グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur’s Gate 2#171

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
シルバーパンタロンを手に入れる事が出来た奇跡を神に感謝している伊達あずさです。

いや、まあ・・・お世辞にも信心深いとは言えませんが・・・まあ、比喩表現ですよ。
でも、ほんの少しでもエルゲア婦人に良識があったり、私がウェルサーさんに興味を持ったりしなければ、シルバーパンタロンの発見には至らなかったはずです。
そう考えると、これは針の孔に糸を通すが如きの奇跡的な偶然と言えましょう!

グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur's Gate 2#171_挿絵1
ウェルサーさんから不当とも言える報酬をねだってしまったわけですから、しっかりと約束を果たさねばなりません。
というわけで、先送り・・・いえ、次回送りとなってしまっていたエルゲア婦人の解放に取り組むべく、ブリッジ地区へと戻って来ました。

グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur's Gate 2#171_挿絵2
エルゲア婦人が捕らえられていた地区南方の家屋へと向かう途中、またもシャドウ・シーフとその対抗組織の抗争に巻き込まれてしまいました。

パリサ「考え直せ。それがあんたのためなんだよ」

シャドウ・シーフ「自分のギルドを裏切るつもりはない!あんたの嘘は信じちゃいない。他にも色々話を聞いてるしな・・・」

どうやら引き抜きだったみたいですね。

パリサ「作り話で滅び行く組織にあんたを引き留めようとしてるだけよ。連中はなぜ競争を恐れるの?それは連中が弱いからだよ」

シャドウ・シーフ「いや、我らは多少のメンバーは失ったが、その多くは自らの意思で去ったわけではない」

パリサ「そんなわけはないじゃない。彼らはどうしようと自由なんだ・・・今のあんたと同じにね。そう、今のあんたと同じに」

グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur's Gate 2#171_挿絵3
まだ話が途中のように思えたのですが、勧誘を受けていたシャドウ・シーフの方が敵意を見せちゃった。

パリサ「今の、あんたと同じにね。どうだ、これで気が済んだ?さあ、どっち側に付くの?シーッ、言わなくてもわかってるよ。そこでうろうろしてる奴!見えてるぞ!行っちまうがいい。こんな単純な事で命を落としてはもったいないよ」

特に隠れているわけでもなく、物凄く近くで堂々と見ちゃってますから、そりゃ見えているでしょうよ!
でも、このパリサという方、こういった手合いの割には紳士的ですね。

パリサ「ああ、あんたの事は聞いているよ。その時を迎えて、万が一期待を裏切ったら、あんたは終わりだからな。優位に立つのは我らのギルドだ・・・だから、心して仕える事ね。忘れるんじゃないよ」

でも、ギルドのこととなると無駄に高圧的になっちゃうのですね。そんなに自分の組織に自信がないの?
シャドウ・シーフの凋落ぶりは、素人の私ですら疑う余地もないくらいのレベルまできちゃってるわけですから、もうちょっと自信を持っても良さそうなものですけどね。どうしてそんなに余裕がないのでしょうか。

そのまま2人ともどこかへ行ってしまったので、先を急ぎます。まったく・・・夜のアスカトラは物騒でいけません。

グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur's Gate 2#171_挿絵4
さあ、エルゲア婦人!解放しにきましたよ。

エルゲア婦人「戻って来て!正気に戻った?それともまだ私をここに置き去りにするつもり?」

あずさ「あなたは自由よ。私を許してもらいたい。狂ったような誘惑に負けてしまったわ」

全てシルバーパンタロンが悪いのです!

エルゲア婦人「もう今更あなたに敬意は払えないけど、それでも感謝するわ。あなたのわがままな計画ではあるけど、他の連中の手に渡れば、もっと過酷な運命をたどっていたはずだから。あなたに与えられる物は何も無いけど、何か与える価値があなたの計画に実際あるとも思えない。でも少なくとも私は自由になったし、この恐ろしい試練がやっと終わったんだわ。有り難う。自分で外に出るわ」

うーん・・・シルバーパンタロンをウェルサーさんからスリ取っちゃっている状態なので何とも思いませんけど、もし、そういった行為無しでこんな対応を取られていたなら、それこそ狂ったような誘惑に負けてしまうところでしたよ。危ない危ない。
何と言うか、エルゲア婦人の出身地を詳しく聞きたいところです。

さーこれでティルダーさんから頼まれていた生き埋め犯を懲らしめるという依頼は完遂できました!
私のゲーム内日記でも、ちゃんと完了したクエスト行きになりましたよ。

じゃー次の仕事に取り掛かりましょう。
丁度、アイギスフィールド警務官が追っている例の皮剥ぎ事件がこのブリッジ地区で展開されていますからね。

これまでに全くその気はなかったのですが、ほんのちょっとだけ捜査が進展しちゃっていたので、まずは捜査状況を再確認するところから始める必要がありそうです。

えっと・・・

まずこの皮剥ぎ事件はブリッジ地区で発生中の連続殺人事件で、通りに居る貧しい人間を殺しては、忌まわしい方法で皮を剥いでしまうというかなり猟奇的な事件になります。
ファラジさんという子供が運悪くその現場を目撃してしまった他、物乞いのランパーさん、ホステスのローズさんも皮剥ぎ犯と思われる人物に遭遇してしまったようです。

犯人に遭遇した方の1人であるローズさんにお話をお伺いしてみたところ、殺人現場にいたのはフードを被った男で、顔を見る事はできなかったものの、男からはかなり独特な匂い・・・グリル・ベリーに似た匂いがしたそうで、商人のベルさんであれば、ベリーに似た匂いがする物について有益な情報を得られる可能性があるとのことです。
そして、商人のベルさんがグリル・ベリーに似た匂いのする物の候補を幾つか挙げてくれれば、その中から犯人から漂ってきた匂いに近いものをローズさんが選んでくれる手はずとなっていたはずです。

・・・と、いうわけで、ベリーに似た匂いに詳しいという商人のベルさんを捜しましょう。
ついでにファラジさんやランバーさんから追加で話を聞いてみるという手もありますが、できればファラジさんから話を聞き出すのは最後の手段にしたいところです。

グリル・ベリーとオークの樹皮とソリック・ベリー:Baldur's Gate 2#171_挿絵5
人を探すなら陽のある時間帯の方が良いだろうと、以前、ラエリスさんの件で訪れたファイブ・フラゴン亭で時間を潰そうと思って向かったら・・・深夜0時だというのに、ベルさんが露店営業してる!?

ベル・デルマーク「どうも、いらっしゃい。なんか興奮してるみたいだね。探し物は何だい?」

あずさ「この辺りで起きた殺人について、何か知らない?」

ベル・デルマーク「こんな恐ろしいことは、そうはないよ。俺の情報によると、皮を剥ぐっていうのは慎重かつ精密さを要求される作業だから、ただの動物に出来ることじゃないそうだ。アイギスフィールド警務官が、早く犯人を見つけてくれることを祈ってるよ。ブリッジ地区は、いつだって家族みたいに付き合ってきた。それが今は皆が疑心暗鬼だ。見るのが辛くてね。(はーっ)」

確かに殺した人の皮を剥ぐなんて時間のかるリスクの高い作業をわざわざ犯行現場で行うわけですから、元々そういったスキルを持った人の犯行という可能性もありですね。

ではいよいよ本題です。

あずさ「グリル・ベリーみたいな匂いがする物ってある?」

ベル・デルマーク「この辺りでか?ええと、そうだな。そういう匂いがする物、俺は3つ知ってるよ。まずグリル・ベリーだろ。オークの樹皮も匂いが似てる。それからソリック・ベリーも」

グリル・ベリーみたいな匂いっていっているのだから、グリル・ベリーは当然として、ソリック・ベリーが何かはわからないけど、同じベリーなら匂いが似ていても何ら不思議はなさそうです。でも、オークの樹皮も似た匂いがするのですか。
そういえば、別の世界の話になっちゃいますけど、木の樹皮からタンニンを抽出して、皮をなめす際の材料にしたことがあったような?私の予想通りだとすれば、皮剥ぎ犯は剥いだ人の皮をなめして何かに利用しているのか、それとも普段から皮をなめす職業の人なのか・・・

あずさ「地元の人達は、そういう物を何に使うの?」

ベル・デルマーク「グリル・ベリーは俺の店でも良く売れるよ。民間療法で使われるんだ。ある地域の奴隷には・・・*エヘン*・・・それが苦しみの元になったけど。オークの樹皮からはタンニンが出来たはずだよ。皮膚病に効く自然治療薬だ。何世紀も前から使われてる。なめし革職人なら、レジーク・ハイズマンって奴の店が近くにあるよ・・・もしかしたら、彼ならタンニンを持ってるかもしれない。聞いてみて損はないだろう。ソリック・ベリーは地元のパン屋が使ってる。自慢のマンブルベリー・パイの中身だ。とってもおいしいけど、店を閉めてるからな。今はベリーの季節じゃないから。もし欲しいんだったら、うちに全部揃ってるよ。今日は客足も少ないから、代金はいらない。他に何かあるかい?」

あずさ「それだけで充分よ」

ベル・デルマーク「お好きにどうぞ。また来るなら、俺はここにいるから」

グリル・ベリーに似た匂いがする物について教えてもらっただけでなく、ベルさんが挙げてくれた3つの候補をすべてタダで譲っていただけちゃうとか至れり尽くせりにも程がありますよ!

じゃあ、これをもってローズさんに匂いをかぎ分けてもらいましょう!
・・・次回ね。

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