キツネは「にゃー」と鳴く

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こんにちは、栁澤です!
日本人の常識として、猫は「にゃー」、犬は「わん」、ネズミは「ちゅー」、ニワトリは「コケコッコ」と鳴くことになっており(?)、ニワトリが雄たけびを上げれば「こーーけっこっこー!」と聞こえる仕様になってしまっていますよね。

そんな定番鳴き声シリーズのひとつに、キツネは「こんこん」と鳴くというものがあります。だがしかし…上記に例を挙げた動物と違って、キツネが鳴いているところって我々は見る機会がそうそうないですよね。ちなみに私の実家のあるあたりはキツネが普通にPOPしてますが…それでも走り去るのを見るのが精いっぱいで、鳴き声までは…。しかしどんな鳴き声なら「こんこん」に聞こえたことにすることができるんだ?と思って調べてみたら

またしても動画を埋め込んでスミマセン…

「にゃ~~~」と鳴いてますね…。完全に「にゃー」です。キツネは猫目犬科なので、にゃーと鳴いたらおかしいってわけではないんですがこれは意外…。何で日本ではキツネと言えば「こんこん」と鳴くことになっているんでしょうか。(場合によってはワンと鳴くこともあるようです。犬の仲間だから…)

日本ではこのニャーとかワンとか鳴くキツネの鳴き声を文字におこすと「こんこん」になる理由は、色々あるようですが、昔とは、ひらがなの発音ニュアンスが違った、という説があるみたいです。確かに犬も、古典の世界では「ビョウビョウ」と鳴いたりしてます…(;´Д`)キツネは動画のように甘えるとき以外は「ギャン」とか「わん」とか言う感じで鳴くこともあるのでそれを聞いた昔の人が、「こん」にしといた説。ちなみに鎌倉時代の書物だと「わう」とか「くわい」と表現されているそうです。この「くわい」が変化して「こん」になった可能性もありそうかも~?

古来から日本人はキツネを神聖な生き物と思ったり害獣と思ったり妖怪と思ったり、とにかく懐かせて甘えさせるものではなかったので「ニャー」という声を聴くことはほぼ無かったのもあり、しかも現代だと滅多に狐にお目にかかることすらないので「こんこん」でFAなんでしょうきっと多分。

それにしても甘えてる狐の鳴き声は完全に「ニャー」にしか聞こえないなぁ…。

栁澤でしたm(_ _)m

キツネは「にゃー」と鳴く_挿絵1
で、何でカブトムシとか描いてるんだこいつ感

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