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皆さんこんにちは。
今は退却したヴァイスを追撃しつつ、アルモリカ城まで攻め込むチャンスだと思っている伊達あずさです。
ランスロットさん達が古都ライムに居る事もわかっているわけですから、攻城戦の際に巻き添えにしてしまうこともないし、それでなくとも主力不在のウォルスタ兵をヴァイスが愚かにも更に後方へと分けてくれたわけですから、このまま前方に集中し、一気にヴァイスの首級を上げつつ、アルモリカ城を落としてしまったらいいのですよ。安全策でいくなら、先に後方へ回ったヴァイスの別動隊を各個撃破したっていい!
アルモリカ城を落とした後、古都ライムに滞在しているランスロットさん達と連携できたら、ロンウェーは戻るべき拠点を失い、補給が途絶えてしまうでしょう。そうなれば、コルアカ城にいるバルバトスも持久戦という新たな選択肢を得ることができます。
なのに何故ここでクリザローに退却するのよ!
ヴァイスが流した虚報を知った上でランスロットさん達がタインマウスの丘に駆けつけなかったのは、呼応してアルモリカ城と古都ライムを一気に落とす目論見があったからかもしれないのに!
こんな千載一遇のチャンスをみすみす手放す気なの!?私!!
それはさておき、アロセールさんが本格的に仲間になりました。姉さんと違って、ちゃんと私の指揮下に入るということです。偉い!
私の叫びも虚しく、クリザローへの撤退はゲームシステムという強固な壁によって約束されたものとなっていました。
しかもさ、結局、退却した先のクリザローでも敵と戦うことになるんだよ?いい加減にして!
壊乱のガナッシュ「おお、ゴリアテの英雄殿のおでましだ。ヴァイスの言った通りだったな」
異名が付いてるけど・・・この人、ガルガスタン人なんじゃないの??
っていうか、ヴァイスはこっちにまで兵を分けていたの?私達が逃げ込みそうな拠点を全て押さえておきたかったのかもしれませんけど、そんなことをするぐらいなら、タインマウスの丘で三方から同時攻撃を仕掛ければよかったのですよ。ほんと、生兵法にもほどがあるな・・・しかし、私達がどうしてクリザローへ向かうと思ったのでしょうね。自分で私達をクリザローまで押し込む気だったのでしょうか。
壊乱のガナッシュ「・・・やはり、貴様はあずさの配下の者だったのか」
拉致されている騎士「・・・」
誰よ・・・ミルディンさんでもなければ、ギルダスさんでもないし・・・人相はレオナールにかなり似ているけど、このためだけに別バージョンの顔グラフィックを用意するとも思えません。やっぱ誰よ!
壊乱のガナッシュ「貴様の仲間をこの通り捕らえたぞ。残念だったな。わはははは」
あずさ「誰だ、あの騎士は?姉さんは知ってるかい?」
カチュア「見かけない顔よ。あなただって偵察に誰かを派遣した覚えはないでしょ?」
壊乱のガナッシュ「この男を向こうへ連れて行けッ」
私達の反応を見て盾にするのは止めにしたみたいです。
壊乱のガナッシュ「ここが貴様達の死に場所となるッ。ウォルスタのツラ汚しめ、覚悟しろッ!」
どうやらガナッシュさんはガルガスタン人ではないみたいですね。そうか、この変な異名ってガルガスタンの風習ってわけでもないのですね。
ちなみにガナッシュさんの異名・壊乱というのは秩序を乱すという意味らしいです。こんな物騒な異名を持つ人物に兵を預けるの嫌だな・・・
なんか色々と面倒くさくなってきちゃったので、私とディープキッス(再行動)が使えるシーマさんの2人体制で敵と戦うことにしました。
後、もう構わずリーダー狙いです。
壊乱のガナッシュ「う、裏切り者の手にかかるとは・・・む、無念だ」
しかし、ガナッシュさんは何故「壊乱」なんて異名を持つことになったのでしょうね。
確かに秩序とは関係ないのかもしれませんが、あの謎の騎士を人質として盾にしたりもしませんでしたし、そこそこちゃんとしてそうでしたけどね・・・少なくとも、ヴァイスなどよりはずっと。
拉致されていた騎士「私の名はフォルカス。ヴァレリア解放戦線の騎士だ」
カチュア「ヴァレリア解放戦線・・・あのシスティーナがいた、あの組織・・・」
騎士フォルカス「そうか、ライムでシスティーナを救ってくれたのは、君達か。現在、君達が窮地に立たされていることは各地の同志から聞いている・・・ここで会えるとは思わなかったがね」
あずさ「すまないが、僕らにはゆっくりあなたと話している時間がない。公爵の追手が近づいているんだ。一刻も早く、ライムのランスロットさん達に会わねばならないんだ」
騎士フォルカス「おいおい、どうやってライムまで行くつもりなんだい?」
普通にアルモリカ城を通って行けばいいと思うけどな・・・
騎士フォルカス「君達の兵力では、タインマウスの包囲網すら突破できないだろう?無謀なことはよしたほうがいい」
舐めすぎ!!レベル50集団のぽっぽ騎士団をあまりに舐めすぎです。
兵数の多寡が兵力の決定的差ではないということを教えてあげます!
あずさ「しかし、このままこの町で手をこまねいているわけにはいかない」
騎士フォルカス「そこで提案だ。海賊どもに捕らえられた仲間を助けるのを手伝って欲しい。やつらに奪われた我々の船を取り戻せば目的地まで君らを送ることができる。どうだい、悪い話じゃないだろう?」
ヴァレリア解放戦線の人達は、ヴァレリアを解放する前にまずは自分達が捕まらないようにしなよ・・・どんだけ捕まってるのよ。じゃあ私達は今後、ヴァレリア解放戦線解放戦線と名乗らなきゃですね。
カチュア「随分と虫のいい申し出ね」
まあ、私達が海賊を倒してヴァレリア解放戦線の船を横取りすればいいだけの話ですからね。
騎士フォルカス「しかし、君達には選択の余地がないはずだ。違うかい?」
あずさ「確かに、陸路を進むのは無理だろう。船ならなんとかなるかも・・・」
いやだから、海賊を倒して、そのままヴァレリア解放戦線の船を拿捕するって選択肢があるよね!?
何故ご丁寧に特に味方ってわけでもないヴァレリア解放戦線に海賊を倒して手に入れた船を返してあげなきゃいけないのよ!
騎士フォルカス「やつらは、この先のクァドリガ砦にいるはずだ。人数も多くない」
あずさ「わかった。協力しよう」
協力って、ヴァレリア解放戦線はどの辺に協力してくれるの!?
どう考えても、こちらの単独作戦になるよね、それ!!
騎士フォルカス「ありがとう。感謝するよ」
こちらの方が圧倒優位な立場にあるはずなのに、何故こうも不平等な協定になっちゃうのだろう・・・
カチュア「彼を信じるの?彼は、あのヴァレリア解放戦線のメンバーなのよ」
問題は信じるとか信じないとかじゃないんだけどな・・・
あずさ「今の僕らには彼の言うことを信じるしか生き残る道はないんだよ、姉さん」
カチュア「人の弱みに付け込むような話を・・・私は気に入らないわ」
姉さんがそれをいう!?
あずさ「そんな言い方はよしなよ。彼だって仲間を助けようと必死なんだ」
カチュア「だって・・・」
あずさ「姉さんはなんでも気に入らないのさ。自分の思い通りにならないことはね」
カチュア「・・・」
ちょっと言い過ぎな気もしますけど、確かにその通りなのですよね。
次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。