投稿日:
皆さんこんにちは。
とてもきりの悪いプレイ日記を書くことになった伊達あずさです。
折角、新しいゲームを始めるのですから、できれば来年からにしたかったのですけどね・・・
というわけで・・・今日から「蓬莱学園の冒険!転校生スクランブル」をプレイします!

実は昔、1度だけ「蓬莱学園の冒険!!」をプレイしたことがあるのですよ。あっ、テーブルトークRPGの話です。
残念ながら私はルールブックを所持していないので、ちょっと記憶があやふやですけど、蓬莱学園はどこかの孤島をまるまる所有していて、学園の運営はもちろん、島の政治や軍事をも蓬莱学園の生徒達が自らの手で行っている学園国家みたいな設定だったはずです。
ちなみにこのゲーム・・・今買うとなると結構お高くなっちゃうのです。それはすなわち、出荷本数の少なさを意味しているわけで・・・あんまり売れなかったのかもしれませんね。まあ、日本だとテーブルトークRPG自体、それほど有名ではありませんし、仕方がないのかもしれませんけど。
では、前置きはこれくらいにして、早速始めちゃいましょうか。
私が書くプレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!
これから始まる物語は、あなたが今まで、見たことも聞いたこともない、全く不思議な南の島の、これまたヘンテコリンでメチャクチャな学校を舞台に繰り広げられる、涙と笑いと友情・・・そして、恐るべき事件に彩られた一大学園ドラマである!
199?年 4月
日本の遥か南の上空2000メートル

TOKYOを出発したこの飛行機は、ひたすら宇津帆島目指して飛んでいた。
機内にはこの4月から学園に転入学する生徒達を乗せていた・・・

パイロット1「いやあ、つい寝ちゃったなあ」
パイロット2「いや、いやあ・・・本当によく寝ましたねえ」
パイロット1「しかも、寝ながらコース変更するとはなあ」
パイロット2「さすが、ベテラン・パイロット。ヨッ!名人!!徹夜で***してたとはとても思えませんよ」
パイロット1「ま、ま、そんなに褒められるとちょっと・・・ネ」
パイロット2「後ろのガキども・・・到着が遅れてるからぶうぶう言ってるみたいですよ」
パイロット1「いいんだよ、言わせておけば・・・どうせ、蓬莱学園ごときに入る奴らだ。ぶうぶう言うだけなら俺だって言えるぞ。ほれっ、ぶうぶう、ぶうぶう・・・」
パイロット2「・・・」

スチュワーデス「はい、何かご用ですか?」
主人公「・・・」
スチュワーデス「このままだと始業式に遅刻するって言われても・・・すみませんね・・・パイロットが寝ぼけてアラスカまで行っちゃったもんだから・・・」
主人公「・・・!」
スチュワーデス「酷いじゃないか、何とかしてよ!って言われても・・・後、ちょっとで到着しますから、ねっ?」
主人公「・・・!!・・・!!!」
スチュワーデス「全く煩いわね。んなこと言ったってしょうがないでしょ!わかった。そんなにはやく着きたいのなら、望みを叶えてあげようじゃないの!」

スチューワーデス「えーと、確かこれだったわ・・・ハイッ、ドアの前に立って後ろを向いて」

スチューワーデス「これでよし。ちょっと、このドアの方を向いて・・・」

スチュワーデス「じゃあ行くわよ!これで、あんたが一番のりだ!!あらよっと!!!」


パラシュートが開かない!

パラシュートはなおも開かない!!

お、おちるーーーっ!!


先生・生徒の数、およそ10万人!日本一のマンモス学校「蓬莱学園」。約70年前に怪しい生物が住むこの島にやってきて以来・・・超巨大建物や病院、食堂横町、空港、そして路面電車を作り、クラブ・委員会など、全て生徒による自主運営でやってきた。そして、そんな学園には全国から変な生徒が集まってきていた・・・

「アッ!!」



校長「みなさん、こんにちわーーーー!私が校長先生のつきしろあやめでーす」


生徒「きゃーっ!」
先生「なんだ、どうしたんだ、UFOか!?・・・つまんなかったね」

生徒「せんせーい。なんか上から人間がふってきましたあ!」
教頭「とにかく、保健室まで運ぼう」

教頭「おおっ、気が付いたぞ!」

生徒「せんせーーーい、ロクくんが起き上がれません」

教頭「なにっ、それは大変だ!早く保健委員を呼んで来なさい!!」
生徒「はーーーーい」


教頭「ふうっ、新学期早々、とんでもないことが起こったもんだ。と、ところで君は?大丈夫かね!?」
もし、私が主人公(落下耐性あり)じゃなかったら間違いなく死んでいたところですよ!
教頭「儂はびっくりして・・・”ちょっと、ちびってしまった”なになにっ?転校生??間に合わないから落とされた!?飛行機からスチュワーデスに・・・まあいい。後で担任の先生と一緒に校長室へ謝りに行きなさい」

そういって教頭先生はどこかへ行ってしまいました。
担任の先生に会えというなら、せめて職員室まで連れて行って欲しかった。転校生だって言ってるのに!

あの体育館的なところに戻れば、職員室の場所を聞けるような人がいるかなと思ったんですけど、このドア・・・開かない!

これは・・・なんだろう?
壁にかけられた額縁には「穂北記念大講堂 美術部–3年 金子」と書かれた絵が飾られています。まあ、今、見るべきものではないことだけは確か!

じゃあこれは?
壁にかけられたプレートには「大講堂 完成記念 寄贈–蓬莱会」と書いてありました。うん、これも今は関係なさそう。

じゃあ、ここか!

人が居る!
男子生徒「ここは大講堂といって、学園の様々な催しを行うバカデカイ建物なんだ」
うん、それはいいから職員室を教えてください!って、だめですか。
ちなみに彼の横の壁にかけられている額縁には蓬莱学園創設者、穂北先生の写真が飾られていました。

とりあえず大講堂の外に出てみましょうか。

誰かこっちにきますね。
あだち先生「あっ!あなたね、パラシュートで空から下りてきた転校生は!?もう、あんまり無茶しないで頂戴。私が他の先生方に・・・と、とにかく校長先生に謝りに行きましょう。教室に行くのはそれからよ」

あだち先生に連れられて校長室へ。随分と立派なところですね。

校長「あら?あなたさっきの転校生ね。凄く面白かったけど、幾ら始業式に遅れそうだからって、ダイビングをしたりしちゃダメよ!私、つきしろあやめ。お友達にはあやめチャンって呼ばれてるの。大学を卒業してこの4月から先生として蓬莱学園にきたんだけど・・・それがなんだかいきなり校長にされちゃったのよ。一体、どういうつもりかしら?まだ先生になったばっかりで、なーんにも知らないのにネ。でも、私ってもしかしたら・・・」

あだち先生「校長先生。校長先生ってば!」
校長「あらあら、ごめんなさい。私ったらお喋りだから・・・こちらがあなたの担任の・・・えーっと・・・確か・・・そうそう!あだち先生でしたよネ?先生、宜しくお願いしますね。”コノヒト、チョット、ケバイワ”」
ニコッと笑ったあだち先生「わかりました。それじゃ、教室にいきましょうか。”フン、シツレイナ、カマトト女!!”」
ダブルクォーテーションの部分って心の声とかではなく、実際に声に出しちゃってるのですね。

あだち先生「今日は皆さんに転校生を紹介するわ。皆仲良くしてあげてネ。あなたの席はア・ソ・コよ。それでは授業をはじめまーす」

まさかの一番前!普通、転校生の席っていったら、一番後ろが相場ってもんなんじゃないの!?
まあ私、率先して一番前の席に座るタイプなので、別に構いませんけど。

その日の放課後・・・
男子生徒A「やあ!なかなか派手な登場だったね。君の名前は何て言うんだい?」
あずさだよ。伊達あずさ。
女子生徒「ねえねえ、あなた何月生まれ?」
5月だけど何で?
男子生徒B「血液型も教えろよ!」
A型だけど・・・献血のお誘いか何か?

壁の向こうから誰かきた。
ヒナコ「ねえ、あずささん。ちょっといい?」
転校経験がないからよく分からないけど、初日から随分と話しかけられますね。

それにしても、この穴って何なんだろう・・・

ヒナコ「私達、愛と正義と友情の学園スクープ新聞”ホースポ”を作ってるんだけど・・・あなたに助けて貰いたいことがあるの」
だいち「お前が大講堂でぶつかったのはうちの編集メンバーでロクっていう奴なんだが・・・あの事故のせいで怪我をしたロクは暫く入院することになった。おかげで俺達はスタッフが足りなくて新聞が作れない。そして、ロクの治療費も払わなくちゃならない・・・」
ハル「それでさっき皆で相談したんだけど、ロクの代わりとして・・・君に”ホースポ”の編集を手伝ってもらうことにしたんだ。どう?グッドアイデアだろ!?もし、手伝うのが嫌なら治療費を払ってもらうよ。どうする?」
う、確かに事情を知らないロクさんは私に治療費を請求する権利があるのかも・・・ただし、私はあのキャビンアテンダントの人に請求するけどね!っていうかあれ、完全に殺人未遂だよ!
よって、手伝わないよ!
だいち「治療費は学札でざっと1000万Gぐらいかな!?」
学札-Gは蓬莱のお金の単位だそうです。1000万Gが日本円に換算した場合、如何ほどになるのか分かりませんけど、私が払うことにはならないから関係ないよ!
だいち「さあ、払ってもらおうか?」
そもそも、あなた達に請求する権利なんてないじゃん!絶対に嫌だ!
だいち「治療費は学札でざっと1000万Gぐらいかな!?」
・・・だめだ、ローラ姫ループに入っちゃったよ。もう!どうせ断れないのなら、断らせないで!
だいち「さあ、これで今日からお前も俺達の仲間だ!良かったな、すぐ友達ができて」
転校初日から脅迫してくるような友達とか要らないよ!
だいち「俺様の名前はだいち。こっちはヒナコとハル。2人とも”ホースポ”のメンバーだ」
大体、ホースポって何の略なのよ。蓬莱スポーツ新聞??
だいち「・・・そうだな。今日のところはまず俺が学園の中を案内してやろう。中央校舎を見て回ったら声を掛けてくれ。俺は校門で待ってるから」

いっちゃった・・・
学園の中を案内すると言った割に、校舎の中は自分で見て回れっていうの?おかしくない??
ヒナコ「この編集基地は”ホースポ”のために教室の壁をくり抜いて作ったのよ。凄いでしょう!後ろのホワイトボードの前でAボタンを押すと記録とか色々できるからね。それからテーブルの上には電話もあるからAボタンでかけることができるわ。でも、かける相手がいなくちゃしょうがないけど・・・」

ほほう、ここでセーブできるのですね。じゃあ、今年はここまでにしておこうかな。
Prev | Next
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。


