投稿日:
皆さんこんにちは。
たった1エリアの調査に13話もかけてしまった伊達あずさです。
前作も長かったけど、今作はもっと長くなりそうな気がしますよ。
ではいつもの様にシャドーデイルの歴史から。
これって要するに、シャドーデイルがウォーダーディープの実質的な属国になったということを意味しているのでしょうか。
だって、シャドーデイルの王がウォーターディープの・・・身分も定かではない(記載がないのでわからない)ケルベンさんに仕えさせられちゃったわけですから、つまりはそういうことですよね?
っていうか、ケルベンさんってどこかで聞いた名前だと思っていたら、ジェサップさんにマントを奪われて虚勢を張っていた人じゃないですか。
歴史上の偉人から一気に身近な人になっちゃいましたね。
いよいよウォーキーンズ・プロムナードを出る時がやってきました。
この地区の北と西から別エリアへと移動できますが、どちらから出ても一緒みたいですね。
ウォーキーンズ・プロムナードから行けるのはスラム地区のみ。
もしかすると、スラム地区を経由しなければ他地区へは行けないのかもしれません。それにしても、スラム地区が町の中央にあるのですね。
スラム地区へと足を踏み入れた途端、妙な人から声を掛けられてしまいました。
ゲイラン・ベール「クゥー!俺が探している人じゃないですかい?もし人違いでないなら・・・あんたはあずさでは?」
え~まさかまた暗殺者ですか?
アイアンスロウンが性懲りも無く私に暗殺者を差し向けてきたのかもしれません。それとも別の組織?
あずさ「そうだけど、私に何の用なの?」
ゲイラン・ベール「御用も何も、とびっきりのいい話がありますぜ。あんたがここに来たのは、カウルド・ウィザードに捕らえられた若い娘に関する情報を求めてなんだろう?」
プレイ日記的には13話経っていますけど、実際は1日と経っていないはずなのに、なぜそんな事を知っているの?
とんだ情報通ですね・・・そして、どうして情報通な人って総じて胡散臭さを兼ね備えているのだろう。
あずさ「その話に入る前に、お前が何者なのか知りたいわ」
ゲイラン・ベール「おっと、こりゃいけない。礼儀を忘れていたよ。俺はゲイラン・ベール。別にこの名前を思い出そうとしなくてもいいぜ。初耳に決まっているからな」
ヨシモ「奴の名前、聞いた事があるヨ、あずさ・・・少しだけ・・・この町の裏の世界に顔がきく男ネ。約束を守る男ヨ。奴にとって、その方が得になる限りはネ」
そういうヨシモさんも実は裏の世界に顔がききそう・・・
ゲイラン・ベール「俺と違ってあんたには名声があるから、あんたの為にイモエンを、あるいはあんたを捕まえたウィザードを探そうと協力してくれる奴もいるだろうぜ。いずれにせよ、あの二人は同じ場所に行ったんだからな」
あずさ「いいわ。知っている事を話してちょうだい」
ゲイラン・ベール「クゥー!俺自身はほとんど知らないんだが、それを知っている集団、あるいはそれを探し出せる集団とあんたを接触させることは出来るぜ。だが、ここでそんな話をすんのはまずいよな。もっといい場所を知っている。ここから歩いてすぐの所だ。今すぐそこへ案内してもいいぜ?それとも俺と一緒に来たくない理由でもあるのかい?」
罠と言う可能性もなくはないけど、今までこんな手の込んだ暗殺者は見たことがありません。
大抵の暗殺者は白昼堂々人目も気にせずすぐさま明殺(そんな言葉があれば)してきますからね・・・
あずさ「いいわ、案内してくれる?」
ゲイラン・ベール「クゥー!さあ、一緒に来てくれよ」
その「クゥー!」っていうのは口癖なの?
ゲイラン・ベール「クゥー!また会えて嬉しいよ。どうやら俺について来れたようだな、見失ったかと心配しちまったよ」
あずさ「難なくついて来れたわ。さあ、話を聞かせてもらいましょうか」
まぁ、実際には操作していませんからね。そりゃ難などあろうはずがありません。
ゲイラン・ベール「あんたがまばたきする間にやってのけるよ。率直に言おう。あんたの力になってくれる強力な組織を知っているんだ。彼らならウィザードとその若いお嬢さんを見つけ出せるだろうな。さらに、そのお嬢さんを救うだけでなく、そのメイジを捕まえる事も出来るだろう。彼らはそれぐらいいい働きをするはずさ」
あずさ「ところで、その組織とは何なの?」
ゲイラン・ベール「それは言えないな。そんなに気負う必要はなく楽にすればいいのさ。彼らが助けてもいいと言っているんだし、彼らにはカウルド・ウィザードに挑むだけの力もあるからな・・・俺の話は以上だ」
そんな都合の良すぎる話を呑気に受け入れられるほど、私は世間知らずではないのです!
あずさ「私はイモエンの居場所が知りたいだけなの。他の事は自分で出来るわ」
ゲイラン・ベール「そう思ってんのかもしれないが、それはどうかな。その組織がなければ、あんたは何も出来ないさ。さあ決めてくれ。彼らの助けを借りるのか、借りないのか」
何ですかその不自由な選択は。
そして実際、助けを借りないという選択肢が用意されないよ!?
その組織がハーパーズとかアイアンスロウンだったら助けてもらいたくないんだけど!?
あずさ「分かった。イモエンを救う為に、彼らの助けを借りる事にするわ」
だって、用意された2つの選択肢がどっちも助けを借りるなんだもん!!
何時からBaldur’s GateはJRPGみたいな意味のない選択をさせるRPGになっちゃったのよ!
ゲイラン・ベール「その為には20000ゴールド必要だ」
以前の私であれば、その程度の金額なら即払いできたのですけど、イレニカスに捕まった際にお金をとられちゃったみたいなのですよね・・・
あずさ「聞きたい事は山ほどあるわ。だいたい誰がその金を受け取るの?」
ゲイラン・ベール「あんたはそう思うかもしれないが、俺の提案は悪くない話だぜ。たとえあんたがそれに乗ろうと乗るまいとな。そのうちあんたも良い話だと気づくはずだろう」
いまいち話が噛み合っていませんね。そして、そう言われるとますます良い話だと思えなくなるのが私デス!
ヨシモ「彼の言う通りネ、あずさ。カウルド・ウィザードについて知るには、相当な情報網が必要ヨ・・・この機会を逃したら、イモエンを見つけるのは難しいネ」
そうでしょうか?
カウルド・ウィザード達は町中で呪文をぶっぱなせば、すぐにやってくるわけですし、そこで彼らの1人を捕まえて、生まれてきたことを後悔させるもよし、敢えて捕まってイモエンさんと合流するもよしなのでは?
まぁ、敢えて捕まるという手段を採るなら、彼らが使用する捕縛呪文への対策だけは用意しておかねばならないでしょうけどね。
ゲイラン・ベール「今は一銭も使うなよ。町で成功を収めてくれ。でも覚えておけ。ここに来ればあんたを助ける奴がいる事を。他人と言っても、みんなが怖いわけじゃない」
あずさ「分かった。その金を持って戻るわ」
いまいち納得いかないけど、これ以外にこの話を打ち切れそうな選択肢がないのです。
ゲイラン・ベール「じゃあ、待ってるぜ。ブラスが外であんたを待っている。俺の甥っ子だ。コパーコロネットへあんたを案内してくれる。そこなら仕事が簡単に見つかるさ。ナリアという少女がコパーコロネットにいる。彼女の所に行けば、あんたのように好戦的な女性の仕事があるかもしれないな。元気でな・・・レーティナンに会ったら、俺からよろしくと伝えといてくれよ・・・」
取引が済み、その道のりは遠いとはいえ、この先の目的ははっきりした。あなたの新しい「友人」は、イモエンに通じる道が買える、と請け合った。とはいえ、代金は結局ゴールドだけでは済まないこともわかっている。だが、今はどんな助けでも欲しい。それに、料金は法外かもしれないが、道ははっきりしている。イモエンが見つかればイレニカスも見つかり、今まで疑問になっていた答えも導き出せるだろう。
カウルド・ウィザードA「ウォーキーンズ・プロムナードの騒動で捕まった者達です」
カウルド・ウィザードB「身元は調べたのか?」
カウルド・ウィザードA「名前だけです。男の名はジョン・イレニカス。娘の方はイモエンです」
イモエン「私は何もしていないわ。全部あいつの仕業よ。私は・・・」
イレニカス「静まれ。この愚か者に判断させるのだ」
カウルド・ウィザードB「何故こやつを黙らせんのだ?仲間が4人もやられておきながら!」
カウルド・ウィザードA「近づくのは危険です」
カウルド・ウィザードC「ともかく、最後には抵抗をやめて捕まりました」
カウルド・ウィザードD「この二人の処分は、いかがいたしましょう?」
カウルド・ウィザードB「異端者の末路は決まっておろう。スペルホールドに幽閉だ、朽ちて無くなるまでな」
この演出のお陰で、中の人はイモエンさんとイレニカスの居場所が分かっちゃいましたね。
私の意思を考慮せず、システム的にイモエンさんの救出資金20000ゴールドを稼ぐ流れになってしまったところで次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
ゲイラン・ベールさんのクゥー!は前作でいうスー!みたいなものでしょうか?
ドッペルゲンガーの「スー」は喋る時のホワイトノイズみたいな感じになっちゃってましたけど、ゲイランさんの「クゥー!」は英語の音声を聞く限り、川平慈英さんっぽい感じの使用法(伝わるでしょうか・・・)でしたよ!