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皆さんこんにちは。
以前からタクティクスオウガには暗くて重っ苦しいイメージを抱いていましたが、既に予想以上の重っ苦しさを感じている伊達あずさです。
まさか国産ゲームで民族浄化なんてワードを目にすることになるとは思ってもみませんでしたよ。
民族浄化といった表現や3民族の紛争、そして、ゲームが作られた年代を鑑みると、タクティクスオウガがボスニア内戦を参考にしたお話であることはほぼ間違いないでしょう。
当時はホットな時事ネタとして機能していたのかもしれませんが、それにしたって子供向けのゲームではありませんよね・・・
でも今の私は大人なので大丈夫!
・・・と、言いたいところなのですけど、今も歴史や世界情勢にはあまり詳しくないので、こういった面で大人パワーを発揮できそうな気はあまりしていません。
そうはいっても、今はネットのおかげで情報収集が容易になりましたし、多少はマシになっているのかもしれませんが、ネットって知ろうと思ったこと以外はあんまり知れませんからね。下手にゲーム内の出来事と実際の歴史を照らし合わせて考えたりするのは止めておきましょう。
では、そろそろ我が民族の指導者ロンウェー公爵を救出しにアルモリカ城へ向かいましょうか。
下愚バパール「・・・貴様ら、ゴリアテに巣食うゲリラのやつらだな。公爵を助けにきたか?おい、野郎どもッ。そのガキどもは2000ゴートの賞金首だ。捕らえた者には半分やろうッ。罠にかかった愚か者どもの首を切り離すのだッ!!いくぞッ!!」
予想通り、ロンウェー公爵を生かしたままにしておいたのは、ウォルスタの残党を誘き出す餌とするためだったみたいです。
それはそうと・・・バパールは自ら下愚バパールなどと名乗っているのでしょうか。下愚って物凄く愚かって意味ですからね。そんな人から愚か者呼ばわりされるとか、どんな皮肉でしょうか。
そんなこんなでアルモリカ城 城門前の戦いが始まりました。
ここを突破するには下愚バパールを倒す必要があるみたいです。
ギルダス「いいか、1マスの幅の川ならジャンプできるんだぞ。見てろよ」
あらら、ゲーム内にまでチュートリアルがあるのですか。今作はやけに親切ですね。
ギルダス「ただし、ジャンプ前の高さと同じか、それより低いところでなければダメだ」
カノープス「オレ達有翼人は高さや地形に関係なく移動することができるんだ」
カノープス「でも、独りで突っ込むのはダメだぜ。味方との連携プレイが大切なんだ」
でも、単独で敵を皆殺しにできちゃうくらいに強ければ、ひとりでも突っ込めちゃいますね!
ミルディン「・・・次に誰が動くのか、常に気を配り監視を怠ってはいけません」
あ、ミルディンさんが久しぶりにしゃべった。
ミルディン「・・・素早く動きたいなら、重い武器や無駄なアイテムを持たないことです」
ランスロット「対戦相手とのエレメントの組み合わせに注意するんだ」
ランスロット「相反するエレメント同士の戦い・・・風と大地、炎と水の対戦では攻撃する分にはいいが、反撃を受けた時大ダメージを受ける可能性が高い。ハイリスクを背負うことになる。それを防ぐには、攻撃地点の地形をチェックして、できるだけ有利になるポイントを選ぶことだ。忘れるなよ」
昔やったときはこういったことをあまり考えずにやっていたかもしれませんねぇ・・・
ウォーレン「ステージスタート時点ではMPが0のため、魔法を使うことができません」
ウォーレン「MPはWTがカウントされるに従い少しずつ蓄えられていきます。強力な魔法ほど消費MPが高いため、後々の状況を踏まえた上で使用タイミングを計ってください」
戦闘開始時にMPが0って、現実的に考えると物凄く変な仕様ですよね。
かといって、魔法を使用するのに詠唱が必要となると、狙ったタイミングで魔法を発動させることができなくなってしまいます。魔法の利便性を確保するために仕方なくMP0スタートという形をとったのかもしれません。
ランスロットさん達の行動が終わると、敵が動き始めました。
私達って・・・結構、遅いのね・・・
下愚バパール「ロンウェー処刑の噂に釣られてのこのこやってくるとは愚かな。貴様らゲリラの生き残りを葬るために我々が流した偽情報とも気付かねぇとはなぁ。クックック」
そう言われる前からちゃんと気付いていたのに、気付いていない扱いにされるのは心外です!
民族浄化なんて物騒なことを言っているガルガスタンが、浄化対象となる民族の指導者を処刑しない理由なんてそれくらいしか思いつきませんからね。即刻処刑しなかった時点で殆どの人が気付くよ!
というか・・・実はとっくに処刑しちゃっているのに、生きているとデマを流しているだけなんじゃないの?だって、本当に生かしたままにしておく意味なんてないもん。
ようやく私の番になったけど、ランスロットさん達は勝手に行動しちゃってるし、私の出る幕など存在するのでしょうか。
とりあえず、ランスロットさんの後に移動したら、埋もれた財宝を発見しちゃった。
そうか・・・タクティクスオウガの世界にも埋もれた財宝があったのでしたっけね。伝説のオウガバトルの時はちゃんと覚えていたのですけど、タクティクスオウガの方はそういったシステム周りのことも結構忘れちゃってますね。こちらは遠い昔にやったっきりでしたからねぇ・・・
とりあえず、ランスロットさんの影に隠れて石でも投げておきましょう。
ランスロットさん達はどんどん敵を倒していっちゃうし、姉さんもヴァイスさんも勝手に行動するから物凄く暇です。
下愚バパール「貴様ら・・・この島のモンじゃねぇな!ローディスのヤツラか!?」
惜しい!正解はゼノビアのヤツラでした。
装備が充実しているランスロットさん達と比べると、私達が敵に与えるダメージはゴミみたいなものですし、大人しく敵が落としたカードでも拾って過ごしましょうか。これを拾うと対応するステータスが恒久的に上がるのですよ。凄く良い物です。
でも、ランスロットさん達があっという間にバパールを倒してしまったため、知力のカードが1枚拾えただけでした。まだカード残ってたのに、勿体ない!
下愚バパール「ぐふっ、このオレ様がやられるとは。つ、ついてねぇな・・・」
前作と同じように、戦闘終了後ボーナスマネーが貰えました。
ランスロット「よし、このまま中へ侵入するぞ。用心してくれッ」
完全に指揮権を奪われちゃってます。
そういえば、ウォルスタ解放軍のリーダーって誰なのでしょうね。少なくとも私ではなさそう・・・
カノープス「あずさ達は、あまり無理をするな。オレ達の後にいればいいッ!」
まぁ・・・まったくの足手まといですしね。
こうして、ランスロットさん達の後に隠れながらの城内戦に突入するわけですが、続きは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
下愚バパールって、自称なんだろうか?
他人が言ったら怒られそうなものだし
初対面で人となり分かるのも凄いけど
この異名って完全にただの悪口ですよね。これが自称だとすると、本当に下愚なのか、それともある種の戒めのつもりなのか・・・
でも、戒めで自ら下愚を名乗るようなキャラにも見えませんけどね。