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皆さんこんにちは。
葉書が届いてから何十年もの時が流れた今になって、何故大西さんは綾城家にユリさんからの葉書を届けようと思い立ったのか不思議で仕方のない伊達あずさです。
特に今って何の節目の時でもないと思うのですよね。それなのに、どうして大西さんはこのタイミングで葉書を綾城家に届ける決意を固めたのでしょうか。そもそも、キクさんが亡くなられた今、ユリさんの身よりとなる人はこの綾城家に存在しないわけですし、このタイミングでユリさんから届いた葉書を綾城家に持ってきても、本当の意味でありがたがる人は居ないと思うのですよ。
私が大西さんだったとしたら、キクさんの旦那さんが亡くなられたタイミングでこの葉書をキクさんに届けるけどなぁ・・・だって、ユリさんが駆け落ちする事になった原因って、キクさんの旦那さんにあるんでしょ?
綾城家を出た後もユリさんがわざわざ葉書を送るぐらいですから、大西さんはその辺の事情だって当然聞いていたでしょうに・・・
そりゃ、私にとっては有益な情報ですから、別に悪い事ではないんだけど、こういう幸運が続くと調査をしている気がしなくなるから嫌なのですよ。北海道での事件のトラウマが蘇ります!!
何時もの様に死んだ魚の様な目をしたあゆみさんに見送られます。
毎度機械の様に一字一句違わないセリフで送り出されてますね・・・
善蔵さんからは、八束町へ行くよう急かされていたのですが、その前に神楽寺に寄っていきます。
玄信「おお、あんたかね。これからはできる限り協力させてもらうからの」
明神村を昔から知る玄信さんの協力を頂けるのはとても心強いです。
折角で申し訳ありませんが、キクさんの昔話などお聞かせ願えると幸いなんですけど。特に亡くなられた旦那さんの話とか。
玄信「キクさんは旦那が亡くなってから色々と苦労なさったんじゃ。旦那が犯した過ちを一人で背負って生きて来た人なんじゃよ」
旦那さんが犯した過ちですか・・・
つまり、綾城和人さんの件もその1つというわけですね。
玄信「和人か・・・確かにユリには和人という弟がおった。今はどこに居るのやら・・・」
綾城家に住んでいた和人さん親子は、キクさんの旦那さんが亡くなられた後、キクさんが追いだしたのですよね?
玄信「確かにな・・・じゃが、キクさんはそのことを心から悔やんでおった。自分はどうかしておったとな・・・」
そうなの!?でも、結局は旦那さんの不倫相手とその子供でしょ!?確かに、和人さん達には気の毒な話だと思いますけど、キクさんにだって旦那さんが亡くなられた後まで面倒を見てあげる義理なんてないでしょう。
綾城家の財産は元々キクさんのものだったのでしょうし、純粋なキクさんの旦那さんの個人資産を和人さん達に分与してから追い出したのであれば、何の問題もないと思います。むしろ、そのまま綾城家に居座ろうって言う方がどうかしてます。流石にお人好しが過ぎますよ・・・
玄信「あの親子は、キクさんを恨んどったかもしれん。無理もない話じゃが・・・」
キクさんの旦那さんを恨むというのならまだ理解できますが、キクさんを恨むのはかなりお門違いだと思いますけどね・・・私は断固キクさんの味方です。
そういえば、ユリさんは和人さんと仲が良かったんですよね?
玄信「そうじゃ。ユリがおったら、あの親子が屋敷を出ることもなかったかもしれん。あの親子が綾城家を出たのは、ユリが屋敷を出た翌年ぐらいのことじゃった。まだ14、5の息子を連れたあの母親はさぞ苦労したことじゃろう・・・」
うーん・・・キクさんの旦那さんが悪いのは当然なんだけど、余程特殊な状況でもない限り、不倫にのった相手だって同じくらい悪いよね?和人さんには何の罪もないけど、和人さんの母親が苦労するのは自業自得な気がします。
何か和人さんが怪しい一色になってきてしまいましたね。
そういえば、村人達が綾城家のせいで自殺した家族がいるって言っていたのですけど、綾城家を恨んでいそうな人って他にいないのですか?
玄信「キクさんはもう十分に旦那の罪滅ぼしをしたはずじゃ。まだ恨んどる者がおるとすれば・・・キクさんも浮かばれんことじゃのう・・・儂が知っている事はこんなもんじゃ。ちっとは役に立ちそうかの?」
少なくとも、和人さん親子以外にキクさんを恨んでそうな人がいなさそうということが分かっただけでも収穫でした。「綾城家のせいで自殺した家族がいる」って話がずっと気がかりだったのですよ。
では、お話ありがとうございました。
お次は海上の崖へ。藤宮さんがきてたりしないかなぁ・・・と思ったら、平吉さん。お久しぶりです。
平吉「おや?またあんたか。さてはあのべっぴんさんに会おうと思うてきたな。残念じゃが、今日はまだきとらんぞ」
今日はまだ来てないということは、このまま待っていたら来る可能性もあるってことですね。
平吉「あの娘さんに会いたいんじゃろ?彼女のことで儂はいいことに気付いたんじゃぞ」
良いことですか?え、なんですか、なんですか。教えて下さいよ~
平吉「それはのう・・・ひ・み・つじゃ!かっかっかっ!」
かっかっかって・・・そんな笑い方をするのは黄門様かアシュラマンぐらいなものですよ。
あっ、最近、ひょんなことからキン肉マンのアニメを観る機会があったんですよ。これはそこで得た知識です。
まったく・・・あ、実は近くに藤宮さんが居たりして・・・
平吉「おらんとゆーとるのに、きっきっきっ!」
きっきっきって・・・次はくっくっくっですか?
藤宮さ~ん!
平吉「呼べど叫べど彼女はおらん。けっけっけっ!」
くっくっくっが飛ばされた!?
雪子さ~ん!!
平吉「なかなかしぶとい男じゃのう。努力に免じて儂の秘密を教えてやる!と、思ったら、大間違いじゃ!うひょひょひょ!」
何だこの人・・・
仕方ない・・・よっ、男前!男前の平吉さん!
平吉「おっ!なかなか正直な奴。仕方ない教えてやるか。あの娘さんがここへ来るのは大体5時ぐらいじゃから、その頃にくれば多分会えるぞ」
そんな名前も知らない女の人の行動を時間単位で把握してるだなんて、平吉さんのストーカー!
というわけで、藤宮さんに遭遇できる時間帯がわかったところで出直します。ではまた(次回)。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。