メイズ・ランナーを観た感想と評価:映画考察

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皆さんこんにちは!
伊達あずさです。
今回は変な前置きなしで突然ご紹介する映画は・・・
メイズ・ランナー(The Maze Runner)」です。

いつもの様に作品情報から。

メイズ・ランナー
原題:The Maze Runner
ジャンル:SFアクション
製作国:アメリカ
公開年:2014年
監督:ウェス・ボール
概要:毎晩その姿を変える謎の巨大迷宮の中心部に毎月1人ずつ名前以外全ての記憶を消された少年達が謎の組織によって送り込まれていた。迷宮は夜明けとともに開き、日暮れと共に閉じる。閉ざされた迷宮の中にはグリーバーという謎の怪物が徘徊しており、これまで一人として夜明けまで迷路の中で生き延びたものは居ない。そんな緊迫した環境の中で、記憶を失った少年達は団結して集落(グレート)を作り、しぶとく生き延びていた。そんな集落に送り込まれた主人公トーマス。彼の存在が仮初の平穏を保ちつつあったこの集落に様々な変化をもたらすこととなる・・・

インターステラー以来の有名作品ですね。
2015/10/22に本作品の続編に当たる「メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮」が映画館で公開されたということもあって、今正に話題の作品といえます。
TSUTAYAさんでの貸出本数もインターステラー並に多かったです。(インターステラーよりは少なかったですが・・・)

そんな、「メイズ・ランナー」に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★

星2つです~♪
確かに「映画を観た!」という気分にはなれますけど、凄く面白かったのか言われると・・・う~ん。
何と言ったら良いのでしょうか。
原作が読みたくなっちゃう系の出来なんですよね。

と言うのも、正直、映画を見ただけではちんぷんかんぷんなまま終わるのです。
続編を作る前提で映画のストーリー配分が決められているのでしょうけど、やっぱり映画というのは一本一本それなりには完結していなければならないと思う私です。
だって、TVシリーズとかじゃないんですから、全話観ないとわかりませんっていうのでは困ります。
続編までの間隔だって1年ぐらい空いちゃうわけですしね。
にも関わらず、この映画は単体ではわけわからずじまいなのです。

しかも、メイズ・ランナーっていうタイトルを見たら、迷路内部での冒険活劇を想像しちゃうじゃないですか。
それなのに、迷路内部の冒険要素少なすぎ!!
ほぼ迷路の入り口にある集落内で話が展開しちゃいます。
悪い方向で裏切られた~~~~
とは言え、凄くつまらない!!というわけではありませんよ?続きが気になるな~とはなります。
なので私は映画の続きよりも、原作を読みたくなってしまったというわけです。
そういうこともあり、この映画単体での評価は「★★」ぐらいかな・・・と。

ここからはネタバレを含みますので、これから観る予定がある人は「メイズ・ランナー」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

主人公:トーマス
トーマスの同僚:テレサ
集落のリーダー:アルビー
集落のサブリーダー:ニュート
トップランナー:ミンホ
保守派のリーダー:ギャリー
トーマスの世話役:チャック
チェンジしてトーマスを襲った人:ベン
WCKD計画の責任者:エヴァ・ペイジ

考察・感想(ネタバレ含む)

さて、考察を始める前に・・・
どういうわけかニュートが超絶カッコイイんですけど!
もちろん顔もイケメンなんですが、物凄い順応能力と言うか、理解力と言うか、対応力というか・・・
私はニュートみたいなリーダがいいな~
(作中ではサブリーダの上、ギャリーにリーダの座を奪われちゃいますが・・・)

・・・という、私の個人的趣向はこの辺にしておいて。
謎だらけのこの映画を早速攻略してみたいところではあるのですが、既に原作がこの世に存在しているものだけあって、勝手に想像で謎の隙間を埋めちゃうわけにも行きませんよね・・・
かと言って、原作を読んだ状態で映画の謎を考察するというのも何となくずるな気がします。

そこで、映画の設定を大切にしつつ、映画内の矛盾点を補間するやり方をモットーとしていた私ですが、今回は映画内で感じた疑問点の抽出のみを行ってみようかと思います。
私の挙げた疑問点が原作や後の「メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮」で明らかにされることを期待したい!
と、したいところではありますが・・・
折角考察するわけですし、原作の答えとは全然違うかもしれませんが、最後に私なりに矛盾点をつなぎ合わせる大胆予想をしてみたいと思います。

最初にして最大の謎トーマスの存在

主人公トーマスは何故この迷宮に来ることになってしまったのか!
映画の最後にWCKD計画の全貌についてエヴァ・ペイジの口から(ビデオレター)明かされたわけですが・・・
あれはどう考えても全部ウソですよね。(だって全員死んだふりのドッキリだったみたいだし)

でも、「迷宮の脱出に挑まず、迷宮の中央部に安住し始めてしまった迷宮のチャレンジャー達に刺激を与えて脱出へ導かせる」と言う役割がトーマスにあったことは間違いなさそうです。(その役割を本人が希望したかどうかはさておいて)
とはいえ・・・だったら何で記憶を取り除いた状態で迷宮に放り込む必要があったのでしょうか・・・

大抵こういうゲーム感があるシチュエーションでは人が保守的になって進行しなくなることを防ぐ目的で「ゲームマスター」と呼ばれる人物がプレイヤーのふりをして混じって、人間関係などをかき混ぜたりすることが良くあります。
しかし、そういったゲームマスターというのは、プレイヤーより上位(情報的・権限的)にいるからこそ、人が通常であれば選ばないような危険な方向へと誘導することができるわけで、トーマスのように他のプレイヤーと同じ状況にしてしまった場合、その役目を負わせることが出来ません。

しかも、後から送り込んだテレサに持たせた記憶を取り戻させるための薬も、一旦グリーバーの毒に侵されてから使わないと意味が無いというややこしすぎる設定の理由がわからないのです。

もし、迷宮に送り込むためにはどうしても何らかの手術が必要で、その代償として記憶を失うんだとしても、薬を打ってから迷宮に放り込むなり、記憶を失わせなくても迷宮に送り込める方法なんていくらでも考えられるのではないかと思うのですよね。

しかも、後半グリーバーの毒を自らに注射した挙句に薬を投与し、記憶を取り戻したかのような雰囲気になりますが、エヴァ・ペイジのウソ話を信じ込んでいる様子から、本当に全ての記憶が回復しているのかすら怪しいままです。
どういうことなのでしょうか・・・
それとも本当は記憶が回復していて、エヴァの話に含まれた嘘に気づいた上で、他のメンバーを誘導するという本来の目的を遂行するために騙してるのかな?
なんか、トーマスをそこまで悪い人だとは思いたくないな~

グリーバーとその毒って結局なんだったの?

迷宮の中に夜出現するグリーバー。
迷宮探索にリスクを負わせるために出現する・・・というところまでは納得しましょう。
ですが、彼らは毒針を持っていて、その毒に侵されると人はおかしくなってしまうみたいです。
でも、その代わりに本来の記憶を取り戻す効果もあるみたいなんです。

う~ん・・・結局グリーバーって何のために居るの?
迷宮の障害としてであれば、そんな複雑な効果を持つ毒を使わせる必要なんてないですよね?
グリーバーが普通の生き物だったのなら「偶然毒にそんな効果がありました!」となっても仕方ないですが、あれはどう考えても人工物です。
ってことは、敢えてそのような効果を持った毒を打つアルゴリズムにされているわけです。

大掛かりな実験をしていたわけですから、グリーバーにだって何かその存在に重要な意味があったはず。
なのに全くグリーバーでなければならなかった意味がわからないままなのです。

それと、トーマスがアルビーからチェンジ(グリーバーの毒の感染者)の説明を受けた時「毒は感染する」って言われていたんですよね。
「感染するからこそ、チェンジした人を集落(グレート)には置いておけない」っていうことで、ベンは迷宮追放されたのかと思っていたのですが、違ったのでしょうか。

毒が他の人に感染するものだとすると、グリーバーに刺されたアルビーを集落(グレート)に受け入れるというのはまずい気がします。
さらに、チェンジした人に襲われ、腕を傷つけられた(その後、腕に包帯を巻くことになる)トーマスも感染した様子はありません。
もしかすると、感染から発症までには時間を要するのかもしれませんが、トーマスは後々自分でグリーバーの毒を体内に注入してしまうので、結局感染の有無についてはわからずじまいです。
どういった条件で感染するのか気になります!!
う~ん・・・誤訳なのかな?(確かに日本語字幕では広がるとしかいっていないから(体内に広がっていくっていう意味なのかな))
だとすると、アルビーは刺されても助けるけど、ベンはだめっていうのはちょっと酷すぎません?

さらに言えば・・・
ニュート曰く「グリーバーと出会ったものは皆殺されるから、見た人は居ない」
チャック曰く「(夜の)迷宮では誰も生き残れない(夜は迷宮にグリーバーが出るから)」
と2人が言っています。

実際、トーマスとミンホが夜の迷宮から生還した際も初めての出来事であったような対応でした。
だとすると・・・アルビーってどうやってグリーバーの毒のことを知ったのでしょう。
グリーバーに遭遇した人は全員死んでいるんですよね?
でも、グリーバーに遭遇しなければ刺されることもなければ、毒を持っていることも知ることが出来ません。
なんでアルビーはあんなに毒に詳しかったのでしょうか?

ニュートやチャックが嘘を言っていないとすると、「アルビーはWCKD計画側の黒幕だった!」なんていう可能性すら出てきますね。
まあ、そうだとすると、毒のことをトーマスにぺらぺら喋っちゃうのはうかつすぎますけどね・・・

本当に皆エヴァ・ペイジの話を信じたの?

迷宮のチャレンジャー達にエヴァ・ペイジ達は相当恨まれるでしょうから「自分達が死んだということにした」というのは良い方法であったとは思います。
ですが、言ってることって結構めちゃくちゃで、あんな話をされても私なら全然信用出来ないのですよね。

迷宮のチャレンジャー達はウィルスの抗体をもった人間だともしましょう。
ウィルス抗体の作り方が今までの人類の方法から逸脱している、ここでは良しとしましょう。

でも、本当に太陽に世界を焼き尽くされ、世界が破滅したのでしょうか。
エヴァ・ペイジが言うところの「太陽が世界を焼きつくした」結果が、外の砂漠世界だと思うのですけど、集落(グレート)でアルビーの帰りを待つシーンの時、大雨降ってましたよね・・・
砂漠ってそういう気候なんでしたっけ?

さらに、エヴァ・ペイジがあなた達は貴重な存在だと言っていたことに関しても甚だ疑問が残ります。

だったらどうしてあんな死人が出るゲームに挑ませる必要があったのでしょうか。
貴重なんですからもっと大事にしたほうがよくないですか?
まして、緊張状態に置きたいだけで、どうしてあんな異形の魔物(機械仕掛)まで作る必要が・・・
全然迷宮でなければならない意味がわからないのですよね。
彼女らには記憶を消す技術があるわけですから、何度でも再チャレンジできるはずです。
どうしても間近で死人を見る程の極限状態を作らなければならないのであれば、死人役はウィルス抗体を持つ彼らではない方が良いに決まってます。

トーマス達が研究室に辿り着いた時って、研究員全員が死んだふりしてたんですよね?
よく気づかれませんでしたね・・・仮死状態になる薬でも打ってたのでしょうか。
そんな巧妙に死を演出できるのであれば、グリーバーの毒を仮死性の毒とかにしておいて、後でこっそり死体を回収して蘇生させたらいいじゃないですか。
最後にエヴァが予想より多く生き残ったと言っていることから、彼らの死はど~だって良いものだったのでしょうけど。

それにですよ?
最後にトーマス達を助けに来た、エヴァの嘘曰く、反対派の人達の軍隊ですが・・・
ヘリコプターできましたよね?
最後、ヘリコプターで上空から迷宮の全貌が観られるシーンがありますけど、ヘリコプターが使えるなら上空から一気に全員助けられたでしょ!?
ど~考えても、本気で助ける気があったとは思えませんよね!?
私だったら絶対に信じられないよ~~~~~

迷路なんてなかった!!(おまけ)

メイズ・ランナーっていうタイトルを聞いたら普通どう思います?
迷宮を迷いに迷いながら探索していくお話を想像しませんか?

でも、一切迷路で迷いませんよね・・・

だって、ミンホが迷路の全体像を完全記憶しているどころか、迷路の変化パターンまで完全に把握しており、リアルタイムに迷路が変化していても対応できてしまうわけです。
つまり、馴染みの通路を走ってるだけ・・・

もうこれは「パッセージ(通路)・ランナー」です。
メイズ(迷路)っていう舞台設定をもう少し映画内で活かして欲しかった・・・
夜の迷路初体験のはずのミンホが「リアルタイムに変化する夜の迷路内でも一切迷わない」というのはどうかとおもいますけど・・・
前日の昼の状態(変化前)と翌日の昼の状態(変化後)しか、知らないはずなのに・・・
さすがはトップランナー?

まとめ

こんな感じで、何か何一つとして話が解決に向かっていないこの映画!
全くもって映画向きとは思えないのですよね。

目の前に原作「メイズランナー」が全巻あって、自分のペースで読める。
あるいは、これがドラマで毎週のように続きを見ることが出来るのであれば良作かもしれません。

ですが、こんなちんぷんかんぷんな終わり方で続きは1年後!とか言われるのは耐えられません!
あんなに沢山あるスターウォーズですら、一本一本はそれなりに完結してるのにこんな終わり方ってないよ!!
ということで、映画としては「★★」ぐらいの評価になっちゃいました。

さて・・・いくら原作があるから勝手な予想はできないとはいえ、問題提起ばかりで終わっちゃうと単に批判してるみたいになっちゃいますよね。
そこで、当たってないかもしれないけど、これまでの辻褄が合うように大胆予想!

伊達的大胆予想

まずはグリーバーの行動の意味についてです。

トーマス達が脱出したルートってグリーバーの出入口だったみたいです。
その出入口付近ではチェンジして追放されたベンの服だけが見つかりました。
グリーバーが夜に集落(グレート)を襲撃した際も、皆殺しにするでもなくあっさり退散しています。

これらのことから、「グリーバーは人の捕獲が目的だったのではないでしょうか」。

では、なぜグリーバーが毒を打った挙句、捕獲する必要があったのか。
エヴァ・ペイジが極限状態の脳を調べる必要があるといっていたことなどからも、「極限状態」と「脳」がフレアウィルス打開のキーとなっているはずです。
そして、グリーバーと対峙した人は、それこそ極限状態にあると言っていいはず。
グリーバーはそんな極限状態の人に対し、フレアウィルス(グリーバーの毒)を注入し、その後、研究室に運ぶ・・・
研究室ではフレアウィルスに対し脳がどのように対抗するのか観察していたのではないでしょうか。
これだと、エヴァ・ペイジからのビデオメッセージ中にフレアウィルス患者の映像が映っていましたが、その症状の雰囲気がチェンジの症状と似ていたのも辻褄が合います。

それに最後にして最大の謎「ギャリーがなぜ研究室に1人で来れたのか」についても説明が付きます。
彼はトーマス達が集落(グレート)を去った後、グリーバーの襲撃にあい、毒を打たれた上で連れ去られます。
連れ去られた彼は、いつも通り研究所に運ばれるも、本来そこから身柄を引き継ぐはずだった研究員達が死んだふり状態だったため、上手く引き継がれず自由の身となってしまっていた。
とすれば、あそこで合流できる可能性もなくはありません。

では次に、エヴァ・ペイジ達が何故グリーバーを使ってそのような捕獲を繰り返していたのかです。
エヴァ・ペイジ達は生来からフレアウィルスに対する耐性をもっている彼らがどうやって耐性を作り出したのかという過程を観察したいがため、既に体内に存在するフレアウィルスに対する耐性を消してしまっているのかもしれません。
その耐性を消すためには一時的に脳の一部を休眠状態にする必要があり、その結果記憶が失われるとか。
この状態から極限状態+フレアウィルスでフレアウィルスに対する耐性発動!となり、その発動の瞬間を研究すれば、生来耐性を持っていない人も治せるようになるとか・・・
ついでに、耐性発動時に休眠状態だった脳が目覚めるために記憶が蘇る!
こう考えると、色々辻褄が合うのですよね。

先ほどの私の推測が正しいとするならば、耐性があるはずの集落(グレート)の人達がグリーバーの毒(フレアウィルス)で死ぬのは変です。
さらに、治療法が見つかっていないはずなのにテレサが持っていた薬で治るのも変じゃないですか?
ですが、上記のように彼らのフレアウィルス耐性が一時的に停止されていたのだとすると・・・

1. グリーバーの毒で死んだ人は、脳の覚醒条件(極限度)が足らなかったために耐性が現れず死亡。
2. テレサが持っていた薬はトーマス達のフレアウィルス耐性を止めている部分に効くもので、脳の休止状態を強制的に解除する薬だった。(フレアウィルスそのものに効く薬ではない。だってそんなものがあったら研究終了だし!)

これならバッチリです!

さてさて、これらが真実だとすると・・・記憶を取り戻したギャリーが出られないって言ってるのにも別の意味が見えてきます、
実は既にもう何度かこういったループを続けさせられてしまっている可能性がありますね。
記憶を消される→グリーバーに捕縛→フレアウィルスを打ち破る程に脳が覚醒せず仕方なく薬を打つ→記憶を消されて再投入(別の場所で)といった無限ループが繰り返されていたなんてことがあったのかもしれませんね。
そんな経験からギャリーは出られないと言っていたのかも。
そうやって考えると深い!

でも、もしそうなら、ベンやギャリーって成功ケースだった可能性があるんですよね。
刺されているのにアルビーみたいに昏倒するでもなく、記憶は戻っていたので。

トーマスはこんな感じで、フレアウィルスを打たれても自力回復する人の発生率を高めるために、皆を極限状態(より危険な方へ)誘導する役割があったのでしょう。
こう考えた上で改めてトーマスが他の人から言われていたことを見てみると・・・

君は好奇心が強い
君は彼ら(研究者達)に気に入られていた
全部お前のせいだ!

何だか納得がいくセリフのような気もしてきちゃいませんか?

こんな感じの予想でいかがでしょうか!

ちなみに蘭丸さんは、アルビーも実はトーマス同様研究所の人で、本来のゲームマスターはアルビーだったにも関わらず、全然成果がでないためにトーマスが追加投入されたのではないかという説を推していました。
そう考えるとテレサ投入にも理由が付きます。
アルビーがグリーバーに刺された時、トーマスによってグリーバーが倒されてしまったため即時回収できず集落(グレート)に連れ帰られてしまいました。
そこで、アルビーが死亡しないようテレサに薬を持たせて行かせたのではないでしょうか。
アルビーも研究所の人だったとすると、記憶を取り戻したアルビーがグリーバーに連れ去られる際、サブリーダであるはずのニュートにではなく、トーマスに対し「皆を頼む」と言った理由についてもまた別の深みが出てくるんですよね。

一生懸命考えては見ましたが、結局原作をしらない私の勝手な予測に過ぎません。
真実が気になる方は原作をどうぞ!(私も機会があったら読んでみたいです)
以上です!

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メイズ・ランナーを観た感想と評価:映画考察」への6件のフィードバック

  1. 梧桐初夏

    メイズランナー全て映画館で見たけど、デジタルデビルサーガ・アバタールチューナーに似てるなーって印象でした。

    返信
  2. せん

    メイズランナーの考察
    面白かったです
    なるほどって思いました。
    年をとると些細な疑問も疑問と思わなくなっている気がします。
    脳がどうこうというより心や感情が鈍くなっている
    膨大なデータに無知にならされている感が
    あるのですが、戦後の政策でもあるのでしょうが今回の事で実感しました。

    返信

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