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皆さんこんにちは。
大胆にもこの段階で終わり予想をしてみる伊達あずさです。
忍者龍剣伝は7話ぐらいで終われるんじゃないかなぁ・・・
そんな無謀な予想を立てつつも、邪神像を取り返した私は、妙な胸騒ぎを覚え、スミスさんの家へと急いで引き返しました。
「スミスさん!」
「あずさ・・・光の邪神像が・・・奪われた・・・」
「光の?」
「儂とジョウは・・・像を一体ずつ・・・持っていたのだ・・・もし・・・どちらかが倒れても・・・像が一つにならぬよう・・・邪神は七百年の眠りから・・・目覚めようとしている・・・何としても・・・止めねばならん・・・取り返すのだ・・・言い伝えの・・・龍の忍者となっ・・・て・・・」
「スミスさん、スミスさーん!」
「・・・」
「我々と一緒にきてもらおうか・・・」
第四章 罠
「ようこそ、アズサ・ダテ。驚かせて悪かった。
「我々はCIAの特別機関の者だ。私の名はフォスター」
「・・・」
「早速だが・・・」
「待て。一つ聞かせてもらおう。何故スミスさんを殺した?」
「彼を殺したのは我々ではない。そのことについても話そう。まあ、聞きたまえ」
「アマゾンの奥地で古代の遺跡が見つかった。二千年も前に建てられた神殿らしい。発見者のスミス博士は、しばらく遺跡を調査していたが、急に遺跡を閉鎖すると言い出してね。それ以来、誰も遺跡には近付かなかった」
「ところが、これをある男が占拠したのだ。彼の名はガルディア・ダ・ミュー。自ら邪鬼王と名乗っている。我々の調査によると、あの神殿は神を祭るものではなく、古代に存在した邪神を封印するためのものらしい」
「そして、その封印を解くための鍵が、君の持っている邪神像であることを突き止めた。スミス博士はそのことを知っていたのだろう。しかし、そのために、彼は邪鬼王の手の者に殺された」
「・・・」
「黒い月が輝く時、光と影は崩れ、闇の王が蘇る・・・神殿に残された最後の言葉だ。邪神を蘇らせれば、恐るべき力を手にできる。この世を支配することもね」
「よく、調べたな」
「酒場で君を撃った女は我々が送り込んだスパイだよ。やつらは君を狙っている。これを利用して奴らの本拠に乗り込み、邪神像を奪ってくれ。もちろん、タダとは言わん。それなりの報酬を約束しよう」
「いやだ、と、言ったら?」
「君はそれほど愚かではないはずだ。違うかね?」
まあ、邪神が復活してしまったら、世界を好き勝手されてしまうわけですから、他人事にはできませんしね。
しかしながら、何故邪鬼王とかいう人は復活させた邪神の力を自分の好き勝手にできると思い込んでいるのでしょうか。邪神が復活したら真っ先に邪鬼王を殺しそうなものですけどね。そんなところに恩義を感じたりしないからこその邪神なのでは?
っていうか、邪神は光と影両方の邪神像が揃わないと復活させられないんじゃなかったの?
であれば、邪鬼王の本拠なんか突き止めずとも、今手元にある影の邪神像を破壊するなりしてしまえばいいだけなんじゃ?仮に破壊するとまずいというなら、CIAが厳重に保管するなり、コンクリート詰めにでもしてマリアナ海溝にでも投棄するなりしてしまえば済む話なんじゃないの?
別にCIAだって、邪神の復活を問題視しているだけで、邪鬼王自体はどうだっていいのでしょ?邪神の復活というリスクを負ってまで捕まえたいほどの人物ではないと思うんですけどね。
まさか、CIAは邪神像を2つ揃えて邪神を復活させようと目論んでいるのでしょうか。または復活させないまでも、何かしらの切り札として利用できると思っているとか。
ない話でもないのかもしれませんけど、既に世界最強の軍事力を有しているアメリカが世界の破滅というリスクを負ってまでやることかなぁ・・・
邪鬼王によって占拠された神殿があるというアマゾン奥地に連れてきてもらいました。
あれ、忍術パワーや忍術書の発生源がまた変わってますね。今度は蜘蛛でしょうか。本当に色々な物からパワーが得られますね。
ここから上にいけそうです。
それにしても、この梯子、凄く視認性が悪いですね。下が土っぽい色をしているから、降りて下を通っていくのが順路のように見えます。
しかし、何でこんなところを上らないといけないのか。
この鳥うっざ!しかも、こっちの体力を3つも持っていくよ。
行き止まりだけど!?
ん?
え、まさか私あそこから飛び降りたの!?
敵がファンタジックになってきましたね。
忍者もファンタジックといえばファンタジックです。
忍術パワーと忍術書の発生源が外灯に逆戻りしました。ちょっと形状は違いますけどね。
この敵もファンタジックといえばファンタジック。着ぐるみか何かなのでしょうか。軍団衣みたいな?
この鳥うざいですよね。忍者も結構ウザいです。
こういう高い橋の上みたいなところには、とりわけウザい敵が湧くというのがアクションゲームの鉄則ですからね。それはレトロゲームのみならず、現代ゲームにおいても同じことが言えます。
また上!本当に上が好きですね。
突然、辺り一面に怪しい雰囲気(BGM)が漂い始めてきました。
それにしても、いい加減上り疲れてきましたよ。なんかもう上ってばっかりなんだもん。
ここからはロウソクを壊して忍術パワーや忍術書を得ろということみたいです。
また上り!偶には下らせてよ!
そりゃまぁ、ここまで上ってきておいて、急に下るわけないですよね。そりゃ~そうですよ。
しかし、結構長いな・・・私の精神が持つでしょうか。具体的に後77秒ぐらいしかもちませんよ?
あ、無用な心配だったみたいです。
部屋で私を待ち構えていたのは、黒ミサの生け贄として捧げられた、邪鬼王のかつての飼い犬ケルベロスです。
生け贄にされた結果、悪魔の化身となりましたが、今もなお忠実な犬として邪鬼王を守護しているらしいです。
犬・鳥派の蘭丸さんがいたら厄介な事になっているところでしたよ。
ケルベロスは2体いるのですが、こっち側にしかダメージを与えられない気がします。
2体のケルベロスは不規則にぴょんぴょんと飛び跳ねながら、偶に炎を吐いてきます。
下手なジャンプでもしない限り、ケルベロスの吐く炎に当たる事はありませんが、動きの方は結構不規則なので、体当たりには気を付けなければなりません。
そこで、部屋の両端にある2つの柱を上手く利用して、ケルベロスの体当たりをかわします。ケルベロスが柱の付近で飛びかかってきた場合、優先的に柱の上に乗りますからね。しゃがんだ状態で、柱の後ろの方に控えていれば、ケルベロスをやり過ごす事ができます。そして、攻撃はできるだけ背後から!
ダメージを与えようと強引にジャンプでもしない限り、存外当たらないものです。そしてこの後、噂の邪鬼王と対面することになるわけですが・・・それはまた次回。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
どうせなら、あの城まで飛行機で運ぶか
城をミサイルかなんかで攻撃してくれれば、像も破壊できて楽なんですが
幸いにして、敵は人里離れた所に拠点を構えてくれていますし、攻撃し放題ですね。