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皆さんこんにちは。
帝国による支配が如何ほどなのかと考え始めた伊達あずさです。
確かにゼノビアだけは酷いことになっちゃったみたいですけど、その他の国はどうなのでしょうね。
マラノは帝国に支配されていようがいまいがお構いなしに発展していましたし、ドヌーブやホーライも戦争によって多少衰えはしたのかもしれませんが、交易も順調そうでした。
経済面だけでなく、思想に関することだって結構自由そうですよ。だって、ドヌーブに建てられまくっていたサラディンさんの石像なんて、帝国からしてみたら反抗の象徴みたいなものですからね。でも、あれだけ目立つところに沢山建てられていたにも関わらず、何のお咎めも無しですよ。
そもそも、ゼノビアが衰退しちゃったのだって、帝国の支配のせいってわけではない可能性がありますからね。事実、ゼノビアが反乱軍によって解放されることをあまり好ましく思っていない人すらいたぐらいですから。
これまでに得た情報からは、帝国が圧政を敷いている様子が見られない・・・というか、占領した土地を支配することにほとんど興味を持っていないような気すらするのですよね。
確かにジャンセニア湖の時のように、住民達が領主に明確な不満を抱いていた例もありますけど、あれだって帝国が率先して悪政を行っていたというよりは、あまりにも統治に無関心すぎたせいで起こってしまった悲劇だったという見方もできます。
よって、良い領主を引いた地域は発展できるけど、悪い領主を引いてしまった地域は酷い目に遭っちゃうってだけなんじゃないのかな。
今のところ、住民達から「帝国の重税に喘いでいる」といった感じの如何にもな圧制感漂う話は聞けていません。
重税が課されていないのであれば、この放任主義を”小さな政府”の表れと捉えることもできますし、必ずしも悪とは言えない気がします。(自立心の薄いゼノビアが勝手に衰退しただけ)
そう考えると、解放した都市の住民や神父さんらが妙に呑気だったことにも途端に合点がいくのですよね。(帝国の占領下であろうが、解放されようがどっちでもいいのだけれど、帝国に戦争で負けた恨みがあるし、どっちかといえば元の方がいいぐらいの印象)
結局、私達反乱軍も「帝国に支配されていることが許せない！」という理由だけで、一方的に思想上の正義を武力を用いて押し通そうとしているだけ・・・そんな腹一つ膨れない思想よりも生活が大事な多くの住民達にとってみれば、私達も帝国と何ら変わらない存在なのかもしれません。
さほど実害もないのに、思想が異なるってだけで反乱を起こしちゃうとか、まるで宗教戦争ですね。
そう考えた場合、各地で発生しているらしい反乱の目的も大分疑わしいもの(バンドワゴンに乗っただけの無秩序な暴動)になってきちゃいますけどね・・・
多かれ少なかれ、大規模な戦いなんてものは胡散臭いものなのだと悟った風を装いながら、トロンヘイムを占領します。
住民「昨夜、帝国軍の精鋭達が北へ向かって進軍しているのを見かけました。夜間に人目を盗んで移動するとは、余程あなた方反乱軍に見られたくないのでしょうね。それほどまでに重要なものが北にあるのでしょうか？」
またカオスゲートの情報ですか。
何処に繋がっているカオスゲートなのかはわかりませんが、今更私達に隠すようなことでもないでしょうに。
・・・って、昨夜？
ここのカオスゲートがムスペルムやオルガナと繋がっていた場合、帝国軍は天界を奪還すべく動いた事になりますね。であれば確かに私達には発見されたくないかも。
これまで帝国は私達に奪われた土地の奪還には全く興味を示していなかったのに、急にどうしたのでしょう。
お次は隠れ都市ゾルムスタインへ。
住民「帝国軍の連中はついにカオスゲートを発見したようです。聖剣の力に頼らず発見するとは、流石魔導師ラシュディと言わねばなりませんね。カオスゲートですか？北の山向こうにあったようですね」
地味に重要な手がかりが得られましたよ！なんと遂にブリュンヒルドの能力が明らかにされました。
天界へ行くのに必要なのはカオスゲートの方であって、ブリュンヒルドは単にそのカオスゲートを発見するための鍵でしかなかったみたいです。
なるほどね。でもそうなると、ユーリアさんは一体どうやって天界に？
あ～でも、ユーリアさんがいたのは天界っていってもシャングリラでしたね。シャングリラは帝国が勝手に動かしちゃってたし、カオスゲート無しでも行けるような高度まで下がっていただけなのかもしれません。
なるほど、なるほど・・・辻褄が合ってきましたね。
今度はベルゲンに・・・着くなり質問ですか。
しかしながら、実に意味のない質問ですね・・・そんなに長台詞なの？
住民「ゴーレムやフィボルグ、後はプラチナドラゴンってところです。反乱軍にいますか？」
短いじゃん・・・それしか喋らないなら、教えて欲しいかなどと聞かずにすんなり喋っちゃいなよ！
そもそも、大空タイプ以外のLサイズなんて、ほぼ地雷みたいなものじゃないですか。とんだミスリードですね。
さては貴方・・・帝国の間者ですね！？
そして最後はドラムメン！
住民「魔導師ラシュディがこの辺境を訪れた理由は、カオスゲートの封印を解くためだったようです。帝国軍は聖剣を入手していません。そのため、ラシュディの強力な魔力で解くつもりなのです。天界に軍を送って何をするつもりなんでしょうね？」
帝国がこの時期になるまで天界攻めを決行しなかったのは、ブリュンヒルドなしでカオスゲートの封印を解く方法を研究していたせいなのかもしれません。ラシュディにはブリュンヒルドなしでカオスゲートの封印を解くことが出来る絶対の自信があったのかもしれませんけど、ブリュンヒルドの在り処については結構多くの方がご存知だったみたいですし、普通に探した方が早かったんじゃ・・・
あまりに高すぎる自己評価が逆に選択肢を狭めていたとは何たる皮肉でしょうか。何れにしても、天界攻めをするには最悪のタイミングだったと言わざるを得ません。
それにしても、全都市回るのに3日はかかりそうとか言っておきながら、初日で全部回れてちゃったっていうね・・・相変わらず、私の見積りはほんと当てになりません。
・・・次回に続きます。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き！ダリルかっこいいよっ！主食はキノコです。