やりかけのFE「暗黒竜と光の剣」DS版終わらせてみた。

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こんにちは。栁澤です。
伊達さんが一生懸命FC版のFEをやっているわ、ちまたではifがヒドイヒドイと言われながらも話題になっているわで、私もFEしたくなってしまいました。

というわけで久々にDS版のファイアーエムブレムを起動!
この「暗黒竜と光の剣」はSFCでも出ているので、もうやったことがあって、わたくし途中で飽きたらしく何故か24章で止まってました…あと1章じゃん…。
というわけでさくっとクリアしてエンディングを見てみました!

幼少のころのようにシーダも誰も死亡していないので、ちゃんとしたエンディングだったはず…?

なのですがDS版の追加要素として、難易度ノーマルの時に限ってFC版にもSFC版にもなかったチュートリアル的な序章が追加されていまして、そこで必ず仲間が1人離脱するのです。
ストーリー上必ずなので、死亡扱いではないようですが…オームの杖があってもダメです。(離脱が本編じゃないので試していないけど多分だめかと…)

(あ、導入部分が関係するエンディングのネタバレになる可能性があるのでこの先は閲覧注意です!)

マルスってアリティアという小国の王子なんですよね。
でもアリティアって、ある日、同盟国に裏切られて占領されてしまうんです。
んで、マルスは一緒に落ちのびた数名の部下と共に、タリスという国に身を寄せています。
そのタリスが突然賊に襲われてしまったので挙兵するところからマルスの旅の始まりとなるわけなんですが…

FC版、SFC版、DS版難易度ハードではいきなりタリスにいるところから始まるのですが、DS版は難易度ノーマル限定でプロローグである、タリスに逃げる過程をプレイすることができます。
これが序章。
そんでもって、そのプロローグで必ず仲間を1人犠牲にしないといけないのです。

プレイしてみると、おなじみのアリティア騎士団の中に、FC版とSFC版では見ない顔の人が1人います。名前はフレイさん。
つまりフレイがいないFC版、SFC版では、プロローグが省略されていて、フレイが犠牲になったってことなんですね。
なら、せっかくだし同じじゃつまらないじゃないですか!
つーわけで、私はアベルに死んで(?)もらいました!!
ジェイガン、ゴードン、カイン、アベル、フレイから犠牲者を選ぶシステムです。
ちなみにここで犠牲者をさらに増やすと、序章クリア後にドーガと共に新キャラの「ノルン」っていう可愛い女子アーチャーが仲間になります。
犠牲者を出さないと仲間にできないキャラがいるなんて…FEにそんなことあっていいんですか…!?
ある意味、FEの常識を打ち破ったソフトですね!まぁ…どちらかを選んだらどちらかが仲間にならないというマップは当初からありましたが…。(パラディンor勇者)
「ユニットが死亡する」っていうのはFEでは絶対的なタブーという感じだったのに、色々斬新なのですよ、このゲーム。
DS独自の要素として各章の「外伝」に分岐することが出来るのですが、その条件が「ユニットが15人以下である」とか「○○が死亡している」とか、往年のFEファンが悲鳴を上げそうな(笑)条件だらけ!
なので、アリティア騎士団も例にもれず、新キャラ2人と始めたければフレイ以外に2人捨てなければいけません。
ちなみにあまりの不評ぶりに、同様の分岐の仕方をするシリーズはその後、出ませんでした…。(続きのソフトである「DS版 新・紋章の謎」ですら…)
そんなにファンの声を聞いてくれるならあのifの売り方どうにかならないんですか(´;ω;`)任天堂さまあああ!
スペシャルなエディションじゃなくていいから、(冊子とかマウスパッドとかいらない~)どっちもOKバージョンをカートリッジで出してくださいー(´;ω;`)
本体が壊れたら買い直しのDL版なんて嫌にきまってます…!
ポケモン程度の、「交換したら図鑑コンプリートできるよ」程度の違いじゃないんですから…。うっうっ(´;ω;`)

えー、そんなこんなで、大幅に脱線しましたが話を戻しまして
ノルンちゃんの出番がないのは残念でしたが、私のアリティア騎士団は、アベルの犠牲のおかげでタリスに逃げることが出来たのです。
いきなり有無を言わさずアベルのいるアリティア騎士団で始まっている伊達さんとは違うわけです。

で…本題なんですけど、このように、オープニングがマルチなのに、何故かエンディングがマルチではなかったようなんです…。
あんまりないなぁそんなゲーム(´Д`;)ていうか見たことがないですぞ。

キャラクターを死なせずにクリアすると、エンディングでそのキャラクターの後日談が読めるのですが、
このゲームには、美人3姉妹のうちの2人がアベルを好きになり、アベルは妹のほうを選ぶっていう設定があります。
しかし、今回はアベルいないのに、この姉妹はアベルを取り合ったような後日談になっているんですよね…。
後日談に、「アベルを取り合いました」とは書いてないけど、FEファンなら誰でも知ってることです。(マルスたちの戦いは「暗黒竜と光の剣」では終わらず、その次の作品(SFCが初出?かな?)があるのですが、そこでアベルは妹の方と良い仲になっておられますからね…)
しかし「DS版暗黒竜と光の剣」だとアベルが最初っからいないという始まり方をする場合があるので、美人姉妹が恋するのもアベルとは限らないのかな?SFC版では、ゲーム中に色恋沙汰は発生しなくて、そういう「設定」ってだけなので、例えそうだとしても誰だか分からない!アベルが死ぬと想定していなかったように思えて仕方ない!全員がフレイを犠牲にするわけじゃないよ~!?
アベルを生かしておいても文章が変わらないかどうか検討する必要がありますかね………う~ん。「アリティアの騎士に恋を…」と、書いてあるから、アベルが生きてたらアベルのことだなって思うだけで、文章は変わりそうもないけど…。
でも、姉妹の妹が登場するのはものすごく終盤なので、それまでの間にアリティアの騎士が一人も生きてない可能性もあります。(アリティアの騎士は…カイン、アベル、ドーガ、ゴードン、ジェイガン、フレイなら当てはまるかなぁ。ゴードンは「ナイト」でいいのだろうか。そもそも騎士団だからいいのかな)
その場合は何が何やらさっぱりです。誰に恋をしたんですかって言う話になっちゃうよ。

アベルが最初からいない時は、姉と妹が男を取り合ったなんて感じさせない後日談が良かったと思う私でした…。

あと昔はガキんちょだったので気にしていなかったけど、FEってやたらと誰が誰を好き~とかが多いです…。
でも、ゲーム中ではそんなこと全然分からないんです。
マルスとシーダですらも、公認のカップルのように思ってましたがゲーム中ではそんな色気のある話はほぼ無しです。
客観的にはシーダはマルスにとっては世話になっている父の友人の娘。実は、何でマルスの旅立ちに付いてきたのかも良く分からないのです。
まぁ密かに好きだったから、とかなんでしょうけど、けっこう唐突です。姉妹がアベルを好きなのも唐突ですし。
3姉妹のうち2人がアベル、残り1人はマルスが好きなのですがそれも唐突。好きである必要性が皆無だし、だから何だっていう感じの設定です(^_^;)
ゲーム中に設定が活かされることがほぼないので、謎ですね…。
エンディングの後日談でも「戦火の中で恋をして剣を置いた」とか突然言ってるキャラもいます。意味が分からん!恋推し過ぎるだろ!
(その割に、ちゃんとストーリー的に意味がある恋の「レナ」と「ジュリアン」は後日談で絡んでる様子が全くないという矛盾…レナさんたちに恨みでもあるのかぁああ)

こういう、良く分からない恋愛要素が昨今のFEのギャルゲー化を生む元になったのかもしれない…。おかしくなってきた一番の原因は聖戦の系譜だとは思いますが(・_・;)別にストイックなシミュレーションでいいのになぁ。いや、マイユニット系のゲームは大好きなんですよ、戦国無双クロニクルとか。だけどFEだし…。

やりかけのFE「暗黒竜と光の剣」DS版終わらせてみた。_挿絵1

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