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皆さんこんにちは。
本編とは別のところにチュートリアルが用意されているのだから、本編内にゲームシステムの説明は要らなかったんじゃないかなと思う伊達あずさです。
ギャグテイストのゲームならいざ知らず、タクティクスオウガは物凄くシリアスなストーリーですからねぇ・・・
それでは、アルモリカ城 城内戦に移りたいと思います。
騎士アガレス「むむ・・・ニバス様の居られぬときにこのようなことになろうとは・・・皆の者、よく聞けいッ。相手はあのバパールを倒した者どもだ。侮ると手痛い目にあうぞッ。このアルモリカ城をゲリラの手に渡してはならん。今こそ、ガルガスタンの誇りを見せるのだッ!」
ロンウェー公爵の処刑って敵がウォルスタの残党をアルモリカ城におびき寄せるための罠だったわけですよね。なのに、わざわざその罠の最中にアルモリカ城の責任者が居なくなるとはどういうことなのか。ガルガスタンの計略には計画性も何もあったもんじゃないですね。
今回も私には指揮権がないので、やれることといえば、ランスロットさんの影に隠れながら石を投げることぐらいなものです。
騎士アガレス「異国の騎士よ。どこの者か?何故、この島の争いに関わるのだ。これは我々ガルガスタンとウォルスタの父祖の代より続く争いだ。縁なき者の来る地ではない。それとも、貴殿らもローディスのようにこのヴァレリアを望むのか?答えられよッ!!」
え、この内戦って先代のヴァレリア王が亡くなられてから始まったんじゃないの?そして、内戦が始まってから建国されたであろうバクラム・ヴァレリアが建国2年のお祝いをしていたわけですから、この内戦だって2年そこらしか続いていないのでは?流石に、2年程度の内戦を父祖の代より続く争いと表現するのは盛り過ぎだと思うのですよね。
きっと、この人は3民族が平和に暮らしていたヴァレリア王国時代から脳内で勝手にウォルスタ人と争っちゃってたタイプの人なのでしょうね。
ランスロット「我等は国を棄てた者どもだ。故に自身の信条でこの若者らの手助けをしている」
カノープス「オレ達は傭兵の仕事を探している。あんたが雇ってくれるのかい?」
騎士アガレス「我々は我々の力のみで、事を成すのだ。よそ者の力など必要ない」
カノープス「なら、話は簡単だ。公爵とやらを助けて大層な褒美を貰うとしようッ」
騎士アガレス「金のために戦うのか。愚かなッ。ならばここで果てるがよいッ!」
何故、自ら攻撃を仕掛けた相手に今更話しかけるのか・・・順番がおかしいよ。
そんな敵将アガレスもいともあっさり討ち取られちゃった・・・
騎士アガレス「く・・・ウォルスタのブタどもに負けるとは・・・む、無念だ・・・」
城門前での戦いよりもやれることがなかったよ。退屈だなぁ・・・
ロンウェー公爵「・・・そなたらのおかげで牢から出ることができた。ありがとう。特にあずさよ。そなたのようなウォルスタの若き同胞に救われたことは、実に喜ばしい。そなたらは、神が我々ウォルスタに遣わされた希望の使者に違いない。うむ、ウォルスタの未来は明るい」
まさかのロンウェー公爵生存!?
自らロンウェー公爵の処刑日に関する情報を流し、ウォルスタの残党をアルモリカ城に誘き寄せておきながら、城の責任者は不在の上、まさか本当にロンウェー公爵を生かしたままにしておくとは・・・
あずさ「公爵様の無事を知り、身を潜めていた同志達が次々と城へ集まっています」
ロンウェー公爵「ガルガスタンが攻めてくるまでに、幾ばくかの余裕があろう。それまでに態勢を立て直さねば・・・ところで、異国から来た騎士達よ。事情は聞いたが、それは真か?」
ランスロット「偽りでは御座いません。我等は皆、国を追われた者です」
ロンウェー公爵「果たして、そうかな。例えば、そこの翁は如何か。2年前、貴殿らの王国が誕生したとき指導者の傍らには常に翁のような占星術師がいたと聞く。ランスロット殿も聖騎士団の団長とか。そうした王国の立役者達を、貴殿らの王はいとも簡単に手放すのか?」
ゼテギネア帝国(今はゼノビア王国)側からローディス教国は、未だその土地へ向かって帰ってきた者はいないなんて都市レベルの状態だったのに、そのローディス近辺にあるヴァレリアは随分とゼノビア王国の情報に明るいのですね。
まさか情報力にここまで極端な差がでちゃうとは・・・ゼテギネア帝国が滅び、国内が安定してから2年経過しているみたいですし、この情報収集力の差が少しは縮まっているとよいのですけど。
ウォーレン「そのような魔法使いがいたとは聞きますが、私ではございません」
あー遂に真偽が確かな嘘をついちゃったよ。ってことはやっぱり、ランスロットさん達が国を追放されたっていうのも嘘なのでしょうね。
ロンウェー公爵「邪悪なローディス教国がロスローリアンを送り込んだように貴殿らゼノビア王国もまた、ヴァレリアを欲しているのではないか?違うというなら証拠を見せて欲しい」
カチュア「公爵様、聖騎士様らは命を賭してこの戦いに力をお貸しくださいました」
ランスロット「忠誠を誓うべき対象がいてこその騎士。我等はその御旗を探しております」
ロンウェー公爵「うむ・・・貴殿の言葉・・・しかと証明してもらおうぞ。褒美はとらす。この城の警護と兵士の訓練を貴殿に任せよう」
ランスロット「御意・・・」
未だ自勢力のみで戦闘を継続できるガルガスタンがランスロットさん達を疑うというならまだ理解もできるけど、既に独力での再起が難しい状態にあるであろうウォルスタが協力的な異国人を疑ってどうなるというのでしょうね。疑うにしたってあまりにも露骨過ぎます。
内々でゼノビアへと密偵を送り、ランスロットさん達の発言の整合性でも確かめるつもりなのでしょうか。
ランスロットさん達はここで退席。
ロンウェー公爵「・・・さて、あずさよ。そなたの父はゴリアテの牧師であったな。以前に一度だけお会いしたことがある。聡明な方であったが・・・ゴリアテの件は実に残念である」
カチュア「父の・・・いえゴリアテで死んだ人々の仇をとってください。公爵様」
ロンウェー公爵「うむ、わかっている。しかし、まずは目前の敵・ガルガスタンが先だ。そうだ、そなたらを解放軍の同志としてだけではなく、我がアルモリカの正式な騎士として迎え入れようではないか」
あずさ「騎士・・・」
ロンウェー公爵「そなたら若き英雄達が騎士となればウォルスタの結束は高まる。そして、私の直属の遊撃隊として活動するのだ。どうだ?やってはくれんか?」
ヴァイス「も、もちろん、仰せの通りに。いいんだろ、あずさ」
ロンウェー公爵「よろしい。では、騎士団の名前をつけよう」
私が意思表示する間もなく話が進んでしまいました。
ここには選択の余地がないのか・・・
じゃあ、名前は「ぽっぽ騎士団」で。
ロンウェー公爵「ぽっぽ騎士団か・・・よい名だ。そなたらの活躍を期待しているぞ。早速だが、南西のクリザローという町に行ってもらいたい。この城の監督官であった屍術師ニバスを、我が騎士団の長・レオナールが追っているのだが、思いの外敵が強く手こずっているらしい。すまぬが、クリザローへ赴きレオナールを援護してもらいたい。頼んだぞ。さて、出かける前にこのアルモリカで兵士を補充し、武器や防具を購入して準備を整えておいたほうがよい。そのためには資金が必要だ。20000ゴートを遣わそう。準備が整い次第、行ってくれ。それと、念のために我が配下の騎士達を何人かそなたに預けようぞ」
ヴァイス「お任せください。我等ウォルスタのために、必ずや任務を果たしてきます」
ロンウェー公爵「うむ、そなたらの勝利とウォルスタの未来のために祈ろう」
う~ん・・・早くもかなり納得のいかない展開になっちゃったけど、それは次回ですかね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
いそいで民衆から徴収したのでしょうか?
だとしたら拘束したままのほうが民衆としては助かるし
民衆の義援金ということにしたほうが良いのかな
ロンウェー公爵は資金だけでなく、兵すらも極めて短期間で集めているのですよ。君主経験どころか軍務経験すらない私には、これを実現するための具体的な方法が思いつきませんね。
この世界の公爵は20000ゴートもくれるので
勇者に棍棒程度しか買えない金をよこす王様よりは良いのかもしれない
子供のお小遣い程度で世界を救わせようとする王様よりは大分現実的ですが、今さっきまで自分の居城を占拠され、捕縛されていたロンウェー公爵はどうやって20000ゴートもの資金を捻出したのでしょうね。囮として使用することが確定しているアルモリカ城にガルガスタンが余分なお金を残しておくとも思えませんし・・・