タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ゲーム的にもプレイヤー的にも目標を失ってしまった伊達あずさです。

個人的には姉さんなんかがヴァレリアの女王になったら、統治者による政治的無関心によってゼテギネア帝国の二の舞になるんじゃないかと思うわけですよ。いや、姉さんの性格を考えれば、ひょっとすると狙って悪政を敷く可能性すらあります。

とはいえ、人には不幸になる権利だってありますからね。それでも姉さんがヴァレリアの女王となることを多くの人が望むのであれば、民と共にあることを良しとするゲームの中の私には戦う理由がありません。
民の意志の執行者であり続けることを望み、同時に姉さんを救いたいとも考えている主人公が目指すべき道はどこにあるのか・・・

ローディスの息がかかったロスローリアンをヴァレリアから追い出し、姉さんが誰の影響も受けず、自らの考えのみでそれっぽい政治を行えるように再教育でもするつもりなのかな?
ただその場合も、ロスローリアンが姉さんを操るのか、私が姉さんを操るのかという差しかなく、そんなことには興味がない多くの民にとっては争いが増えるだけでいいことなんてありませんね。
それこそ真に正しい政治などと言ったものがこの世界に存在するのであれば別ですが、どうせ誰がどんな政治を行ったとしても、何かしらの不満は出てきちゃうわけですから。

やっぱり、ゲームの中の私の信条を尊重しつつ、これ以上の戦いを正当化するのはちょっと無理かも・・・

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
以上のような理由から、Chapter 4に入った途端、オープンワールド然としてきちゃいましたよ。

でもよく考えてみると、精神的猶予が与えられた今は新しく増えたメンバーのレベルを上げるよい機会かもしれません。丁度、私1人で戦うことの厳しさを感じ始めたところでしたし。

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2
戦場で敵も味方もペドロブレスで石にしてしまえばレベルが上げ放題です。Lv50の人を石にすればLv43までは1撃入れるだけでレベルが上がっちゃいますからね。さくさくですよ!ほんと、アルカディア(コカトリス)様様です。

まあ、こんな大勢のレベルを上げたところで、どうせ同時出撃できないんだし、あんまり意味はないんだけどさ・・・でも、一応、名のある人はLv50にしておこうかなと。

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
レベル上げをしながらいろんな場所のショップにも寄っているのですけど、デネブさんを見かけませんね。結構、遭遇率が低いのでしょうか。

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵4
デネブさんのお店を探しがてらアルモリカ城へと立ち寄った際・・・

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
昏睡状態だったウォーレンさんが目を覚ましました。

ウォーレン「・・・そうですか、ランスロットはまだ戻ってきませんか。無事だとよいのですが・・・ゴホッ、ゴホッ」

あずさ「無理をしないでください。完全に治ったわけじゃないのですから」

ウォーレン「私は大丈夫ですよ。まだ、死ぬときではありませんから」

あずさ「あの・・・ウォーレンさん。教えてもらえませんか」

ウォーレン「何ですか、改まって」

あずさ「教えてください。あなた方がこの島へやってきた本当の理由を」

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
ウォーレン「・・・聞いてどうします?」

あずさ「あなた方の狙いがローディスと同じなら速やかにゼノビアへ帰ってもらいます」

ウォーレン「ふむ・・・」

あずさ「僕はあなた方と戦いたくない・・・しかし、他に理由があるのなら教えてください。僕にできることならば是非ともお手伝いしたい!」

ウォーレン「私達は王国を追放されただけですよ」

あずさ「ウォーレンさん!」

ウォーレン「・・・わかりました。お話しましょう。あなたが考えるように、私達は王の命令で派遣されました。もちろん、ローディスのようにこの島の覇権が目的ではありません。目的は別にあります・・・」

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
ランスロット「陛下、それでは行ってまいります」

聖王トリスタン「・・・すまぬ。方便とはいえ、そなた達を追放せねばならんとは」

ランスロット「敵を欺くには、まず味方から、と申します。それに聖剣ブリュンヒルドを盗まれたのは、我が聖騎士団の警備が甘かったため。聖騎士団の名誉に賭けて必ずや聖剣を取り戻してまいります」

あっれ・・・私、ブリュンヒルドまで上げちゃってたのですね。

聖王トリスタン「ローディスがなんのために聖剣を盗んだかはわからぬが、あれはゼノビアの至宝だ。頼んだぞ、ランスロット」

ランスロット「ハッ」

ほんのちょっと前までは「ローディスに行って戻って来た者はいない」などという都市伝説レベルの存在だったはずなのに、いつの間にか「聖剣を盗んだのはローディス」などと断定できちゃうまでにローディスの存在が定着しちゃったのですね。私が居なくなった後の数年で何があったのか。

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵8
あずさ「聖剣ブリュンヒルド・・・?」

ウォーレン「ブリュンヒルドはただの剣ではありません。それを持つ者は神々と交信でき、神々の大いなる力を行使できると言われています。真偽のほどはわかりませんが、我がゼノビアにとっては、末代まで伝えねばならぬ至高の宝。なんとしても取り戻さねばならないのです」

ブリュンヒルドにそんな力などありましたっけ?私の記憶ではカオスゲートを見つけるのがせいぜいだったような。そして、その唯一の価値すらも、別の方法でどうとでもなっちゃうみたいですし。

あずさ「その聖剣を盗んだのが暗黒騎士団なのですね?」

ウォーレン「その通りです。ローディスへ持ち帰ったとばかり思っていましたが、よもやこの島に持ち込むとは・・・私達の目を欺くためなのか、それとも何か他に理由があるのか、それを確かめなければ・・・ゴホッ!」

ローディスに盗まれた聖剣の奪還が目的なのであれば、最初から正直に言っていた方が良かったんじゃないかと思うのですけどね。というか、盗まれた物を奪還するのに何でそんなこそこそする必要があるの?

ロンウェーがランスロットさん達を許容したのだって、ランスロットさん達がゼノビアから追放されたかどうかを重視したわけではなく、単にランスロットさん達がヴァレリア島を侵略可能な規模の集団ではないとみなされたってだけのことですよね。幾らランスロットさん達が「ゼノビアから追放された身分です。王国の命令で来たわけではありません」などと言ったところで、ロスローリアンレベルの規模の集団だったら許容されるはずがありません。
むしろ、ヴァレリアの覇権などとは別のところでゼノビアがローディスに敵対心を抱いているということであれば、ランスロットさん達はゼノビアの代表を名乗った方がヴァレリアの人達からありがたがられたのでは?

それともトリスタンさんは聖剣を盗んだローディスとも事を構えたくないと考えていたのでしょうか。あんな暗殺大好きっこの過激派トリスタンさんがそんなこと考えるかなぁ・・・

あずさ「ウォーレンさん、大丈夫ですか!?・・・もう、休んでください」

タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
あずさ「後は僕達に任せてください。決して悪いようにはしません。ですから、ウォーレンさんはまず、身体を治すことに専念してください」

ウォーレン「・・・ありがとう。あずさくん・・・」

父の仇とはまた別のロスローリアンと戦う理由ができたところで今日はここまでです。

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タクティクスオウガのプレイ日記49:レトロゲーム(スーファミ)」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    どのゲームも敵側は盗むのが上手なのか
    味方の防犯意識が低いのか
    大事なものが簡単に盗まれます

    返信

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