AKB48選抜総選挙からスピーチの最適な長さついて考えてみる

投稿日:2015年6月9日

前回からの続きです。

今回はAKB48選抜総選挙におけるスピーチの最適な長さについて考えてみたいと思います。

AKB48選抜総選挙におけるスピーチって1人当りどれくらいのスピーチ時間があるのでしょうか。
結構順位によらずみんなバラバラのようです。
とは言え、上位の人でも6分話すと長い部類に入ってきてしまうようですね。

よく「3分間スピーチ」という言葉を聞くように、興味が無い状態からでも人が聞いていられる時間として3分程度が良いようです。
しかし、上位の人であれば、支持者の数が多いわけですから多少長めに話したとしても問題はないでしょう。
ですが、それ以外の場合は3分より長く喋ってしまうと逆効果になってしまうかもしれません。

本当はもっと感情的で夢があるお話なのかもしれませんが、この場ではドライに考えてみます。
選抜総選挙の候補者はスピーチで「次回で更なる票を集めること」を目的としてスピーチをするとしましょう。
それを前提とした場合、スピーチの対象は大きく分けると4パターンです。

  1. 自分に票を入れてくれた人
  2. 自分を知っているが票を入れていない人
  3. 自分を嫌いな人
  4. 自分を知らない人

恐らく、このスピーチで最も重要なのは4の人、次いで2の人に対するアピールです。
できれば、3の人の気持ちを変えたいところですが、短い時間で嫌いを好きにするのはなかなか難しい・・・
よって、より嫌われるようなことにさえならなければスピーチ的には十分成功です。
1の人に関しては、スピーチで大失言さえしなければ恐らく問題にはなりません。

次は、各パターン毎にスピーチの長さが及ぼす影響について考えてみます。

1. 自分に票を入れてくれた人
この人に関しては、恐らくスピーチの長さは気にならないでしょう。
むしろ、長く喋ったほうが喜ぶかもしれません。
ですが、短かったからといって、それが理由で嫌いになったりはしないでしょう。

2. 自分を知っているが票を入れて居ない人
この人に関しては、恐らく他に気になる人が居るはずです。
よって、自分のスピーチより、お目当てとなる人のスピーチを長く(早く)聞きたいと思っているはずです。
そのため、短い分には気にも止めませんが、長いとイライラし始めるかもしれません。

3. 自分を嫌いな人
この人に関しては、長かろうが短かろうが恐らくイライラすることでしょう。

4. 自分を知らない人
この人も2同様に、短い分には気にも止めないでしょうけど、長いとイライラするかもしれません。

こうやって考えてみると、スピーチが長いことによるデメリットはかなり大きいような気がします。
では、短ければいいのか・・・というとそれはそれで折角のチャンスがもったいない。
だからといって、現状ではさほど自分に興味が無い相手にいきなり長いスピーチというのはマイナスです。
よって、理想的なのはゼイガルニク効果単純接触効果を考慮した短めのスピーチです。

3分のスピーチが最適な長さとするならば、それより短めの2分程度が好ましいでしょう。
スピーチの長さに物足りなさを感じさせる程度がベストです。

ある程度の運が必要となりますが、できれば自分より前に話した人より短くまとめるように心がけると良いかもしれません。
あまりにも前の人があっさりとスピーチを終えてしまうとそのスピーチの長さが新たな基準になってしまうため、頑張って短めのスピーチを用意しても相対的に長く感じさせてしまうかもしれません。
前の人が数秒程度しか話さないなどの特殊例なら話は別ですが、自分が想定していた時間とほぼ同様か若干短い場合には、思い切って短めの調整をするぐらいが良いかもしれませんね。
スピーチが短くなれば、「自分に票を入れてくれた人」を失望させるような大失言をする可能性も減りますし、「自分を嫌いな人」に更に嫌われるような事態も引き起こされづらくなるはず・・・

さて・・・リスクを避ける話が先行してしまいましたが、リスクを避けて無難な方法を取るばかりでは勝利はやって来ません。
ファンを増やすために短いスピーチで「自分を知っているが票を入れて居ない人」と「自分を知らない人」の心をどうやって掴めばよいのか・・・
それは、長くなってしまったのでまた次回考えてみたいと思います!

うわ~ただの雑談なのにどこまで引っ張るの~

AKB48選抜総選挙からスピーチの最適な長さついて考えてみる_挿絵1

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