投稿日:
皆さんこんにちは。
なかなかレベル上げの機会に恵まれない伊達あずさです。
仲間からの切羽詰まった依頼が多すぎて、自分の時間を作らせてもらえないのですよ。
ウィザードにならないとスタート地点にすら立てていない気がするのですよね。つまり、私の感覚だとバーサーカーレベル11は-2レベルってことです。気分悪いでしょ!?
では、トルゲリアスさんとの交渉が終わった行政庁舎からなのですけど・・・ケルドーンさんとの約束の時間まではまだ時間がありそう。
行政庁舎の中にはトルゲリアスさんの他にも名のある人が数名おりますし、イモエンさんの行方に関して少し聞き込みでも行ってみましょうか。
じゃあ、手近なところから・・・コーネイルさん!
コーネイル「とっとと用件を申せ、私は忙しいのだ。貴様のような下郎に割いている時間はない」
下郎って・・・
あずさ「ここでのあなたの仕事は何?どの行政部門に勤めているの?」
コーネイル「魔術の法的管理を任されている。アスカトラの地では魔術の使用を厳しく制限しているのだが、まぁこれは当然と言ってもいいくらいだな。何しろ魔法使いというものは往々にして、危険な異端者であることが多いのだからな」
口は悪いけど、こちらが不躾な質問をしてもちゃんと答えてくれるのね。
あずさ「カウルド・ウィザードにさらわれた者について何か知らないかしら?」
コーネイル「カウルド・ウィザードに捕らえられた者の処遇は、一般市民の知ったことではない。魔法使いについては綿密な身辺調査が行われ、また多くはここを訪れるが、貴様等に知る権利はなかろう。お引き取り願おうか」
でも、イモエンさんの居場所までは教えてもらえませんでした。
雰囲気的にこれ以上粘っても無駄そうですし、他の人にしましょう。
エレミア・ジャムトーズ「あちこちたらい回しにされてもう6週間になる!ここでは、何かしてくれる者はいないのか?」
あ、エレミアさんは行政庁舎の関係者ではなかったみたい。エレミアさんは何の件でたらい回しにされているの?
エレミア・ジャムトーズ「私は何故自分の小さな農場に城並みの税金がかけられているか知りたいだけなんだ!法外だよ!城として登録されたら、それでおしまい・・・他の可能性は信じようともしない!」
なるほど、役所の手違いについて文句を言いに来たのですね。
エレミア・ジャムトーズ「ヘラルドに、私の農場を見に来てもらったんだ。彼は私の農場を城として登録した間違いを正すのは大変な仕事だと考えて・・・城を見たと言って立ち去りやがった!信じられないよ!」
そのヘラルドって方が誰かは存じませんけど、とんでもない奴ですね!
でも、この様子だと役人の間違いを修正させるのにも賄賂とか要りそう・・・頑張って下さい。次!
コルゲイグ・アックスハンド「ここにいる理由を述べよ。ロウナル将校に謁見を賜るか、それとも直接話をしたいのなら、あらかじめ予約を取る必要があるぞ。彼は貴族階級との連絡官として忙しい身なのでな」
あずさ「邪魔してごめんなさい。ちょっと見学していただけなの」
コルゲイグ・アックスハンド「それはいいが、一部のエリアには立ち入り禁止だ。これでも、ここは政府の中心なのだからな」
まあまあ親切な人でした。次!
カウンシル秘書のユウェーン「ダホーンアーチ様は市内にいらっしゃいますが・・・今はカウンシルのお仕事で席をはずされています。当面お戻りにはならないでしょう」
ダホーンアーチ様っていうのが誰かも分かりませぬ・・・次!
ケトラー・アルグリム卿「お前は商業会社の者ではないな。違うに決まっている。我々の所有する金鉱のひとつで、労働者が言う事を聞かなくなっている。カウンシルのメンバーと話をするまでここを動かんぞ」
あら、ケトラーさんもお客さんみたいですね。
しかしながら、労働者が言う事を聞かなくなったからカウンシルに助けを求めるという理屈がよく分かりませんね。それってつまり、自分が経営する会社でストライキが発生したから役所へ駆け込むみたいなものってことでしょ?それで役所が何かしてくれるのでしょうか。
ケトラー・アルグリム卿「リアタヴィンかトレードミートに旅することがあれば、友よ、コプリス家に気を付けろ。あの一族はアムンの災いの元だ、ヘルムの髭に誓ってもいい!」
そんな突然、髭に誓われてもな・・・もしかして、ストライキの主導者がそのコプリス家とかなの?よく分からないけど次!
バイランナ「ようこそ、旅人よ。何をお求めですか?」
あずさ「あなたは誰?」
バイランナ「私はアスカトラの判事、バイランナ・イアヌリンです。私に何か用でもあるのですか?」
判事さんですか。あーなるほど、エレミアさんもケトラーさんもバイランナさんに用があったのか。
あずさ「イモエンという私の友人が、町で魔法を使ったとしてカウルド・ウィザードに捕まってしまったのよ。彼女を自由にする為に何をすればいいのかしら?」
バイランナ「なるほど。しかし、そなたの友人は町の中で魔法を使ったのです。これはアムンの法律に違反する事を知っていますね?許可無く魔法を使う事は禁止されています」
いや、知らないうちにアスカトラに連れてこられていたから、そんな法律があるなんて知りませんでしたけどね。
あずさ「彼女を解放するように求める!私達はウィザードに襲われて、イモエンを誘拐された。彼女は自分がアムンにいる事さえ知らなかったのよ!」
バイランナ「法を知らなかったでは、言い訳になりません。そして、そなたがウィザードに誘拐されたというなら、強力な魔法がどれほど危険なものか分かるでしょう?カウルド・ウィザードがあなたの友人を捕まえたのならば、それは正当な理由で行ったはずです。彼女は合法的に拘禁された。憤った抗議などは役に立ちませんよ」
あずさ「だけど、イモエンはどれくらい拘禁されるの?彼女は決して邪悪なソーサラーではないわ!」
バイランナ「我々は魔法が堕落するのを経験しているのです。プロムナードであなたの友人が戦った結果、どうなったか見ましたか?あの一画がまるごと吹き飛ばされたのですよ!カウルド・ウィザードがそなたの友人を連行したのは・・・更生の為です。更生し終えるまでは解放されることはないでしょう」
かなり私とは認識が異なりますね・・・あの一画が吹き飛んだのはイレニカスやシャドウ・シーフ、そして、カウルド・ウィザード達のせいであって、イモエンさんのせいではありません。
あずさ「更生というのはどういうもの?どのくらいかかるの?」
バイランナ「それは・・・そう・・・(ハァー)そなたに嘘はつけませんね。我々は普段、彼らが捕らえた者にあまり関与していません。大半において、彼らの捕まえた魔法使用者は危険人物や精神異常者です・・・カウルド・ウィザードはそういう者から我々を守るという貴重な仕事をしてくれているのです。たとえ・・・連行したのが異常者でなかったとしても、それが魔法による大騒動の現場にいたメイジであるならば・・・その場合は、私は何も出来ません。カウルド・ウィザードは我々の指揮下にありません。我々を助けてくれますが、それは彼らが望んでしている事なのです。彼らの牢獄は、私達にさえも明らかにされておりません。それが彼らのやり方なのです。申し訳ありませんが、本当に何もしてあげられないのです。カウルド・ウィザードが手違いに気が付き、そなたの友人を解放するといいのですが」
カウルド・ウィザードって思っていた以上に良くない組織ですね。
現実世界に置き換えるなら、警察が政府や裁判所を無視して、独自の勝手な判断で行政業務にあたってるってことでしょ?それってもう、他国の軍隊が治安維持という名目で実質的な支配を行っているようなものです。
バイランナさんも色々と取り繕ってはいますけど、法の番人としてカウルド・ウィザードの存在には相当な疑問を抱いているのでしょうね。やっぱり、カウルド・ウィザードは壊滅させなきゃダメだな・・・じゃあ、次!
ラーシュ「ええ、何だね?私がとても忙しいのが分からないのか?」
あずさ「あなたは誰?」
ラーシュ「フン。お前は地元の人間ではない、それは確かだ。お前の前に居るのはアスカトラの公式な登記係で、一族の紋章や記録を管理しているのだ。さあ、行った行った」
実に実りの無い会話でした。
えっと、次が最後ですね。
ブレガ警務長官「どうかしたかな、諸君?」
あずさ「あなたは?」
ブレガ警務長官「警務長官のブレガだ、よろしくな。町の犯罪を調査する行政長官のもとで働いている。諸君には注意してもらうことが山ほどあるよ」
あずさ「アスカトラでは魔法が違法だと言われたけど・・・本当なの?」
ブレガ警務長官「カウルド・ウィザードのようにカウンシルから許可をもらうまでは、魔法の使用はできない。混乱を引き起こす要因となるからな。プロムナードの参事を見ただろう」
でもどうせ、カウルド・ウィザードとは別にカウンシルから魔法使用の許可を貰ったとしても、アムンの法の外にいるカウルド・ウィザードは勝手に捕縛しちゃうんでしょうね。大体、カウンシルはカウルド・ウィザードの活動を一切把握できていないのだから、そんなことが起こったとしても知る由もないことでしょう。つまるところ、アムン国内における魔法使用の許可を出しているのは、カウンシルなどではなく、カウルド・ウィザードってことなのです。
あずさ「プロムナードでの出来事について何か知らないかしら?」
ブレガ警務長官「カウルド・ウィザードは魔法の使用者2人を逮捕した。シャドウ・シーフも関わっていて、ウィザードの1人を攻撃した事は明らかだ。それ以外は・・・ほとんど分からない」
警務長官が効いて呆れますね・・・
きっと、カウンシルがカウルド・ウィザードに与えた魔法使用権を取り上げたとしても、カウルド・ウィザードは言う事を聞かないでしょうね。カウンシルはそのことを理解しているから、自分達のメンツをつぶさないために、カウルド・ウィザードに魔法の使用権を与えたってことにしているだけなんじゃないのかな?そうなるともうアムンはカウルド・ウィザードの国と言っても過言ではありませんよ。
結構な数の人に話を聞いてみたけど、カウルド・ウィザードが予想通りの不健全な組織だって認識が深まった以外には、アムンの実情が多少分かったぐらいでしたね。
でもまあ、時間は潰せたかな?
そろそろケルドーンさんとの待ち合わせ場所に向かっても良さそうだけど・・・とりあえず、次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。