盛者必衰の理:Baldur’s Gate 2#70

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
未だにラエリスさんやエルダリスさんのことがいまひとつ信用できない伊達あずさです。

と、いうのもですね・・・

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵1
エルダリスさんのアライメントって”カオティックニュートラル”なのですよね。
法を何とも思っていないカオティック属性のうえ、決して根っこの部分もグッドというわけではないのです。

カオティックイービルのコーガンさんよりはマシだと思われるかもしれませんが、個人的にはニュートラルの方がまずいと思うのですよね。だって、ニュートラルってことは善悪の分別がないってことですよね。それはつまり自己の欲望により忠実ってことで、そのうえ約束事を何とも思わないカオティック属性なわけですから・・・嘘吐きが物凄く多そうなアライメントってことです!
むしろ、常に期待通りの悪いことしか言わないコーガンさんの方が分かりやすい分、信用できるってもんですよ。

以上の理由とこれまでの状況から、いまひとつエルダリスさん達の事が信用できないわけですけど、問題のメクラスさんとは衝突せずに済んだわけですから、部外者の私がこれ以上追及する必要もないでしょう。

そうだ、折角ですからこのままエルダリスさんの能力もチェックしてみましょうか。

エルダリスさんのクラスはブレード・・・これはバードの一派で、二刀流スタイルを得意とし(マスターまで振れる)、オフェンシブ・スピン、ディフェンシブ・スピンという2つの技を使用することができるらしいです。ただその代償として、伝承知識とピックポケット(スリ)が半分となり、レベルアップしてもバードの歌の能力が上がらないのだとか。
バード自体かなり中途半端なクラスだっていうのに、唯一の特技である歌の能力まで上がらないとか、中途半端に磨きをかけるようなデメリットです。しかも、バードはファイタークラスである剣聖のようにHPが多いわけでもなければ、重い鎧もローブも着れないわけですから、いくら二刀流が得意だからって前衛にするわけにはいきません。ブレードというのは得るものが少なく、失うものが大きいクラスですね・・・

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵2盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵3
また、エルダリスさんはエントロピーとカオス・ブレードという2つの専用武器(+2相当のショートソード)を持っています。
エントロピーの方は追加で3ポイントの毒ダメージを与えるというだけの対して珍しくもない能力ですが、カオス・ブレードの方は敵のDEXを減らすというそこそこユニークな能力を有しています。
ただ・・・上記の理由からエルダリスさんをおいそれと剣の届く範囲まで送り出す事はできないため、完全に宝の持ち腐れです。
個人的にはバードって結構好きなのですけどね・・・

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵4
ではとりあえず・・・ケルドーンさんには申し訳ないですけど、一旦、ラエリスさんのところに戻らせてもらおうと思います。
そうしないとエルダリスさんと別れることもできませんからね。

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵5
シジル一座がいるファイブ・フラゴン亭へと向かう途中、町中にもかかわらず、追いはぎなどという如何にも過ぎる名前(?)の人から声を掛けられてしまいました。

追いはぎ「おい・・・お前!金を出せ。さもないと後悔するぞ・・・分かったか?」

こんな完全武装の6人組相手によくやりますね。余程腕に自信があるのか、或いはろくに状況判断もできない愚かな人なのか。

あずさ「どうやらあなたは私を狙っているようだけど、相手が悪いわ・・・後悔することになるわよ」

追いはぎ「何だと?なるほど・・・じゃあ、試してみようか・・・?」

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵6
あ!音も無く追いはぎ仲間が現れました。なるほど・・・どうやら思ったほどには愚かじゃなかったみたいです。

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵7
でもまあ、思っていた程ではなかったというだけであって、愚かな人達であったことに違いはないのですけどね。
それにしても、町中で追いはぎの集団に出くわすとは、この町の守衛達は一体何をやっているのやら。いや・・・Baldur’s Gateの世界に現代日本基準の安全レベルを求めるのは欲張りすぎかもしれませんね。

盛者必衰の理:Baldur's Gate 2#70_挿絵8
更にブリッジ地区を歩いていると今度は謎の密談現場に出くわしてしまいました。

サリア「こんなにいい話もないはずだよ、考えてもみてごらんよ!」

シャドウ・シーフ「確かに、あんたの話を鵜呑みにすれば、悪い話じゃねぇ。ただ、そちらについた奴がもう、何人も・・・」

サリア「根も葉もない噂だよ。あたしは真実を伝えてるだけさ。あたし達を信じずに残った輩がどうなっちまったか、知ってるだろう?」

シャドウ・シーフ「ほれ見ろ、結局俺達を脅すんじゃねぇか。もっとも、うちのギルドもその点では大して変わらねぇけどな・・・一体どうすりゃいいんだ!」

サリア「答えは明白だよ、いつまで迷ってるんだい」

シャドウ・シーフ「かもしれないが、俺は・・・!待て、聞かれちまったようだ。見つかる前にここを離れろ!この不届き者は俺達で始末する」

他人に聞かれたくない話をこんな道のど真ん中でしないでよ!!
密談していた2名のシャドウ・シーフが襲い掛かってきましたが、やられ役がすっかり板についてきてしまったシャドウ・シーフ達を退けるぐらいわけありません。

それはそうと、多分今の密談ってシャドウ・シーフからの引き抜きか何かですよね。
倒した2人のシャドウ・シーフの態度を見る限り、シャドウ・シーフの結束力は大分衰えているみたいです。随分多方面といざこざを起こしているみたいですけど、実力が伴わない悪の組織ほど滑稽なものはありませんね。

・・・というか、悪の組織なんですよね?シャドウ・シーフなんて名前の慈善団体なんてことはないのですよね?
前作でシャドー・シーフが暗殺をいとわないような組織だという話は聞いていますけど、シャドウ・シーフがどういった組織なのかはまだよく知らないのですよね。まあ、それは冗談だとしても、まだシャドウ・シーフの実態が分からないので、悪の組織と決めつけてしまうのは早計かもしれません。

それはそうと、襲い掛かってきたシャドウ・シーフのひとりがメモを持っていました。

メモ
シャドウ・シーフの力は日に日に弱まりつつあり、味方であるはずの闇にすら仲間を奪われる始末である。ギルドに取り分を納めたところで、一部の者の私腹を肥やすだけなのではないのか?我等に与し、己の技に見合った報酬を手にするのだ。夜更けに落ち合うとしよう。場所は承知のことと思う。

やはり先ほどの密談は敵対組織からの引き抜きで間違いなさそうです。
シャドウ・シーフが力(恐怖)によって組織をまとめているのだとすれば、より強い力を持つ組織からのこういった内部工作には脆そう。

まったく、町中を普通に歩いているだけだというのに色々ありすぎです!
結局、ファイブ・フラゴン亭にすらたどり着かぬまま、今日はここまでなのです。

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