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皆さんこんにちは。
結局、ラエリスさん達がプレイナー・ストーン(ジュエル)を使って何をしようとしていたのか全く理解できなかった伊達あずさです。
前後の話は一旦忘れて、あの状況だけで判断すると、ラエリスさん達はプレイナー・ストーン(ジュエル)を使って、シジルがあるアストラル・プレーンに帰ろうとしていたように見えました。
でも、ラエリスさん達はアストラル・プレーンでお尋ね者となり、プライム・マテリアル・プレーンに逃げてきたわけですよね?なのに何故、あのタイミングでアストラル・プレーンに戻ろうとしたのでしょうか。アストラル・プレーンからの刺客が今まさにやってきているという状態で・・・
大体、プレイナー・ストーン(ジュエル)はメクラスさんに盗まれるまで、エルダリスさんの物だったのでしょう?じゃあ、帰ろうと思えばいつだってアストラル・プレーンに戻れたはずですよね?なのに何で今なの?
やっぱり、ラエリスさん達の話はどうにも辻褄が合いません。
じゃあ、どうすれば辻褄が合うのか・・・
やっぱりあのプレイナーストーン(ジュエル)ってメクラスさんの物だったんじゃないでしょうか。
ラエリスさん達は追手から逃れるため、緊急避難的にプライム・マテリアル・プレーンへ逃げたけど、長居するつもりはなく、元居たアストラル・プレーンにすぐ戻るつもりで、帰るための手段を探していたのではないでしょうか。
そして、メクラスさんがプレイナーストーン(ジュエル)を所持していることを知り、盗みに向かったけど、失敗してメクラスさんに捕らえられてしまったと・・・これなら全ての辻褄が合うのです!
もし私の予想通りだった場合、嘘を吐いた挙句、罪なき人への強盗殺人までそそのかしたわけですから・・・助けるどころか報いを受けてもらわねばなりません。
どうしましょうか。報いを受けさせるために敢えて助けに行ってみます?かのレジェンドキラー・デューク東郷さんも依頼人の嘘は死をもって償わせていたみたいですからね。それも悪くないのかもしれません。いや、悪いけど!
ラエリスさん達の処遇は後で考えるとして、無謀にもゲートをくぐってみちゃいました。
変わった場所に着いたけど・・・とりあえず最大の問題は帰り道がなくなっちゃったってことですね。
とりあえず、名のある人が2人もいますし(残りはバウンティ・ハンター)話でも聞いてみましょうか。
アーウィル「いいか、蛆虫共!お前達がどうやって首輪を外したのか今すぐ教えろ・・・さもないと、奴隷よりも酷い目に遭うぞ!」
タジェット「嫌だ!絶対に嫌だ!お前の言う事なんか聞くもんか!これ以上奴隷は御免だ!」
アーウィル「まぁ、お前がそう出るなら・・・」
バウンティ・ハンター「トラエル!待て!他の連中がポータルを通ってきたぞ!」
アーウィル「何だって?他の連中?ああ・・・プライムか。役者の友人について来るとは、マヌケだな。ヴォーニス、ポータルを閉めてくれ。ふっ、お前達、ここがどこなのかまるでわかっちゃいないようだな」
あずさ「当然、別のプレーンでしょうね」
まぁ、そう言ってたしね・・・
アーウィル「おお、お前は賢いな。悪いが、それよりもずっと酷い事になったぞ。ここは、プレーン中でもかなり優秀な監獄のひとつだ。ここから出る方法はない・・・キャンビオンの気まぐれは別としてだが。自らの意思でこんな所に来るなんて、相当なマヌケだな。どうでもいい。新しい奴隷にすれば、キャンビオンから高価な褒美を貰えるだろう。ハンター達よ、こいつを連れて行け!」
戦闘になっちゃいました。でも戦わせてもらえるのであれば大丈夫!
思ったよりはずっと苦戦したけど、それも乱戦に紙装甲のエアリーさんが巻き込まれたせいってだけの話です。
タジェット「私は・・・あなたに感謝する、丁度いい時に助けてくれて。首枷を外したはいいが、一体どうすればいいのか考えが浮かばないんだ。私は馬鹿だったかもしれないが、キャンビオンの奴隷のままで一生過ごすよりも死んだ方がましだ。どこかに脱出口があるはずだ!」
あずさ「そのキャンビオンとは何者?」
タジェット「キャンビオンかい?そいつはこの収容施設の監督官だ。本当の名前は知らないが、奴隷を虐める事に快感を覚える悪党だ。奴は強力なデーモンでもある。あなたは奴の賞金稼ぎを打ち負かしたかもしれないが、私なら、ここからの脱出口を見つけて、これっきり奴と顔を合わせないようにする」
なるほど、なるほど・・・これで情報がないのはファクトル・オブ・ザ・フェイテッドだけになりました。
あずさ「あなたが言った首輪というのは何?」
タジェット「監督官は沢山の奴隷を抱えている・・・囚人達は魔法の首輪を付けることで管理され奴隷に貶められている。首輪を外すのはほとんど不可能だ。俺の首輪には小さな傷があったので、少し前には外す事が出来たんだ・・・ここでは逃げる所がほとんどないし、どの通路も危険だ」
あずさ「行き場所はないのかい?脱出口はないの?」
タジェット「この異次元の収容施設から脱出する唯一確実な方法は、キャンビオン自身の黒魔術に頼るしかない。だが奴が喜んでここから移送してくれるとは思えない。私の知っている限りでは物理的な出口はない。ポータルは収容施設内の他の部屋に繋がっているだけで、扉も窓もない・・・話に出てくる『外』がこの世界にあるとすればだが。いや・・・唯一の脱出方法は魔法だ。ほんの一握りの者が有する魔法だけが、この見捨てられた暗黒の場所にコンジットを呼び込めるのだ」
コンジットって言ってみたりポータルって行ってみたり忙しいですね。っていうか、このコンジット(導管)は普通に訳すべきだったのでは・・・
あずさ「エルダリスとその一座がいそうな場所を知らない?」
タジェット「あの役者達の友達なのか?ああ・・・それじゃ彼らの事を嘆き悲しんだ方がいい。彼らは監督室にいて、ローワン公爵の塔に移されるのを待っているそうだ。監督室はここから真北にあって、この廊下を通っていく・・・だがあの通路を行かない方がいいと思う。ターナリが魔法を使った痕が床に残っているはずだ・・・この収容施設の他の部屋へあなたを移送させるポータルだ。北の玄関にいる奴らを避けて通れないし、監督官の私兵や奴隷が収容されている兵舎へ連れて行かれるぞ。それは最も危険な通路だ。監督官の所に行くには別の道がある・・・恐らく最も安全な道だし、あなたと私の目的にも適っているはずだ。教えようか?」
あずさ「ええ、言ってちょうだい」
あっ、別にあの役者達の友達ではないけどね!
タジェット「監督官自身はもちろん手強いが、首輪で管理された多くの奴隷に身を守られてもいる。東の通路は奴隷管理人の部屋に通じている・・・レッサーターナリが、首輪を管理するための装置を持っているはずだ。あの装置を破壊すれば、奴隷は自由になる。監督官は無防備だ・・・それに新しく自由になった仲間と連絡がつけられるだろう。彼らの中にはメイジがいて、俺達をテレポートで移送してくれるだろう。それから、東の床にあるポータルは避けた方がいい・・・それは他の部屋に繋がっているだけで、狂暴で危険な化け物しかいないんだ。私は・・・あなたが監督官に対抗出来ないと思ったら、こんな話を持ち掛けたりはしないよ。実際、私達がこの場所から逃れる術は他に考えられないんだ」
あずさ「私はただ奴隷を解放して、彼らの力によってテレポートで移送してもらえばいいじゃない?何故監督官と闘わなければならないの?」
タジェット「この収容施設には古い強力な魔法が沢山あるんだ。私達はすぐ逃げても、収容施設の魔法に追跡されてしまう・・・そして監督官はたちまち手強いハンター共を差し向けるんだ。だが収容施設の魔法は監督官と共に滅びる。それが唯一の方法だ」
う~ん・・・別にここの監督官が世界の王ってわけではないのでしょうから、例え監督官の追跡を振り切ったとしても別の誰かが手強いハンターを差し向けてきちゃうんじゃないの?実際、ラエリスさん達を連れ去ったバウンティ・ハンターはダークウッド公爵が差し向けてましたよね。
あずさ「分かった。私はこの奴隷管理人を探して、あなたの言う通りやってみよう」
でもまあ、経験値が貰えるなら監督官を倒す意味はある!
タジェット「素晴らしい。幸運が微笑みかけているんだ。本当に脱出するたったひとつのチャンスが、あのコンジットを通って、あなたと一緒にやってきたのだ。成功を祈る」
あ~やっと話が終わったよ。
先ほど倒した人達の戦利品が気になってタジェットさんの話にちっとも身が入りませんでした。
でも、ここから東に向かって奴隷管理人とか言う人を倒せばよいってことはちゃんと理解しましたよ!
ではいよいよ戦利品ターイムッ!
まず、そこまで珍しくない物は・・・ブレーサー・オブ・ディフェンスAC8、スモールシールド+1、レザーアーマー+1×2、ツーハンデッドソード+1と呪文のスクロールが何点か・・・かな?
珍しい物としては無理やり前作から持ち込んでしまったために有難みが無いブーツ・オブ・スピードと生物1体に8D6のダメージを与えるワンド・オブ・ヘヴンでしょうか。
最後は凄く珍しい物!
1つめはピクシープリック+3、ダガーです。
命中時、STに失敗した相手を2ラウンドの間眠らせられるみたい。
続いてメロディックチェイン+3。
まさかのバード専用装備です。ACは2とかなり硬い!でも、これを着た状態で呪文を使うことが出来るのか・・・もし使えるのであれば、ローブを着なくとも許します!
最後はクローク・オブ・シールド。
ミサイル武器に対して+5、その他武器に対して+1のACボーナスがあるらしいのですが、常時発動じゃないみたいなのですよね・・・効果時間も1ラウンドと短く、使用回数も無制限ではないみたい。微妙!!
何とまさかのバード専用防具が手に入ってしまいましたけど、仮にこれを着た状態で呪文が使えたとしても、ゲーリックさんとでも再開しない限り出番はなさそう・・・
私が言いたいこと・・・お分かりいただけますよね?
では、次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。