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皆さんこんにちは。
相手がトロールと分かってから、一度町に戻っておいて本当に良かったと思っている伊達あずさです。
デイルソンさんの話によれば、砦の中にはトロールが30体もいるらしいですからね・・・あのまま突入していたら大変なことになっていましたよ。
本当にナリアさんは馬鹿なことをしたものです。のび太くん以下ですよ。
いや、のび太くんはハイスペックですけどね。
では今日はムーンシーの歴史です。
折角、ムーンシーはその海の深さから地形的に防御に向いていそうなのに、この辺に栄えた都市は崩壊と復興を繰り返しているみたいですね。
普通、外敵の侵入を許さない天然要害の地には長く続く文明が栄えそうなものですが・・・何とも意外な話です。
本の中には結構沢山の都市名が登場してるけど、歴史というにはちょっと浅い内容でしたね。結局、ムーンシーの周りでは沢山の都市が崩壊したり復興したりしてるよってこと以外に得るものがありませんでしたし・・・
では、敵地と化したデアルニス・キープ真っただ中からの再開です。
前回の最後に言った通り、デイルソンさんにナリアさんを引き合わせてみましょう。
デイルソン「ナリア様!こんな所で何をしているんですか?あなたが使用人の部屋を訪ねるなんて、初めてのことです」
ナリア「ありがとう、デイルソン。でも、この人達の前で嘘をつく必要はないわ。何でも話して頂戴」
デイルソン「仰せの通りに、ナリア様」
ナリア「私に敬意なんて表して見せなくてもいいのよ。叔母は使用人達に対して厳しいけど、私は違うから」
う、う~ん・・・何故敬意を表さなくてもいいって発想になっちゃうのかな。使用人たるデイルソンさんが、雇用主たるナリアさんに馴れ馴れしく接するのも、それなりにストレスがかかる行為だよ?そんなことを相手に強要するぐらいなら、ナリアさんもデイルソンさんに対して同等の敬意を表せばいいだけだと思うんだけどな・・・ナリアさんは「タメ口じゃないと仲良くなれる気がしない!」とかいっちゃう子供っぽいタイプなのでしょうか。まぁ・・・子供っぽいけど。
あずさ「なぜ、この男が君の為に嘘をつくことがあるの?何か隠しているの、ナリア?」
自分で質問しておいてなんですけど、ナリアさん以外の人は使用人と雇用主が馴れ馴れしく接することを快く思っていないからでしょ?
ナリア「叔母は、下級階層の人達と接するのを嫌うから、私は普段、この部屋を通って見つからないようにこっそり外出しているのよ。だからデイルソンは嘘をついてくれたのよ。でも・・・血筋が良くないからって、低い扱いを受けるなんて、おかしいわ。でも叔母には、こういう考え方がわからないのよ。古い考えの人だから、階級の低い者は、常に自分の身分をわきまえるべきだって信じているわ。私はこれに反対よ」
デイルソン「そう、彼女は何だかんだと口うるさい女で・・・ああいう種類の女は、ろくなことがないよ」
ナリア「もういいわ、デイルソン!彼女の事をそこまで言わないで!」
デイルソン「す、済みません、ナリア様。別に・・・そんな意味じゃなくて・・・」
ナリア「それは分かってるわ。でも、あんな態度を取っていても、彼女はこの家の大切な貴族なのよ。さあ、ここを取り戻さなきゃ」
確かにナリアさんがいない時にデイルソンさんが言っていたことはごもっともだったのかも。
ナリアさんは貴族である自分の良識をデイルソンさんに対しても無自覚に強要してしまっているところがあります。デイルソンさんがナリアさんの求める馴れ馴れしさを実現するのはとても難儀なことでしょう。
ナリアさんとデイルソンさんが本当に対等な関係であればまだいいのですが、デイルソンさんは使用人ですからね・・・立場上、ナリアさんの稚拙な正義感にも付き合わなければならないわけですから、彼が皮肉屋になってしまうのも仕方がないことなのかもしれません。きっと、ナリアさんはデイルソンさんに良くしてあげていると思っているのだろうな・・・
デイルソン「報告することがあるんです、ナリア様。いい知らせばかりじゃないのですが・・・デアルニス卿が生きているのを今朝見ました。恐らくキープに連れて行かれたんだと思います。見たこともないような大きなトロールがいて、恐らく、デアルニス卿が連れていかれた場所は、あの・・・」
ナリア「セラーね!セラーだわ。歴史がどうだったか知らないけど、そう呼ぶのよ。父さんが決めた事だから」
デイルソン「そうです、ナリア様。あの方は勇敢に戦っていたのですが、武器の所までたどり着けなかったのか、それとも何かの部品が足りなかったんでしょう。恐らく、この辺りのどこかに1つ隠してあるはずです。でもあの方はその場所を誰にも教えませんでした」
ナリア「私も彼が使ってるのを見たことがないわ。どうしていつも使わないのか、言わなかったし。でも彼が持っていなかったのなら、探してみる価値はあるわね。それで、彼は『セラー』に連れて行かれたのね?」
デイルソン「そうです、ナリア様」
ナリア「わかったわ。あなたは良い人ね、デイルソン」
地下牢に連れて行かれたのってデアルニス卿だったみたいですね。
デイルソンさんは説明が下手過ぎます・・・今朝、トロールに捕まったデアルニス卿が、セラー(だかキープだか地下牢だか)に連れて行かれるところを見たと言えばいいだけの話なのに!話の途中で、分解された武器の話やらトロールが秘密のセラーを見つけた話やらを混ぜ込んじゃうからわけがわからなくなるのです。
あずさ「話は止めよ!奴らに見つかる前に、早くここから動いた方がいいわ」
ナリア「そうね。あなたの言う通り、今すぐ父さんを助けなきゃ。叔母も生きてるかもしれないわ。彼女もいっしょに救い出せたらいいんだけど。さあ行きましょう。避難所へ行って、デイルソン、そこで仕事を再開できるように、残っている物を整理して欲しいの。全て終わったら、ここを綺麗に磨き上げなくちゃ」
デイルソン「わかりました、ナリア様」
本当はこの後に例の穴を掘る怪物の話があったのですけど、前回も聞いたので省略。
しかしあれですね・・・ナリアさんって確かに根は善人だと思うのだけど、人の気持ちには鈍感そうだなぁ・・・自覚なく周りに迷惑をかけて、影で厄介者扱いされていそう・・・だから今回だって誰も助けてくれなかったのでしょうね。
ほんと、Baldur’s Gateってキャラクターの描写が巧みです。
さてと・・・これからどうしましょうか。
北側の扉には鍵がかかっており、ナリアさんはもちろん、ヨシモさんにすら開錠できなかったのですけど、私がめいいっぱい殴ったら壊せました。さすがはSTR25!
北西の扉は隠し扉だったものの、見付けさえすればすんなり開きました。でも、南西の扉には複雑な鍵がかけられていて、鍵が必要そう。
う~ん・・・まずは隠し扉の先からかな?
隠し扉の奥には更なる隠し扉が・・・なんて前線にいる私とヨシモさんがやっていると・・・
コーガン「エアリー!エアリー!ぐずぐず言うのはやめろ!親父の石炭車にかけて誓うが、そんなふうにピイピイ泣く所を見ると、あんたは頭の変なエルフの仲間だな」
エアリー「キィー!」
コーガンさんとエアリーさんは、2人でコンビを組んでM-1でも目指すつもりなのでしょうか。
しかしまぁ、隠し扉だらけですね。
もしかすると、ここがナリアさんがこっそり外出する際に使っているというルートなの?
あれ・・・行き止まりになっちゃった。
でもここに何かありあそう。
リング・オブ・アースコントロールという指輪を見つけました。
ACに+1のボーナスがある上、1日1回、エレメンタルに対するST+2のおまけがついたストーン・トゥ・フレッシュが使えるらしいです。
そしてもうひとつ。
デアルニス卿の物と思われるフレイルの部品が出てきました。
デイルソンさんとナリアさんが言っていた武器の部品というのはこれのことでしょうね。
全部で3つの部品があるらしいけど、フレイルとして使用するのに3つ全部は必要ないみたいです。
でも、さすがにこれ1つではフレイルとして機能しませんね。
隠し扉の先は調べ終わったので、後はもう北側に見える通路を使って砦の奥へと進むしかありません。
・・・が、それは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。