガンテスのロデリック王が『禁呪』を使ったことがある・・・確かに敵を一掃することができた。しかし、その効果は味方までをも巻き込み、残ったのは術者だけだった」
あずさ「・・・」
大神官モルーバ「ロデリック王はためらいながらも戦況を覆すために何度も使用した。お前は知らんだろうが、昔のブリガニア平原は緑溢れる美しい高地だったのだ。今のように、年中、ブリザードが吹き荒れるようになったのは『禁呪』の影響だ。自然の摂理を曲げてしまうほど強力なのだよ、『禁呪』はな」
あずさ「・・・」
大神官モルーバ「ロデリック王が敗北したのもある意味では『禁呪』のせいだ。恐ろしい『禁呪』を用いるロデリック王に対して、民衆の心が次第に離れていったのだよ。『統一戦争』の後、ドルガルア王はそれらの呪文書を『禁呪』として神殿に封印した。儂も『禁呪』そのものがいけないとは思っていない。要は使う側の問題だ。ロデリックは使い方を誤った。君に『禁呪』を使いこなすことができるかね?」
禁呪の詳細も分からない状態で使いこなす自信がありますだなんて無責任なことは言えませんね。
あずさ「今の話を聞いていて、その自信がなくなりました」
大神官モルーバ「そうか・・・それでよい。過ぎた力は不必要だ。『禁呪』の恐ろしさを覚えている民もまだ多い。そうした者達の感情を逆なですることもないだろう」
あずさ「そうですね。『禁呪』のことは忘れます」
ゲーム的な取り逃し要素ができるのは中の人的に物凄く嫌だけど、既にシェリーさんという取り逃し要素が出ちゃってますしね。ここはゲーム内の私らしさを優先させることとしましょう。
では今度こそクァドリガ砦へ。
んん??クァドリガ砦についたというのに何も起こりません。
クァドリガ砦を占拠しているという海賊と出会えなかったため、しぶしぶ次の目的地となる死者の宮殿を目指します。
ただ、死者の宮殿へと至る道には敵対的な集団に遭遇しそうな場所が3つもあるのですよね。
まずはマドュラ氷原。
特にこれと言った会話もなく、勝利条件も遭遇戦と同様の殲滅です。
それにしても大分敵が強くなってきました。敵がドラゴンということもあるのでしょうけど、レベル50のメンバーであっても、倒すまでにそれなりの手数が必要になります。
お次はベルモルーゼ台地。
おやおや、ここにきて初登場となるモンスターがいますよ。
・・・いえ、今更だから何だって話ではあるのですけれども。
最後はボーテーゲン平原です。
ここも遭遇戦とそう変わりませんね。
しかしながら、銃・・・思った以上に強いですね。やっぱり、射程無限っていうのがかなり大きいです。
フェアリーのシーマさんと組んで高い場所に陣取れば、容易に敵を虐殺できちゃうもん。
やっと死者の宮殿に到着です。
毒使いのファルファデ「おや、こんなところであんたと出会うとはねぇ。あんたも竜言語魔法を探しに来たんだね?これは困った、困った。暗黒騎士団に頼れぬ以上、竜言語魔法まで、あんた達解放軍に渡すわけにはいかないからねぇ。とはいえ、ここであんたを殺せればこれ以上、危険なこのダンジョンに潜る必要もなくなるというもの。死者の宮殿で安らかにお眠り、坊や!」
また知らない人から殺意を抱かれてますね。そこまで恨んでいるならその理由ぐらいは教えて欲しいものです。
それにしても、普通にやっても勝てないと思ったから竜言語魔法に頼ろうとしてたんじゃないの?にもかかわらず、それを手に入れていない状況で私達と戦って大丈夫なの?
しかも、こちらが圧倒的高所というとても有利な状況なのに。
まあ、言動から察するに感情優先の道理が通用しないタイプみたいですから、仕方がないことなのかもしれませんけども。
あらら、銃で一撃でしたよ。
毒使いのファルファデ「お前なんぞに・・・この宮殿の・・・深部まで・・・たどり着けるものか・・・」
そんな感じで私の死者の宮殿ライフが開始されたわけだけど・・・本格的に死者の宮殿を満喫するのは次回からかな。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。