奪われたリトルマン:Baldur’s Gate 2#214

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
前の回がきりよく終わってしまうと、次の回の冒頭文で悩むことになると今更気付いた伊達あずさです。
ただ、オーラヴァさんとティーロさんの件って、実はあれで終わりではなかったみたいなのですよね。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵1
彼らの顛末を常連客のマウヌさんから聞く事ができます。あ、それと壁に隠し扉がありますね・・・まあ、それは話の後で。

あずさ「何か面白い事あるかしら?」

マウヌ「面白い事って言えると思うぜ。ティーロとオーラヴァが帰ってきたんだ。無法者で、徒党を組んで暴れてる。喧嘩してた。奴らが別れて真っ当になってくれりゃと・・・思ったがね。無理な話だね。ありとあらゆる犯罪をやらかしてる。自分らのヨリを戻してくれた人に捧げてるんだとよ。そいつに蹴りを入れてやりたいよ。おっと・・・ちょっと飲み過ぎたようだな。落ち着かないと・・・」

どうやら、ティーロさんとオーラヴァさんは2人でいると犯罪に手を染める特殊性癖の持ち主だったみたいです。確かに自分達の人生のハンドルを他人に委ねる必要はないと思うけど、幾ら自由にして良いとは言っても最低限のルールは守らないとダメです。つまり犯罪はダメ!しかし、そのような犯罪者相手に対して「2人が別れれば・・・」だなんて、この辺の人達も随分と甘っちょろいことです。ヨリを戻させた相手に蹴りを入れる前に、ありとあらゆる犯罪に手を染めている二人に蹴りを入れなよ。まあいいでしょう。今度2人を見つけたら私が責任をもって叩きのめしてあげますよ。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵2
まあ、それはそれとして・・・この隠し扉は一体何?

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵3
壁の向こうにリッチがいた!!

リッチ「我は永きに渡り、古都の下にて眠っていた。永く平和だったものを。ぬしの邪魔立て、万死に値する!」

大衆酒場の壁一枚向こうにリッチがいるとか気が休まらない!不法侵入したこちらに非があるし、貴方に恨みもないけど、降りかかる火の粉は払わねばなりません!

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵4
自分で召喚した敵に自分で攻撃して倒しちゃったり(範囲魔法で)と、いまいち、戦術性に欠けるリッチでした。しかしながら、+4以上の武器でないとダメージを与えられないのはかなり困る・・・早く+4以上の刀が欲しいな。頑なに出てこないのですよ、+4以上の刀。

でもって、リッチ&近くの箱からはワンド・オブ・ライトニング、ワンド・オブ・クラウドキル、ワンド・オブ・ファイアー、リング・オブ・インヴィジビリティ、ロッド・オブ・テラー、デイスターが出てきました。
説明に値するのはロッド・オブ・テラーとデイスターぐらいかな?

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵5
ロッド・オブ・テラーは使用する事で対象者にフィアーを掛ける+3相当のクォータースタッフです。でも、その能力を使用すると20%の確率でカリスマを1ポイント失うとかリスクが高すぎません?しかも、そのフィアーも抵抗可能みたいですからね・・・どんな相手にも絶対に効くっていうなら、例え100%の確率でカリスマが失われたとしても、使い道がありそうなんだけどな。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵6
デイスターはイービル系の敵とアンデッドに対して効果のある+2相当のロングソードで、イービル系とアンデッドには+4のTHAC0&ダメージボーナスがあり、アンデッドの場合は更にダメージが倍になるそうです。加えて、1日に1度だけ3D6の範囲攻撃(半径20フィート)サンレイを放つことができ、ST失敗でブラインド、更に相手がアンデッドの場合は追加で1D6のダメージを与えたうえ、ST失敗で即時破壊できるらしいです。
+2の武器なので、普段使いするにはちょっと頼りないけど、対アンデッド戦においては使い道がありそうです。サンレイならリッチが相手でも効果がありそうですし。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵7
シティ・ゲート地区の再調査も終了です。これで残るはグレイヴヤード地区のみ!

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵8
グレイヴヤード地区の一角でヴィコニアさんを発見しました。そういえば、グレイヴヤード地区にいるからとか言われていましたっけね。

ヴィコニア「”ヴェンドゥイー”!考え直してくれたのかい?借りをつくりっぱなしってのも、きまりが悪いからねえ。傷の一つや二つだったら、あたしの魔術で瞬く間に治してさしあげるよ・・・!」

あずさ「いえ、気持ちは変わっていないわ」

別にヴィコニアさんが嫌いってわけではないのですけど、ヴィコニアさんを仲間にするとケルドーンさんやアノメンさんが攻撃的になりそうなので・・・まあ正直、アノメンさんはどうだっていいのですけど、ケルドーンさんに臍を曲げられるのは困るのです。ヴィコニアさんならコーガンさんともうまくやれそうなのですけどね。残念です。

ヴィコニア「なんだい、あんたの分別は、お出かけでもしてるのかい・・・?戻って来るまで待っててやろうかねえ・・・何時になるのか、わかったもんじゃないけどねえ」

そう言いながらも待っていてはくれるのですね。何か心苦しいです。
う~ん・・・ヴィコニアさん以外にはこれといって新しい人も見つかりません。仕方がないので、夜に出直しますか。グレイヴヤード地区で夜に人と会う約束をしていますしね。それに、もしかしたら、ワンチャン話の分かる幽霊と出会えたりするかもしれません。墓地だけに。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵9
咎める者が居ないのをいいことに、墓地の入口で休息して時間を潰していると、昼間には見かけなかった人が現れました。

ウェレン「・・・ママ?パパ?そうなの?」

あずさ「君はどういう種類の亡霊なの?どうして安眠出来ないの?」

別に咎めているわけじゃないよ!?

ウェレン「亡霊?ぼく・・・ぼくウェレンだよ。ぼくはただ・・・ただ、クマのぬいぐるみを返して欲しいだけ・・・」

あずさ「クマのぬいぐるみ?」

ウェレン「ぼくの大好きなクマさんがね、リトルマンが・・・悪いおじさんが家にやって来て・・・そのおじさんはぼくを痛い目に遭わせて、他の物と一緒にリトルマンも持って行って・・・(シクシク)ぼく、リトルマンがいないと眠れないの!」

あずさ「シーフがあなたを殺して、他の物と一緒に君のクマのぬいぐるみも奪ったですって?私がそのクマを見つけてあげたら、あなたは安らかに眠れるの?」

ウェレン「うん!クマさんがいたら、眠れるよ!あの子を取り戻してくれない?ねえ、お願いだよ、お願い、お願い!」

あずさ「分かった。君のクマはどこにいるのか知っているかしら?」

ウェレン「うん・・・(グスン!)スラムにある宿屋にいる悪いおじさんが持っているの。コパーなんとかいう所だよ。(グスン!)奥のベッドルームにいるよ!名前は”リリニス”じゃなかったかな・・・ぼく・・・行ってみたの・・・(シクシク!)・・・おじさんに、どうか、クマさんを返してって話したんだ。でも、おじさんったら、ぼくの事をひどく恐がるの。(シクシク!)ねえ、おじさんに返してもらって、お願い!」

リリニス・・・確か私を幽霊と間違えた人ですね。なるほど、そういうことだったのですね。約束の人と会う前にひと仕事しちゃいましょうか。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵10
いたよ、リリニス。

リリニス「ああ・・・またあんたか・・・今度は、何がお望みなんだ?」

あずさ「あなたの名前はリリニス。そうでしょ?」

リリニス「ええと・・・ああそうだ。どうしてそんなことを知ってる?」

あずさ「私はあなたが殺した少年のゴーストに、彼のぬいぐるみのクマを取り戻す為に派遣されたのよ。さあ、渡してもらうわ!」

リリニス「あんたは・・・あのクマを取り返しにここへ来たのか?ええと・・・その辺のどこかにあると思う。そうだな・・・探させてくれ・・・ああ、あった。さあ、これだ。それを・・・ガキにそれを渡して、俺にもう近付くなと言ってくれ」

というわけで、無事、ぬいぐるみを返してもらいました。
本当はこの後にもちょっとだけ会話が続くのですけど、ま~些細な話ですので。

奪われたリトルマン:Baldur's Gate 2#214_挿絵11
では再び、ウェレンさんのもとへ。

ウェレン「・・・ママ?ママ、リトルマンがどこにいるか知らない?ママが持っているの?」

あずさ「ええ、ウェレン・・・君のクマさんよ。これで眠れるわね」

ウェレン「持って来たんだね!持って来てくれたんだね!ああ、有り難う、有り難う!これで、眠れるよ!有り難う!」

こうしてウェレンさんは自分のお墓で安らかな眠りにつきました。本当によかった。
後はもうグレイヴヤード地区の入口でヴァレンさんの主人と会うだけなのだけれど・・・それは次回。

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