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皆さんこんにちは。
結局、壊れたディスプレイを直すことができなかった伊達あずさです。
突如PCディスプレイの電源が入らなくなってしまったのですよ。
どうせ捨てるのならばと分解して中を覗いてみたところ、見るからに壊れているコンデンサを発見したので、新しいものを買ってきて付け替えたというのに・・・
一応、コンデンサを付け替えたことで、電源は入るようになったのですけど、別の異常動作が顕現してしまい、結局、使い物になりませんでした。
理論的には、経年劣化で一度に2カ所の部品が壊れる確率って極めて低いと思うのですけど、思い返せばこのディスプレイ・・・電源が入らなくなる以前からスリープモードに入らなくなるなどの異常動作を長年続けていたのですよね・・・
マルチメーターでもあるなら、もう少し粘るんですけど、あいにく私はそんなものを持っていませんからね。それを買うくらいであれば、ディスプレイを新調した方が早い・・・というか、リスクが少ないと判断しました。無念です。
そんな無念を別の形で晴らすべく、タインマウスの丘へと向かいます。
あずさ「・・・へんだな、誰もいない。スウォンジーの森へ行ったのか?」
あずさ「あっ・・・お前は・・・!!」
ヴァイス「久しぶりだな、あずさ。また、会えて嬉しいぜ。無事で何よりだ。チンケな賞金稼ぎなんぞに殺されたんじゃないかと随分心配してたんだぜ」
カチュア「あなたが、どうしてここにいるの?聖騎士様は、聖騎士様はどこ?」
アロセール「ヴァイスではないか。何故、ここに?スウォンジーにいたのではないのか?」
ヴァイス「なんだ、アロセールじゃないか。お前、死んだんじゃないのか。ケッ、お前も俺達を裏切るんだな。バカな女だぜ。この戦争の勝者は決まったようなものなのに・・・」
アロセール「い、いや、違う。私はただ・・・」
アロセールとヴァイスって知り合いなんだ・・・ってことは、アロセールが率いていたのってロンウェー配下の兵だったのね・・・あれだけ機密性を擁する計略を企てておきながら、あまりにも迂闊すぎます。
あずさ「何故、ヴァイスがここにいるんだ。ランスロットさんはどこだ?」
ヴァイス「ふははは。おめでたいヤツだな。お前は騙されたんだよ。俺の流した偽情報に、こうまで簡単に引っかかってくれるとはな。俺の株も上がるってもんだ。目当てのゼノビア人はいねぇよ。今頃は古都ライムで酒でも飲んでいるんじゃねぇかな。女でも引っ掛けながらなぁ」
これまたおかしなことを・・・
よーく考えてみてくださいね?放浪中の私達の耳にまで入るよう情報をばらまいちゃったら、当然ランスロットさん達の耳にも入っちゃうよ?
ランスロットさんが最前線に駆り出されるなどして、身動きが取れない状態にあるというならまだしも、古都ライムで酒を飲んでそうなぐらい暇なのであれば、この虚報を聞いて、タインマウスの丘まで来ちゃうかもしれないでしょ。そしたら台無しだよ?
あなたは私とランスロットさんに繋がりがあることを理解していたからこそ、このような作戦を立てたのでしょ?じゃあ、この虚報を耳にしたランスロットさんが私達のために駆け付ける可能性があることだって予測できるよね??そんな穴だらけのどうしようもない作戦をよくもまあドヤ顔で披露できますね・・・
ヴァイス「逃しはしないぜ。お前達姉弟にはここで死んでもらおう」
それとさぁ・・・タインマウスの丘ってアルモリカ城の直ぐそばなのよ。
アルモリカ城が敵の手にあったときでも、ぽっぽ騎士団規模の軍勢で十分落とせましたよね?しかも、ウォルスタ軍の主力はコリタニ城にあるわけです。そこで、私達をタインマウスの丘まで誘き寄せちゃうのはリスクが高すぎません?
ヴァイス「生きていられると邪魔なんだよ。バルマムッサの生き証人は残らず殺せという公爵様の命令でなぁ」
アロセール「!!!」
だったら、アロセールも生かしておいたら駄目だったんじゃないの?
ヴァイス「アロセール、お前もだ。真相を喋られると迷惑なんでな」
そう思っていたのなら、何故アロセールに兵を預けるなんて危険な真似をしたのよ。そこまで徹底している割に、アロセールが真相を知らないふりをしていただけだったらとか考えなかったの?わけわかんないわぁ・・・
アロセール「バルマムッサに・・・ヴァイス、お前もあの時、居たのか・・・?」
ヴァイス「ああ、お前の恋人のレオナールと一緒になぁ・・・!・・・お前、何も知らなかったんだな?何も聞いていなかった、そうだろ?」
自ら真相を知る人間を増やしてどうするのよ・・・
ヴァイスは己の嗜虐心を満たすためだけに、意味もなくロンウェーが失脚するリスクを増やしていますよ。やはり無能な味方は有能の敵よりも遥かに脅威ですね。
アロセール「ああ・・・なんてことなの・・・そうまでして勝たねばならないの・・・」
不思議ですよね。これまで洞察力の欠片も無かったのに、ロンウェーが同胞殺しに手を染めた理由は直ぐに察することができちゃうのですね。物凄くアンバランスでびっくりです。
ヴァイス「知らなければよかったかぁ?でも、お前は知ってしまった。血まみれの男と一生暮らすことはお前にはできないよなぁ・・・なら、お前も死ぬんだなッ」
しかし、変な話ですよね・・・同胞を手にかけるなど汚い手をも厭わないはずのヴァイスは、自分の策で私達をタインマウスの丘まで誘き出したというのに、私に仲間を呼び出させる猶予を与えてくれるみたいです。
ヴァイス「よし、やつらを皆殺しにしろッ!情けをかける必要はないからなッ!!」
というわけで、ヴァイスとの直接対決になりました。
あずさ「ヴァイスッ、兵を引けッ!どうして僕らが戦わなきゃいけないんだッ!」
我が事ながら、この期に及んで何を言っているの!?
相手は同胞殺しの実行犯ゲスの極みヴァイスですよ?戦わなきゃならない理由しかないでしょうよ!これだけの敵意を向けられて今更何を言っているのよ。相手の言動をみても、話して分かるレベルの知能を持った人間じゃないことぐらい容易に想像つくでしょうよッ!
ヴァイス「お前は命令に逆らった裏切り者だ。ガルガスタンの犬めッ!」
ロンウェーの命令に逆らったらガルガスタンの犬になっちゃうの!?お前こそロンウェーの犬だろうが!!
あずさ「馬鹿な・・・あんな酷い仕打ちを誰が許すというんだッ!」
ヴァイス「俺が許すッ。歴史が許してくれるッ。僅かな犠牲が同胞の未来を築くんだ」
あずさ「ヴァイス・・・お前・・・」
私の見立てでは、それも全く不要な犠牲でしたけどね。
まるで、環境がヴァイスを歪ませたみたいな雰囲気にされちゃってますけど、ヴァイスのこの愚かさは環境によるものではありませんからね。これぞ正に「上智と下愚とは移らず」ってやつです。生まれつき賢い者と生まれつき愚かな者は、例えどのような教育を施そうと、どんな環境に身を置こうと、決して変わることはないのです。
もし、あなたが言うように、ウォルスタの未来のために必要な犠牲があるとすれば、下愚であるにも関わらず、運悪く地位を手に入れてしまったあなたのような人間を排除することなのかもしれません。
もう回りくどいのは止めです!
格の違いってやつを見せてやりましょう。1ターンキルどころか、開幕キルです。
ヴァイス「くそ・・・歯がたたん。ここはひとまず退却だ」
またそれか・・・もうこういう緊迫感の欠片もない演出はうんざりだよ!
ヴァイス「あずさッ、もうアシュトンへは戻れんぞッ!既に退路は断った。逃げ場はない。降伏はさせんぞッ!お前だけはこの手で殺してやるッ!」
退路は断ったって・・・負け惜しみにしても意味不明なんですけど?
それは、前線を維持して初めて意味をなす戦術でしょうよ・・・あなたが退却したことで前方に大きく逃げ場ができちゃってるんだけど!?しかも、こちらは放浪軍であって、後方にアシュトンからの補給路があるわけでもありません。
こちらの後方を断つなんて意味の無いことをさせる暇があるなら、さっきの段階で後方から攻撃させなよ!というか、生兵法で兵を分けるな!兵を分けて戦うのってあなたが思っているよりもずっと難しいんだからね!?
アロセール「ヴァイスッ、逃げるかッ!この卑怯者めッ!逃げても無駄だッ。地の果てまで追い詰めて、バルマムッサの償いをさせてやるッ!」
卑怯っていうかもう・・・あまりに愚か過ぎてロンウェーが気の毒になってきましたよ。
アロセール「あずさ・・・あなたに謝るわ・・・このまま・・・このまま私の命をあなたに預けておくわ・・・」
アロセールさんが自分の愚かさに気付ける人間なのであれば、ワンチャンあるでしょう。よって、許します!
あずさ「よし、敵の援軍が来る前に撤退する。クリザローまで退くんだ」
えーっ!退却しちゃうの!?ここは追撃一択でしょうよ!
またもや無念のうちに今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
選択肢の違いでストーリー分岐するらしいですが、
俺の時はアロセールさんは仲間にならず、
あのヴァイスが爽やかな好青年になってたような
あの狂犬みたいなヴァイスさんが爽やか好青年ですか・・・ちょっと想像できませんね。
ヴァイスはルートによっては、最初からずっと救いようのない人柄だったりしますが、俺の時は更生したのかと思えるような感じの良い人でした。
クリア後にYouTubeとかで見ても良いと思います