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皆さんこんにちは。
脱出した途端、イレニカスが捕縛されるというまさかの展開に驚きを禁じ得ない伊達あずさです。
イレニカスってJRPG的にいったら主人公達以外には決して負けないチートキャラの様相を呈していましたよね。
それがまさかの序盤で捕縛って・・・そりゃ、捕縛されたまま戦線離脱とはならないのでしょうけど、それでもこの展開は結構意外です。
でも、個人的には個で世界を支配できちゃうようなチートキャラが大嫌いなので(戦略・戦術面の描写が稚拙になるため)、この意外性は嫌いじゃないよ!
では今日も引き続き北の歴史についてご紹介したいと思います。
相変わらず、話がとっちらかっていて何が言いたいのかさっぱりわかりません。話がすぐに脱線し、脱線した先で更に脱線するから、話の本筋がどこにあったのかまったくわからないのです。
そもそもタイトルが「エルフの出ネズリル記」なのに、アズリルの人間とオークとアイランとかいう集団の話しかしないっていうところからしてどうなの?挙句の果てには、アイランが何なのかもわからないし・・・
“エルフの跡形はアイランによって破壊された港ぐらいにしか残っていなかった”みたいなくだりがあったので、アイランは少なくともエルフの部族ではないと思います。エルフが自身の跡形である港を自ら破壊するとも思えませんからね。
まぁなんです・・・私がこの本から学べたのは、オークが繁栄するにはとても広大な土地が必要となるということぐらいでしょうか。だから、オークは様々な場所で侵略に駆られていたのですね。
ま、北の歴史やエルフのネズリル脱出とは全く関係ない気付きですが。
では再開するんだけど・・・そういえばここは一体何処なの?雰囲気的には町っぽいですよね。
あんな不気味な施設の入口が人気の多い町の一角にあっただなんて・・・バイオハザードに登場するアンブレラ社みたいですね。やってたことも結構似てたし。
おや、今作では町中のマップが最初から明らかとなっているみたいです。入れる場所にもマーカーがついているので凄く便利!
マーカーをざっとみた感じ、お店屋さんっぽいものが沢山あるし、見て回るのが楽しみです。
続いてワールドマップを見てみると、ここがアスカトラという町のウォーキーンズ・プロムナードという地区だとわかります。
アスカトラ・・・そういえば、前作にも名前だけは登場していましたね。
ここがアスカトラということは、ヨシモさんが連れ去られた際、意識を失っていた時間はそこまで長くなかったということになります。
じゃあ、ヨシモさんの誘拐現場となったコパーコロネットもこの近くなのかもしれません。
後、アスカトラというのはアムンの都市なんじゃないかな?
以前ご紹介したアムンの歴史の中に、アムン評議会の創始者セイズ・セレムチャントの話があったと思うのですけど、そこにセレムチャントの一族はアスカトラの老舗商家だと書かれていたのですよね。そして、ここがアムンだとするなら、前作の舞台となったソード・コーストの南ということになります。自分達が居る場所が大分ハッキリしてきましたね。
とりあえずその辺で適当な人に声をかけてみようと思ったら・・・この人アムン兵じゃん!妙な推測をするまでもなく、ここがアムンであることを示す証拠が身近にあったわ~
アムン兵「面倒を起こさないで欲しい。お前は、あの連中の仲間じゃないだろうな。魔法を使ったのがあの小娘だけでよかったな。さもなくば、一人残らず牢屋送りだ」
あずさ「その娘を見つけなければ・・・カウルド・ウィザードが彼女を連れ去った場所はどこなの?」
あの人達ってカウルド・ウィザードっていうのですね。
アムン兵「彼女は町の牢獄に連れていかれたのではない。あれほど強力な者を捕らえておく施設など我々は持っていないからな。だが、カウルド・ウィザードの奴らだったら可能かもしれない。魔法使いの囚人を捕らえている場所なんて知らないな。誰も知らんよ。それに、お前に情報を教えてくれるかどうか・・・魔法を使うことは違法であり、それは彼女が犯罪者であることを示している」
幾ら何でもアムン領土全域で呪文の使用が禁じられているなんてことはないと思うので、禁止区域は町中だけだと思うけど・・・
あずさ「シャドウ・シーフについて知っていることはないの?」
アムン兵「平民よ、気にすることではない。あんな奴らに関わらないほうがいいぞ」
別に好きでかかわったわけではないのですけどね・・・
あずさ「そうね、では行くわ」
アムン兵「好きにすればいい。ただし、騒ぎを起こすのではないぞ。騒ぎを起こせば、牢獄行きだからな」
結局、ここがアムンで間違いないとわかっただけでしたね。
まずはイモエンさんを連れ去ったカウルド・ウィザードについて調べる必要がありそうです。
ただですね・・・これから何をするにしてもアイテムが一杯過ぎて何もできないよ!
というわけで、一番近くにあったお店っぽい場所、アドベンチャー・マートにやってきました。
行商人「よお!アドベンチャー・マートに入ろうぜ!冒険者に必要な全ての道具が揃っているぞ」
あずさ「何を売っているの?」
行商人「魔法の武器と普通の武器!ドラゴンのねぐらから盗んだ鎧!魔法のスクロール!あんたが必要な物は全て揃っているよ!」
必需品の代表格であるポーションを勧めてこなかったのは、私がポーションを使えない子だと理解してのことなのでしょうか。だとしたら鋭い!
アドベンチャー・マートに入ってみました。
入口付近をざっと見渡しただけでも既に名のある人が3人もいる・・・
とりあえず、この店の主人であろうライバルドさんに声をかけてみます。
ライバルド「ライバルド・バーターマンがご用をうけたまわります・・・」
ジャヘイラ「こんにちは。万事順調よね?」
あれ?ジャヘイラんさんのお知り合い?
ライバルド「これはこれは、ジャヘイラ殿・・・おわかりとは思うが、ハーパーがらみのトラブルは御免だぞ。あの組織とはとうの昔に縁を切ったはずだ」
ほぅ・・・ハーパーズ繋がりですか。
ジャヘイラ「疑り深いのね、私はここに公的な用件でいるわけじゃないの。心配しなくていいわよ」
ライバルド「ハーパー様相手じゃ心配し過ぎることはない、ってね。おっと、これは失言だったな、悪しからずだ。ライバルド・バーターマンがご用をうけたまわります。このアドベンチャー・マートはフェイルーンいちの店です。豊富な商品をどこよりも安く、余分な飾りはありません。ただありのままの商品を置いています」
あずさ「2、3質問をしてもいいですか?」
ライバルド「そうでしょうとも。何を気にしているのです?」
あずさ「友人がカウルド・ウィザードに捕まっているの。どこに捕らわれているか知らない?」
ライバルド「ああ、それはかわいそうですね。1年ほど前の事ですが、テルスという名のメイジの友人がリアタヴィンからやってきました。彼のラバが足を痛めてしまい、彼は荷物を運ぶ為にフローティング・ディスクを呼び出しました。当然、彼らはテルスを捕らえてしまいました。テルスは知っているべきでした・・・彼はディスクは無害だと思ったのでしょうが、あのウィザードは免許について厳格なのです。アルスを探してみましたが、カウルド・ウィザードは容易には見つけられません・・・ここには彼らの居場所を知る者はいません。そして、魔法によって捕らえられた者を解放する事はないのです。カウンシルが彼らに強大な力を与えているのは滑稽です。ミストラだけが、彼らが囚人に何をしているのか知っています。もっと力になりたいところですが、テルスの噂は二度と聞いていません」
気軽な感じで尋ねたつもりだったんだけど、思っていたよりもずっと長い答えが返ってきました。しかもまさか、これだけ長く”わからない”という答えのためだけに時間が使われることになろうとは。
ソード・コーストの人と比べて、アムンの人はあまりに長話が過ぎるよ!
それにしても、アムンで呪文を使うには免許がいるのですね。しかも、無免許で呪文を使ったら事実上無期懲役って・・・あまりに罰が重すぎる!それとカウルド・ウィザードが呪文を独占しているという点も地味に見逃せません。何となくですが良くない組織の臭いがします。
あずさ「免許がどうとか言っていたよね?」
ライバルド「ええ、確かに。魔法の使用禁止令は、”評判の悪い”大衆にだけ適用されています。そして、アムンでは、富裕階級にとってバロメータはひとつしかありません。金です。あなたは充分な金を持っているので、カウルド・ウィザードは疑わしい点を有利に解釈してくれるでしょう。それでいいじゃないですか?彼らが金持ちになって、あなたがトラブルを起こせば、彼らはあなたを捕まえるでしょう。悪い取引ではないけれど・・・彼らはいったん金を受け取ると、あなたを無視するでしょう。興味があるならば、ガバメント地区にある行政庁舎のウィザード・コーネイルに当たってみるといいでしょう」
あずさ「分かった。もう行くから」
ライバルド「分かりました。あなたが戻ってくるときには、まだ店はあるはずです。へっ」
荷物整理にきただけなのに、予想以上の長話になっちゃいましたよ。
ただ、ガバメント地区にある行政庁舎のウィザード・コーネイルにお金を払えば免許がもらえるというのは有益な情報かもしれません。免許を発行している人ならば、無免許で捕まった人達の行く末についても知っている可能性が高そうですしね。
今後の方針が大分定まったところで、いざお買い物・・・は次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。