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皆さんこんにちは。
真ん中に穴が空いているタイプの飴がどうしても好きになれない伊達あずさです。
どこがどうとは説明できないのですけど、なんか食べにくいのです!
と・・・いうわけ(?)で、今日はレッドレイヴェンの歴史をご紹介いたします。
急にいち企業の歴史になっちゃったよ!
それはそうと、110人の週給が200ゴールドってあまりにも安すぎませんか!?
だって、酒場でお酒を一杯飲むのにだって数ゴールドかかるのですよ?もっと命を大事にした方がいいよ!!
というか、そんなに安いなら私もレッドレイヴェンを雇いたいです。
では、今日も今日とて敵地と化したデアルニス・キープの二階からです。
前回見つけた部屋の奥にナリアさんの叔母さんが居るらしいので、折角だから全員呼んでみました。
デルシア・カーン女侯爵「ああ、まったく悪夢ですわ!またよ、廊下にゴミをこんなに散らかして!家全体のシラミを掃除する時間があれば、10日間は旅行ができますわ。リーダーにも後で同じ事を言うけれど、もうあなた達には怒りもしないし、何もしてあげませんわ。まったく、こんな風に家に上がり込んでくるなんて、まるで・・・どこから来たのかしら?」
う~ん・・・嫌な奴というよりも、ちょっと心配になる言動ですね。
デルシアさんは今の状況を全く理解できていないみたいです。もしかすると、デルシアさんには私達とは違うものが見えているのかもしれません。病的な意味で。
ナリア「叔母さん、お願い!助けに来たのよ!」
デルシア・カーン女侯爵「ナリア?ああ、あなた、今度は何を連れて帰ってきましたこと?そういう生物と遊んでいると、お母様のように死んでしまいますわよ」
デルシアさんって本当にデアルシア家に必要な貴族なの?
この人が高い身分の人を相手にするとき、どのように振る舞うのかみてみたいですね。
ナリア「ええ、ええ、分かってるわ。母さんが死んだ時の話は、もう何百回も聞いたわよ。もうその話は止めてくれると嬉しいんだけど」
デルシア・カーン女侯爵「何度も言いますとも。彼女もあなたと同じようにスラムを回って、下々の者達に施し物をしておりました。それで、代わりにもらってきた疫病で死んでしまったのですよ。そんなものより、自分の地位に誇りを持つようにするのです、いいですね?ああ、私の言葉は無駄ですね。でなければ、あなたもここにはいないでしょう。今度は一体、この家に何を連れてきたのです?」
確かに今が平時であれば、まともなことを言っているようにも見えるのですけど、今のこの状況を鑑みると、ちょっとした狂気ですよね。
ナリア「叔母さん!彼らを邪険にしないで!助けてもらうより、死んだ方がましだって言うの?彼らの優しさを見習わないといけないわ」
私達のことはともかく、守衛さんの自制心は見習った方がいいと思うよ。
デルシア・カーン女侯爵「ああナリア、私は1日でも多く生きたいと思うけれど、もしその1日を・・・あの階級で暮らすとしたら・・・あなたは下の者達と付き合って、自分を汚しているのですよ」
別にその考え方自体をどうこう言うつもりはないのですけど、今のこの状況でその話をするあたりが狂気なのですよ。
幼子だって、もう少し状況に応じた対応をすると思うよ?これはもう性格の善し悪しというよりも、能力(知能的な)の善し悪しのような・・・
あずさ「そういう話は別の時にして。行くわよ。早く」
デルシアさんに対して、反論するような選択肢もあったのですけど、どう考えたってこの人に何を言っても無駄でしょう。
頑固とかそういったものではなく、おそらく万の言葉を用いて彼女を諭したとしても、十の言葉すら理解できなさそうですもん。
ナリア「ん?ああ!そうね、もう・・・行かないと。私達が来た道を戻れば安全よ、叔母さん。でも私はまだ一緒に戻れないの」
デルシア・カーン女侯爵「好きになさい。汚さないようにするのですよ、ナリア、それから殺されないようにもね。私は安全な所で待っていますわ。またお話しましょう。では、行きなさい、その・・・「友達」と。デアルニス卿がまだ下で獣達に捕まっております。彼はナリアの父親ですのよ。どうやら彼らは、デアルニス卿からお金の隠し場所を聞き出そうとしているようです。まあ、彼が話すとは思えませんわ。ナリアと同じくらい優しい時もあるけれど、下々の者と付き合って自分を落とすことはありません。彼を助けてあげてちょうだい。これはあなたの任務なのでしょう?」
あれ?急にまともな事を言い出しましたね。
もしかして、デルシアさんって亡くなられたナリアさんのお母さんと物凄く仲が良かったりします?そんな仲の良い彼女が死んでしまったことで、心が壊れてしまった系だったりして・・・
これまでの状況を一切把握できていないかのような発言も、彼女を失った喪失感からくる一種の精神的自傷行動からくるものと理解すれば物凄くしっくりきます。
コーガン「はは!もし俺の任務が貴族の娘を俺のひざの上にのせて、今まで会ったことのないような女と楽しく過ごすことだったらもっといいのだが。はっはっ!!」
言っている意味はよく分かりませんが、何となく下品な事を言っているような気はする・・・
ヨシモ「そういう娘が一度だけ、どん底生活に追いやられたら、どうするネ。貧民街で最も気高い娘になるネ。うわべだけの美しさに幾らか泥が付いた方が、彼女の器量は上がるんじゃないかナ」
二人とも一体誰の話をしているの・・・
デルシアさんは二人からの言葉に答えること無く、安全な場所を目指してこの場を去りました。
ナリア「あなたの方が抑えてくれるなんて、本当に感謝してるわ。彼女はそれなりに礼儀も心得ているんだけど、彼女流のやり方を譲らないから難しいのよね。さあ、父を助けに行かなくちゃ」
確証はありませんが、自分のやり方を周りに押しつけているというより、彼女からは強い後悔のようなものを感じますね。それに、案外、根は悪くなさそうな気もします。
それはそうと・・・まさかここがデルシアさんの寝室なの!?貴族としての誇りがどうとかいっている割には部屋が質素すぎます。
でも、ナリアさんが言っていたように、部屋に隠し扉があるのですよね。この先にセラーがあれば、デルシアさんの寝室で間違いないということになるわけですが・・・それを確かめるのは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。