Studio POPPO

投稿日：2018年8月7日

栁澤です！！こんにちは！！
ああー。子供のころは海岸から3キロ以内に住んでいたので水の澄んだド田舎の日本海で素潜りなどしたもんです～。フィンつけて泳ぐと興奮が半端ないよねー！
今考えたら、日焼けするだろ！正気の沙汰ではない！と思いますが結局、中高でテニス部に入ってたのでやっぱり正気の沙汰じゃなかったっぽい栁澤です。

海で素潜りしているとアメフラシやら、キモイ生物にてんこ盛り出会いますが…「ナマコ」に会ったことはありますかね？私は正直ナマコに興味がなく、もしかしたら出会っていたかもしれないけど、ちょっかいを出したことはありません。ナマコじゃなくアメフラシにちょっかいをかけたときは紫色の汁を出されてしまいました。

でも…ナマコにちょっかいなんて出さなくて本当に良かったなって今は思うんです…ナマコの恐ろしい生態を知ってしまったのです…。

まぁアメフラシやウミウシも、海辺に住んでる素人のガキに捕まえられるし、あまりナマコのことを言えませんが、ナマコって基本、のろのろしてますよね。そんなやつ、美味しく食べられちゃうんじゃないの？？？海の中ってナマコのようなのろのろしたやつが生き残れるほど平和というか飽食の時代なのですか！！？

「ナマコ　レシピ」って調べると結構人間さんがナマコを食ってますけど…。そりゃね、ホヤみたいな見た目のものすら食べるんだから（←宮城県民の伊達さんとかが主に）ナマコも食うんでしょうけど…。

ナマコは自然界では、海底でのろのろしてても実はあまり人気食ではないそうです。何故ならば、ナマコの体には「サポニン」っていう毒が含まれているから！毒というものは、食べたら分解するためにエネルギーがたくさん必要になって、「逆に疲れる」っていうのが自然界ではお決まりになっております（？）ので、ナマコを積極的に食べたいという魚はあまりいないのです。だからナマコはのろのろしていても生きていられたんですね。

どうして人間は食べても大丈夫なのかというと、人間がナマコに比べたらだいぶ大きいから。人間ほど大きいとナマコに含まれるサポニンの量では死ぬような事態にはならないみたい。お腹は壊すけど。ちなみにサポニンには美肌効果があるとかいう話もありますがそれは食った場合に得られるものではなくて、皮膚から摂取した場合…なのかな多分…(;´Д｀)

そんな微妙な毒物「サポニン」のおかげで、ナマコは、敵の「食べたいものランキング」の上位に来ないことによって、生き残ってきたわけですが…、海の中にだって飢饉はある（？）わけで…多分。
どうしてもナマコを食べないといけない…いやだけど…！っていう場合が生じてしまうことがあります。そんな時はナマコも狙われてしまうわけですが。
そんな狙われたナマコの必殺技がエグすぎる。私子供のころナマコに興味持たなくて本当に良かったです。

ナマコは「あっ、こいつ僕のことを食べようとしている！」と身の危険を感じると、内臓を吐き出します。「おぇー！」って。
ヒトデの中には胃袋を外に出して相手を包み込んで食べたりする変わったやつがいたりしますが、そういうのじゃないの！！！！！内臓を、臓物を、ぺっって、吐き出しちゃうの！！

そして、敵がその内臓を食べてる隙に逃げる。それがナマコの処世術。

え？内臓がないと生きていけないんじゃないの？大丈夫なのナマコ？って思うところなんですが、ナマコは生命力＆再生力が抜群にあるので、最低限生命維持に必要な臓器だけ残して後はもう、命を取られるくらいならもう食べてください！って差し上げてしまうそうです…。全治二か月だそうです。

あああぁあ…！水遊び程度でナマコにそんな覚悟をさせずに済んで良かったよお…！！
肉を切らせて骨を断つ！いや、勝ててないけど…。すごい捨て身技だよぉおお、ナマコ～。

そういうわけですから、海底でナマコを見つけてもあまり刺激しないでくださいね、内臓を献上されても困りますよね…？こわい…！！マジでナマコ怖い！！

栁澤でした！！ではではでは！！

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