消えたシジル一座:Baldur’s Gate 2#71

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
盾を持った状態でも片手用の遠距離武器が使えるのに、何故二刀流の時は片手用の遠距離武器すら使用できなくなってしまうのか、納得のいく説明を求む伊達あずさです。

二刀流の場合、片手近接武器としても使用できるはずのスローイングアックスすら装備できなくなってしまうのですから困ったものですよ。
つまり何が言いたいのかと言うと・・・レベルが上がっても歌の威力が上がらない上、紙装甲で遠距離攻撃すらできない(魔法は使えるけど)エルダリスさんはダメってこと!

消えたシジル一座:Baldur's Gate 2#71_挿絵1
でもって、今度こそファイブ・フラゴン亭にたどり着けましたよ!

エルダリス「ああ、劇場だ!この宿の地下にあるんだよ・・・さあ、入ろう。ミス・ラエリスは私達からの贈り物を見て大喜びするに違いない」

その贈り物っていう表現は比喩なの?それとも、あのジェムがやっぱり自分達のものではなかったという自白?

消えたシジル一座:Baldur's Gate 2#71_挿絵2
地下の劇場へ・・・

ラエリス・シャイ「旅芸人も戻ってきたわ!あずさよ、有り難う。あなたはこの暗い家に喜びを運んできてくれたわ。エルダリス、ジェムを持っているかい?」

エルダリス「持ってきました、ミス・ラエリス、これ以上めでたい事があるでしょうか?」

ラエリス・シャイ「そう、メクラスの報酬ね!それは依然として私達の救い主であるでしょう。では、あずさ、私のバードを助けてくれたお礼が300ゴールド、ジェムを取り戻してくれたお礼に700ゴールドあげるわ。エルダリス、コンジットを呼び出す間に私達が何をしていたか話しておやり」

エルダリス「はい、ミス・ラエリス。ああ・・・どうしても、カラス達と話さなければならない事があるのです。あの宝石が舞台にはふさわしくない安物と思わせてしまったのでしたら、お許し下さい。本当は遥かに価値のある物なのです。そのプレイナー・ジュエルは・・・アストラル・プレーンと、今私達のいるプライム・マテリアル・プレーンとを結びつける物なのですから。あなた達プライムでもその存在を感じ取れる人は少ないだろうが、メクラスにはその力があったので、私は彼に捕らえられてしまったのだ。幸運な事に、彼があれを処分しないうちに、あなたが助けて出してくれたんだ」

結構、話が矛盾していると思うのですよね。
まず、エルダリスさんがいう”処分”という表現についてですが・・・ラエリスさんの言い分だと、プレイナー・ジュエルはエルダリスさんからメクラスさんが欲しくて盗んだものなわけですから、当然、ぽいと捨てるという意味ではないのでしょう。

じゃあ、その処分というのが売るという意味だったとしましょう。
メクラスさんは確かに偏屈そうではあったけど、如何にも研究熱心そうなメイジで、そんな金銭欲がありそうなタイプには見えませんでしたけどねぇ・・・そもそも、プレイナー・ジュエルの価値を理解できる人は少ないわけですから、売るにしても凄く苦労しそうです。メクラスさんはプレイナー・ジュエルの価値を理解できる数少ない人間なわけですから、そのことにだって当然気付いているはずだと思うのですけどね。

では、処分という表現とはかけ離れちゃうけど、プレイナー・ジュエルの価値を知ることのできるメクラスさんが、それを研究目的で使用したいがためにエルダリスさんから盗んだとしましょう。
でも、メクラスさんってエルダリスさんを解放した後、特にプレイナー・ジュエルのことを気にするでもなく、どこかに行ってしまいましたよね。もし、メクラスさんがエルダリスさんからプレイナー・ジュエルを盗んだのであれば、エルダリスさんがメクラスさんの家に侵入してきた目的はプレイナー・ジュエルの奪還だと当然気付くはず。なのに、エルダリスさんを解放してすぐ、プレイナー・ジュエルを家に放置したままどこかに行ったりします?当然、再度盗まれる可能性を危惧して然るべきですよね。

以上のように、どうにもエルダリスさんの話は辻褄が合わないのです。

あずさ「ラエリスは何を集めているの?」

エルダリス「新しいコンジットだ」

あずさ「何だって?」

エルダリス「実は、今度の事は全て、我々がまだシジルにいた頃に創った、非常に不運な風刺劇が発端になっている」

あずさ「何がどう不運だったの?」

エルダリス「『恐怖のコメディ』と呼ばれていた事、脚本家が匿名で書いたという事実だけで、充分なヒントになったはずだ。プレイナーの生物二体の肉欲にまみれた浅ましい物語が、どれほど真実を含むのかは我々も知らない。数時間のうちに劇場は廃墟と化し、逃げ続ける我々の首に賞金がかけられたのだ。シジルの支配者、レディ・オブ・ペインの悪戯だろうか、我々はここに送られて来たのだ。アムンと呼ばれるこの地に」

い、言っている意味が全然理解できない・・・
エルダリスさんはその風刺劇を何処で演じ、一体誰の怒りを買って賞金を懸けられたのでしょうか。ちょっと話を省略し過ぎですよ。

あずさ「だけど、あなたの首には未だに賞金が懸けられているのでしょう?」

エルダリス「誰もファクトル・オブ・ザ・フェイテッドのデューク・ローワン・ダークウッドを皮肉ったりはせず、無事に人生を生きたいと願っている・・・こうして話している間にも、卑劣なキャンビオンが我々を探し続け、どうやらプライム・マテリアルまで追ってきた様だ。まだ攻撃を仕掛けてはこないが。事の発端は、あなたがメクラスの瓦礫の山から拾い上げたプレイナー・ストーンにある」

ファクトル・オブ・ザ・フェイテッドとかデューク・ローワン・ダークウッドとか知らない名前ばかり!!後、キャンビオンって何!?
それとさ・・・さっきはプレイナー・”ジュエル”って言ってませんでした?いつの間にプレイナー・ストーンになったのよ。
相変わらず、話はちっとも分かりませんけど、風刺劇を演じて賞金を懸けられたのが、シジルにいた頃だったという事だけは理解できたよ。

エルダリスさん達がシジル(多分、アストラル・プレーンにあるのでしょうねぇ・・・)でお尋ね者になって、プライム・マテリアル・プレーンのアムンまで逃げのびて来たって事は分かったけど、それとプレイナー・ストーンだかプレイナー・ジュエルだかは何の関係があるのさ・・・もう話が全然理解できないよ!

あずさ「あの時にあなた達を助けたように、もう一度助けよう。どうすればいいか教えて」

エルダリスさん達がプレイナー・ストーン(ジュエル)を使って何をしようとしているのかは分からないけど、とにかく助けてはあげるから、何をして欲しいのかだけいって!あまり長い時間、ケルドーンさんを待たせておきたくないのです。

ラエリス・シャイ「エルダリス、皆の者、集まりなさい。石で召喚を行う準備が整ったわ。コンジットが開いた時に、そこから何かが出てくるはずよ。私達もモンスターを食い止める努力はするけど、それと同時に、どの道を通るのが一番安全か考えなくてはならない。あずさ、あなたも一緒だとありがたいわ。ここにいてくれる?」

ラエリスさん達が何をしようとしているのか全然分からないため、善悪の判定が付けられず、物凄く気乗りしないけど・・・

あずさ「出来る限りあの生き物を近づけないでおこう。正しいトンネルを見つけたら教えて」

エルダリス「用意が出来たらすぐにでも、ミス・ラエリス」

消えたシジル一座:Baldur's Gate 2#71_挿絵3
何をやっているのか全く理解できていないけど、ラエリスさんが開いたゲート(コンジット??)から、良くないもの達が現れたみたいです。
ゲートを通ってきたのはクアシト×2、レッサー・ファイアー・エレメンタル、シャドーフィーンドの計4体で、レッサー・ファイアー・エレメンタルとシャドーフィーンドにはフレイル・オブ・エイジスじゃないと(多分、+3以上の魔化武器が必要なのでしょう)ダメージが与えられないみたい。

消えたシジル一座:Baldur's Gate 2#71_挿絵4
私がシャドーフィーンドにフレイル・オブ・エイジスをお見舞いしていると、謎の集団が何処からともなく現れました。

バウンティ・ハンター「やあ、ラエリス。こんな狂った行いを俺に止めさせてもらえるかな?」

そういうと、バウンティ・ハンター達は私が戦っている途中だったシャドーフィーンドを勝手に倒してしまいました。もちろん経験値は貰えない・・・

ラエリス・シャイ「あんたは何者で、あたし達に何の用だい?」

バウンティ・ハンター「いやぁ、シジルにいる、あんたの旧友に雇われてるってだけさ。デューク・・・名前は何だった?ダークウッド?そうそう、ダークウッド公爵だったな?まったく、あの劇はやるべきではなかったな・・・」

ラエリス・シャイ「私達は騙されたんだよ。あの話が作り物だと思って演じていた。劇作家はそうじゃないとは一言も言わなかったよ」

バウンティ・ハンター「ああそうだ。評判の悪い無名の劇作家。とにかくそいつが誰だったか、誰も知らない」

ラエリス・シャイ「私達も分からなかったわ・・・彼と会ったのは路地だったし、マスクをつけていたからね。それは関係ないとして・・・おいで、私のバード。予測を立てる時間だよ」

バウンティ・ハンター「他の連中はなんだ?お前は誰だ、人間よ?まさかラエリスを助けるために雇われたんじゃあるまいな?」

てっきり、このバウンティ・ハンター達はラエリスさんの旧友がラエリスさんを助けるために差し向けた人達なのかと思っていたけど・・・まさか、ラエリスさん達を捕らえるためにやってきた人達だったの?
シャドーフィーンドを倒してくれたし、その後も普通に話していたから味方だと思っていたのに・・・

あずさ「この人達が欲しいのなら、私を倒さねばならない」

バウンティ・ハンター「馬鹿者!お前を連れて行く気はない。こいつらの魂は既に頂いた。始めろ!」

消えたシジル一座:Baldur's Gate 2#71_挿絵5
戦闘になるかと思ったのに・・・バウンティ・ハンター達は私達を完全に無視して、ラエリスさん達だけを連れ去ってしまいました。

でも、ラエリスさん達が開いたゲートは開きっぱなし・・・え?まさか後を追えと?
まぁ・・・今日はここまでです。

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