ペットの一大事に備えよ!:ペット保険!

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チェーホフの話をいたしましたが、当時、母はチェーホフに何かあった時のために毎月2万円ずつ積み立てしていました。
犬には健康保険証がありませんから、突然大手術となったら、すごいお金がかかることは分かりきっているからでした。
チェーホフは高校生の時に蘭丸さんちに来たので、蘭丸が社会人になった時も当然いましたので、社会人になった蘭丸もチェーホフ積み立てに参加していました。
結果、(大病をしない犬もいるんでしょうけど)チェーホフは手術こそしなかったですが(手術をすると全身に広がってしまうというたちの悪いガンだったので、手術はせず、抗がん剤をずっと打ちました。余命は1年といわれました。)長期間の治療をしました。積み立ては、役に立ったはずと思います。
私が積み立てたはずのお金は、おかんのはからいで戻ってきてしまいましたが…。

こんな話を聞いたことがあります。獣医さんの雑談です。
ゴールデンハムスター(2千円くらい)を診せに来た親子がいた。
治療に7千円かかると伝えると、親は、「どうしてそんなに高いのか?元は2千円なんだぞ?新しいのを買ったほうが安くなるじゃないか!」と言った。
子供は黙って親を見ていた。
獣医さんは「なら、新しいのを買えばいいじゃないですか」と言った…そうです。
子供はどう思っただろう。
この獣医さんのセリフは、的を射てはいますが、子供にどう影響したかは心配ですね。

それにしても上記の話…車ならわかりますよ。車なら。
車屋さんは「こりゃー、新しいの買ったほうが早いですよ!」と絶対言います。(しかし修理して使う変態な蘭丸。)
しかし、ハムスターは、物品じゃないです。2千円で売られていたかもしれませんが、そのハムスターはこの世に唯一のハムスターなのです。
そんなこと言ったら、お前の子供なんて、値段タダじゃねーかーーー!!
種付け料だってタダでしょうがー!?!ゲフンゲフン。

チェーホフは正直、値段の張る犬だったので、蘭丸は自分と比べて「こいつのほうが値段高けえな」といつも思っていました…チェーホフなら、7千円で納得なのでしょうか?ハムスターやカブトムシ(500円)はだめで?そんなばかな!

どう頑張ってもペットは家族です。家族じゃないって思おうとしてもどうしても家族になってしまうものなのです。
だって可愛いから。
家族に値段はありませんよね。どうしてもお金の話にしたいのなら、「お前、ペットショップで2千円でだって売れるのかよ!絶対売れねーだろ!」ということです。ハムスターのほうが値段でいえば高いんです。「ふん、私には生産性というものがあるわ!」と思う人もいると思いますが、生産性は、金銭には換算できませんが、きっと心を癒すっていう効果があったと思います。プライスレス。チェーホフみたいに。チェーホフもバカみたいに食べてバカみたいにうんこするところだけ見ればうんこ製造機ですが、絶対にチェーホフの役割はうんこ製造機ではありません。家族です。可愛い一番下の弟です。癒しです。これ以上の癒しを7千円では買えません。実際に6桁円で買ったわけですから7千円では買えませんけども…それはおいといて。

獣医さんはぼったくってるわけではありません。獣医さんも、開院するために大金をはたいているから稼がないといけないし、実際に治療すれば、お金はかかるんですから。機械1つ買うのにもお金がかかっています。
人間みたいに、点数制ではないだけです。三割負担でもないだけです。
もしこれが人間で、7千円の三割負担なら…初診料合わせて納得の値段でしょうか。ぼったくりでは決してないでしょう。
歯医者さんで定期検診したらこのくらいですもんね。うん。

今は、ペット保険っていうものが充実しています。
この、国民総ペット大好き時代に合わせてきてますね。
悔しい思いをしないため、ペットを飼っている方は是非、自分で勝手に積み立てするか、保険に入ることをお勧めしたいと思います!
私が大人になりたかった理由の一つが、ペット(小鳥ですが…)が病気になったらすぐ自分だけの判断で病院に連れていける足(車)と、治療費がほしい!ということと、ペットの命を守るための設備を充実させたい、からでした。
小学生のころ、インコのひなを温めないと死んでしまうのに、祖母に「居間(暖かい部屋)に置くな」と怒られて(理由は非論理的なこと。オウム病という病気の存在をテレビで見たから、という理由。その病気の感染経路やら詳しいことは全く知らない)、寒い自分の部屋に鳥かごを持って行って学校へ行ったら、学校から帰ったころにはもう死んでしまっていた時、そう強く思いました。
祖母ぶっ殺す…じゃなくて、大人になって絶対にこんなことが起こらないようにするんだ…と。
ペットは子供が飼っていいものではない、大人じゃないと守れない、ともこのとき思いました。
今の自分なら「うっせー!オウム病ってのはうんたらかんたらうんたらかん(略)、もういい、部屋に保温設備を構築してやる!!」とか言えたのに。

あなたのお子さんがペットを飼いたいと言って飼った場合それは、親であるあなたのペットです。ペットをちゃんと家族として愛せないなら子供が「ぼくが絶対に世話をするから!」といっても飼ってはダメです。
積み立てをするのは、親ですしおすし。
あなたが子供なら、大人の全面的支持を得られないのに飼ってはダメです。あなたには資金力がないので、ペットが死んでしまうのをただ見ていなければならない羽目になる(かもしれない)からです。
でもそれはあなたが子供だから悪いのです。とっとと大人になって、ペットを守れる資金力を身につければいいんです。

よそのペットがどうなろうと知ったことはないけれど!
自分だったらということでこんな話になりました!
ペット保険or積立て、大事ですよ!

おしまいです!

ペットの一大事に備えよ!:ペット保険!_挿絵1

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