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前回からの続きです!
皆さんこんにちは。
一番のお気に入りホシミさんの裏切りを予想できずショックを隠し切れない伊達あずさです。
前回ホシミさんの裏切りが発覚したわけですが、話はそれだけではなかったのです。
真実イチロウとして私に近づき、ホシミさんをスパイとして派遣するほど、私の才能を信じていたのにはちゃんとした理由があったのです。
それは・・・
ええええええええええええええええええ!!!!!!!!
ま、まご!?
ギャグ調だったから、イロモノ大王の動機について完全に油断してました・・・何か物凄く久しぶりに虚を突かれた気がします。
案外ちゃんとした理由があったんですね・・・なるほど・・・だから姉二人はイロモノ大王と簡単に連絡が取れたのか・・・
思っていたよりずっとちゃんとしたお話だったみたいですね。私としたことが完璧に騙されていました。
孫ならもうイロモノ軍団の女王でもいいんじゃないかな・・・いやいや!!ダメダメ!!!
それじゃイロモノ八犬伝になっちゃうよ!いやむしろ、イロモノ発見伝?
NOと言える日本人だった私はイロモノ大王・・・もといおじいちゃんからの勧誘を断りました。
私の拒否に逆上したおじいちゃんは私に向かってイロモノα光線を放ってきました。これを浴び続けると正常な思考が出来なくなるとミユキさんが解説してくれました。
さ、さすが私のおじいちゃん・・・ミラクル・ボイスなみの精神攻撃が可能なようです。血ですね・・・これは・・・
尚も執拗にイロモノα光線を浴びせ続けるおじいちゃんの情に訴えてみました。
しかし、非情なおじいちゃん・・・もといイロモノ大王!!
であれば、こちらも頭を使うしかありません。ここは1つ、イロモノα光線にやられたふりをして油断させる(とぼける)ことにしましょう。
物凄く軽い口調でとぼけてみたところ、イロモノ大王はいともあっさりと私の言葉に騙されました。
あれですね、オレオレ詐欺とかに引っかかっちゃうタイプですね。
とりあえずはしばらく仲間になったふりをして様子をみることにしましょう。
まずは敵の作戦を知る所からですね。とりあえず敵だけでも知れば50戦ぐらいは多分危うからずです。
どうやって世界征服するつもりなのかと尋ねたところ、すんなりASO山内部の秘密要塞に案内されました。
何やら仰々しい装置が置かれていますね・・・更に詳しい詳細を訪ねてみると、このアンテナを使って宇宙上の人工衛星をジャックし、イロモノα光線を世界中の通信施設やテレビ受像機に送り込むらしいです。
なるほど・・・私達が開設したLECの人工衛星に割り込んできたのもこういった技術的バックグラウンドがあったからだったのですね。
意外なまでにしっかりとしたストーリーじゃん!!!
しかし、このアンテナを使って私のミラクル・ボイスを世界中に配信して世界を乗っ取るという話ならいざ知らず、このアンテナでイロモノα光線を直接送信できるなら、とりあえず世界征服した後、あらためて私を洗脳した方が良かったんじゃないのでしょうか。
だって結局イロモノα光線で私を洗脳するつもりだったみたいだし・・・何か順番がおかしいなぁ。
ちなみに、装置の開発費に関して尋ねてみると、どうやら姉二人が訪ねてきた際にイロモノα光線で洗脳し、そのお金を奪ったみたいです。
しかし・・・何かもうイロモノの定義が良く分からなくなってきましたね。
ともあれ、イロモノ大王を油断させるべく、イロモノになったふりをする私。
イロモノっぽい歌を歌います。何だかんだいってミラクル・ボイスなのですから、より一層イロモノっぽく感じられるはず!!
そんな私にすっかり騙されご満悦のイロモノ大王・・・今です!!
不意打ちでスタンガンをお見舞いする過激な私!!しかし、スタンガンなんていう名前のくせに全然スタンしないじゃん!!!
ともあれ、イロモノ大王に隙ができました。
すかさず部屋から飛び出すと目の前には秘密の部屋と書かれた扉と通信室と書かれた扉の二つが。
このまま自己解決してしまっては、何のためのアイドル八犬伝なのかわかったもんじゃありません。ここは通信室に行って仲間と連絡を取りましょう!
というわけで、通信室に飛び込むと、中にはイロモノ雑兵なる人が配置されていました。
すっかり攻撃的になった私はいきなりスタンガンをお見舞いすることに。すると、やっと敵がスタンしましたよ。
どうやらボスクラスの敵だけがスタン耐性を持っていたようです。(何気に私も主人公(ヒロイン)特性でスタンしてませんでしたけど)
雑兵を片付けた私は通信気を使って仲間と連絡を取りました。特に武闘派のムラサキさんとミドリさんには来てもらわなければ!!
このまま私がここから逃げ出したとしても、単独で世界征服が可能なわけですから逃げ場がないのです。
ですが、あのアンテナさえ壊してしまえば・・・きっとムラサキさんの爆弾が役に立つはず!!
わけもわからない他人の通信機をどうやって使いこなしたのかは謎ですが、何とかミサオさんと連絡がとれました。
どうやら皆ASO山の麓まで来てくれているみたいです。とりあえず合流を約束しました。
麓にいる仲間と合流すべく部屋を飛び出そうとした私でしたが、先ほどスタンさせた雑兵の腰にピストルがぶら下っていることに気づきます。
どんどん物騒な話になってきましたが、相手は人外の能力の使い手です。素直にピストルを拝借することにしました。
しかし、通信室の外に出るとイロモノ大王が既に待ち構えていました。
騙していたことに相当ご立腹のご様子のイロモノ大王はドラッグ野郎爆走一番星ベン・ベンソンなる人物を召喚しました。
確かに結構日本のテレビにはでてたかもしれませんね・・・
話し合おうにも、言葉が通じません!困った・・・
ひたすら逃げ続けるも足の速いベン・ベンソンを振り切れず、遂にはがけっぷちに追いつめられてしまいました。
火サスの犯人のように追いつめられた私は、これまた火サスの犯人のように銃を取り出し脅すことに。
幾ら言葉が通じないとはいえ、銃を突きつければ意図は伝わるはず。
しかし、そんなのお構いなしと迫ってくるベン・ベンソン・・・
とは言え、いくらなんでも銃殺するわけには・・・仕方なく空へ向けて威嚇射撃をすると・・・
元100m選手の性なのか、銃声を陸上競技のスタートと錯覚している様子です。
頭を使った私が気が付いたことですが、ベン・ベンソンは銃声を聞くと、反射的にロケットスタートを行ってしまうみたいです。
ん・・・これを利用すれば危機を回避できるかもしれませんが、それって銃殺と結果が一緒になってしまうんじゃ・・・
そう思いながらも、降参したふり(とぼける)をしてベン・ベンソンを近寄らせておいて・・・
空へ向かって発砲!予想通りベン・ベンソンはロケットスタートを繰り出し、崖下へと落ちていきました。
ほらね・・・自分の手を汚さなければセーフみたいな感じになっちゃってるじゃん!!!こうなることを予期していたにも関わらず、故意に行ったんだから立派な殺人罪だよ!!
と、思ったんですがボケる余裕があるみたいですし、多分死にはしないでしょう。
まあ、一歩間違えば私が転落していたかもしれないわけですし、正当防衛ってことで・・・
今頃になってイロモノα光線の後遺症が!!コマンドを選択したわけでもないのに反射的にとぼける私。
こうして、ベン・ベンソンの猛追をかわした私は一旦モモミさんと合流すべく鏡張りの部屋まで戻りました。
トオルさんは未だ意識を失ったままでしたが、モモミさん曰く、無事元気になったみたいなので、モモミさんに侵入するときに使った抜け道を案内してもらうことにします。
やっとのことでイロモノ城から出られました!
しかし、このままでは例のアンテナを使って世界征服されてしまいます。皆と合流して何とかしないと。するとタイミング良く、ヤチヨさん逹がこちらへ向かってきました。
早速これまでの状況を仲間全員に話し、イロモノ大王の野望を打ち砕くべく、決意を固めた私達7人なのでした。
人数が増えたことで気持ちが大きくなった私は、改めてイロモノ大王が待つ城内に侵入したのでした。
すると城内で待ち構えていたイロモノ大王の号令で、早速戦闘になりました。
ここは武闘派のミドリさんの出番かと思われたのですが・・・
ムラサキさんの範囲攻撃で片が付いてしまいました。だ、大丈夫かな・・・死人とか出てないですよね。
ちゃんと火薬の量が調整されていることを祈る私。
部下が皆殺しにあったことで激高したイロモノ大王が、イロモノα光線を使うことも忘れて接近戦を挑んできました。
今度こそミドリさんの出番かと思われたのですが、イロモノ大王は自らの技を忘れてはいなかったようで、イロモノα光線を使い、ミドリさんをイロモノ化してしまいました。
むむむ・・・ギャグシナリオと油断していたら、何気にちゃんと設定を忘れず、論理的な攻撃を繰り出してきてる!!!
ミドリさんがやられたことで逆上したヤヨイさんがイロモノ大王に跳びかかるも・・・
イロモノ大王が放ったイロモノポーズにより、なすすべもなく力を奪われてしまいます。
追いつめられた私はピストルに手をかけるも・・・やっぱり人は撃てません!!
すると、それをみたヤチヨさんがピストルを所望してきました。え!?まさか撃っちゃうの!?
自分の手を汚さなければセーフと考えている黒い私がヤチヨさんにピストルを手渡すと、ヤチヨさんは何の迷いもなくイロモノ大王に向けてピストルを発射しちゃいました。
しかし、狙いは外れ馬の人形をかすめるにとどまった様子。まあ、素人が撃っても案外当たらないものです・・・
しかも、大事なイロモノギャロップ(馬の人形のこと)を傷つけられたイロモノ大王は刀を抜いて襲い掛かってきます。
あわやという所で、ホシミさんが駆け寄り盾となって斬られてしまいました。
イロモノ大王の一撃を受けたホシミさんの悲鳴によって、イロモノ大王が動揺したのか、私達は呪縛から解放されました。
その隙をめがけて、スタンガンの一撃をイロモノ大王にお見舞いします!!
すると、先ほどは耐えたスタンガンの一撃でしたが、何だか今度はラストっぽいセリフを吐いています。
でも、いまいち効いているのか効いていないのか良く分かりません!
とりあえずその隙にホシミさんに駆け寄ると、心中を素直に話し始めたホシミさん。そんなことを言ったらだめだよ!死亡フラグが立っちゃうよ!?
しかも、自分で致命傷だと言ってます。
が・・・さすがにそう何度も騙されませんよ私は!!!「使う」のリストに未だ「汗のビン」が残っている辺りから、こういうことになるであろうことは推測済みだったんです!!!!
早速ガマの油成分が含まれたトオルさんの汗をホシミさんに塗り込みます。・・・何かこうやって書くとちょっとアレな感じですね・・・
いともあっさり持ち直すホシミさん。
持ち直したホシミさんに思い切ってイロモノ大王の弱点を訪ねてみることに。
すると、先ほどヤチヨさんが誤射したイロモノギャロップが弱点とのこと。アレを奪えば良いみたいです。
何かやけにくわしさんの時みたいなノリになってますね。
イロモノギャロップを奪おうと跳びかかるも、イロモノα光線を撃たれ、倒れる私・・・しかも、頭を足で踏みつけられました。
その後、スタンガンを使おうともがくも、スタンガンを持った右腕をも踏みつけられます。何かもうイロモノというより完全に悪の大王になってしまっています。
そこで最後の手段・・・まだ残っていた汗のビンを使用して、悪の化身となったイロモノ大王に目つぶし攻撃!!
そこにダメ押しのスタンガンです!
のたうち回るイロモノ大王からイロモノギャロップを無事むしり取りました!
それにより、イロモノ大王は凄まじい叫び声をあげ、そのまま失神してしまいました。
目つぶし攻撃後、ヤチヨさんからピストルを借り、両腕両足に銃弾をお見舞いすることで動きを奪っても良かったんですから、これくらいで済ませて上げたことを感謝して欲しいくらいです。
ギャロップを奪われたイロモノ大王は真実イチロウの姿に戻ったみたいです。ん~どういうことなんでしょう。
このイロモノギャロップに乗っ取られていたとかいうオチじゃないですよねまさか。
何か「使う」の欄にある「ギャロップ」というのが気にはなりますが、何か嫌な予感しかしないので使用は避けておきましょう。
ホシミさん曰く、無事イロモノ大王は滅び去ったみたいです。
こうして、世界は能天気にも救われた?みたいです。
暫くして目を覚ました真実イチロウの口から、暗黒イロモノ大王の秘密が語られました。
その昔、売れっ子芸能人だった真実イチロウは私と同じように暗黒イロモノ軍団と戦い、これを壊滅させた。
だが、大王を倒しイロモノギャロップを手にした瞬間、真実イチロウはその魔力に取り込まれ、身も心もイロモノ大王と化してしまった。
つまり、イロモノギャロップが大王の正体だったと・・・やっぱり使わなくてよかったよ・・・
そんなこんな言ってると、復活したヤチヨさんが何とここでデビューイベントをするとか言い出しました。
あ~確かにこのアンテナを使えば、宇宙上の衛星がジャックできるらしいですし、折角だから拝借しちゃうんですね?
何時の間にかミサオさんがここの全システムを良いように変えちゃったみたいです。あまつさえ、世界中の通信網が好きなように操れるとか物凄く物騒なことまで言っちゃってます。
ミドリさんが分かりやすく、身も蓋もないことをいってます。
まったく悪びれることなくその計画に賛成する私・・・いえね・・・これを使って私がミラクル・ボイスを使ったら、やってることってイロモノ大王と実はそうかわらないんですよね。ミラクル・ボイスも結局の所、精神攻撃だし・・・
しかし、私のミラクル・ボイスによって既に洗脳済みの仲間がそんな計画を止めるわけもなく、私の歌は見事全世界に強制配信されてしまうのでした。
半ば犯罪行為の電波ジャックも、私のミラクル・ボイスの前には些細な問題として扱われ、世界は私の前にひれ伏したのでした。
そんな中、「君はホエホエ娘」がいよいよ初披露されるのでした・・・
(ちなみに音楽はオープニングBGMです)
おねだりしちゃう おねだりしちゃう おねだりしちゃう 連れてって♪
おねだりしちゃう おねだりしちゃう おねだりしちゃう ホエホエって♪
星のイリュージョン♪
オチャメなムスメ ベルマーク♪ でもでも
つぶらな心が♪
ポイント魅力 私とて♪ ヒューヒュー
谷に向かって♪
ホエホエ娘なの♪
1の次は2♪
3はパス♪
駄目なのよさー♪
間奏中に西園寺家の財産放棄を全世界放送で宣言する私・・・これを見た姉二人は自分達の負けを認めるのですが、既に国の1つや2つ買えるだけの資金を持つ私達のプロジェクトにおいて、西園寺家の財産ごとき豆粒ほどの価値になってしまっているので、何かいまいち感動できませんね・・・
ちなみにこの後、二番 → 仲間達からのコメント → 三番を歌いながらのエンディングです!
それでなくても最後に詰め込みまくってしまったため、二番、三番の歌詞と仲間達のコメントについてはなんてことなかったので省略!!!
・・・といった感じで、思ったより長くなった「アイドル八犬伝」でしたが、これにて終了!
しかし、”アイドル”と”八”についてはまあわかるとして、”犬”要素って何処にあったのでしょうね・・・そして、全然マルチエンディングっぽくなかったのですが・・・
一本道シナリオっぽいのに、何でクリアできなかったのか、後で蘭丸さんに聞いてみたところ、イロモノ大王からイロモノ光線を撃たれた時、正しい選択肢がわからずゲームオーバーになっていたそうです。
このゲームにもゲームオーバーになる分岐とか存在してたんですね・・・ゲームオーバーにならず最後まで行けた私は運が良かったみたいです。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
さあ、伊達さんもツベかニコニコに「君はホエホエ娘歌ってみた」を上げてアイドルデビューだ!
さ、流石にアイドルは・・・